私は聖女になります、性女(娼婦)にはなりません

ブラックベリィ

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第13章 グリフォンをテイムしちゃいました

226★私って我が儘かも………

 内心の葛藤を隠して、エリカはにっこり笑ってお礼を言う。

 「アル…
  ドレスやアクセサリーを
  用意してくれてありがとう
  嬉しいわ

  あとね…ドレスって
  着たコト無いから
  よろしくね」

 「大丈夫だ
  騎士としての修行の中に
  ドレスの着付けなんかも
  していたから、大丈夫だぞ

  どっちにしろ
  エリカの身の回りのコトは
  全部俺がするから………」
 
 エリカに頼られたコトが、とにかく嬉しいというアルファードだった。
 その会話を黙って、生温い表情で見詰めている、オスカー達だった。
 その視線に気が付いたエリカは、ちょっと首を傾げて言う。

 「アル、西の宮には
  ギデオンさんやレギオンさん
  オスカーさんは一緒に行くの?」

 「いや、3人とも行けないんだ
  オスカーは、副団長としての
  業務があるし

  ギデオンとレギオンには
  グリフォンについて

  無茶を言う者達への
  対応に当たってもらうから

  どっちも俺の義弟で
  皇子だからな

  オスカーの手助けになるし……」

 アルファードのもっともな言葉に、エリカも納得する。

 「なんか、色々と面倒ごとを
  作ってごめんなさい

  でも、レオ達が欲しかったの

  グリフォンで、大空を自由に
  駆けるアルやオスカーさん達を
  見たかったの

  余分な訓練もさせちゃうけど
  さっそうとグリフォンに
  騎乗するみんなを見たいの…
  我が儘で………」

 「良いんだよエリカの望みは
  全部…俺達で叶えてやるよ

  今回のグリフォンは…
  俺達の方がお礼を
  言いたいんだ…なっオスカー」

 「そうですね
  姫君、魔法騎士団は確かに
  最強と言われていますし
  実績もありますが

  目に見えて他の騎士団と違う
  特徴がありませんでした

  それが、誰が、我々を見ても
  違いがはっきりするんです

  グリフォンを駆る騎士団として
  姫君のお陰です

  訓練は、騎士に付き物なので
  誰も気にしません

  どうしても、気になるのでしたら
  騎士達にお菓子などの
  差し入れをしてください

  それで充分ですよ」

 オスカーの優しい言葉に、エリカは、ほっとして笑う。

 「はい、色々なお菓子と
  食べ易い軽食の
  差し入れをしますね」

 そこへ、畳み掛けるように、ギデオンとレギオンが話しかける。

 「俺達は、兄上の副官です
  兄上の仕事の補佐をするのが
  仕事なんです

  今回のグリフォンについての
  交渉窓口に、俺達がなるのは
  当然なんです

  その為の皇子なんです」

 「そうですよ
  その為に皇子でいるんです

  我々より身分が上の人間は
  父上とアルファード兄上達
  だけですから……

  他の兄弟達は………
  交渉に来れるような立場に
  騎士団内でなっていないから
  大丈夫です

  全部、臣下ですから
  身分で押し通します」

 魔法騎士団の団長副官としての立場と皇子としての立場を、しっかりわきまえていながら、皇子としての立場も使うという2人にエリカは感動していた。










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