お犬様のお世話係りになったはずなんだけど………

ブラックベリィ

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弟4章 狂信者集団と対決・前哨戦

258★後始末をしてくれる人達を連れて来てくれたようです

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 そんな和輝の隣りで、コキコキとクビを鳴らしていた竜姫が嗤う。

 「やぁ~ねぇ~……アタシや乙姫、竜也に輝虎もいるんだからぁ
  怪我なんて心配無いでしょ

  それに、怪我の手当ては、竜也も和輝も得意だから、大丈夫よ
  でも、後始末してくれる人達は、確かに貴重よねぇ~………

  こいつ等(狂信者集団)の面倒を見てくれるんだからさ」

 水鳥はそんな竜姫に、平気で言う。

 「竜姫さんみたいな人が居るから、余計心配なんだよねぇ~……
  ほら、暴走するんじゃないかって、つい思うんだよね
  それに、乙姫さんっていう、天然な人も居るからねぇ~……
  
  僕も、和輝だけだったら、こんな風に心配しないよ
  なんと言っても、和輝はずば抜けて、強いからね」

 そんな水鳥の言葉に、怒ることも無く、竜姫はさらりと言い返す。

 「やぁ~ねぇ~……それって失礼よぉ…こいつ等とやり合うのに
  暴走なんかするはず無いでしょ……

  8年前の身体が成長していないアタシじゃ無いんだから、楽勝よ

  まして、心身共にちゃぁ~んと当時から成長しているんだもの
  冷静な対処だって出来るわよ、ねっ竜也

  それに、乙姫だって、いざっていう時に、充分戦えるぐらい
  アタシが、ガッツリと鍛えてあるわよ………

  今回は、輝虎っていう戦力もあるしね」

 竜姫からポイッと話しを振られた竜也は、クイッと中指で眼鏡のブリッジを上げて、1番戦力的に弱い乙姫に怪我が無いかを確認しながら答える。

 「ああ、それは確かだね

  まして、8年前のあの時と違って、回りに被害が出ないように
  なんて気を使う必要が無い場所だったからねぇ~…楽だったよ

  お陰で、あの時と比べてると、随分と戦いやすかったしね」

 竜也の言葉に、和輝も頷いて答える。

 「まっそういうコトだ

  戦う前に、場所とかの設定が出来ていたのは良かったな
  それに、最初っから、武器も防具も装備していたからな

  今回の戦闘は、格段に楽だったな」

 水鳥はその説明を聞いてコクコクと頷きながら言う。

 「そう、計算してやったんだぁ~……ほっとするよ」

 そんな会話の中、目立つ2人がいつ間にか居ないコトに気付き、啓太が心配そうな声を出す。

 「なぁ~…乙姫ちゃんに、輝虎の姿も見えないんだけどぉ…… 
  和輝ぃ~2人は何処に居るんだぁ? 何か、気になるんだけど」

 その言葉に、和輝はひとつの家を指差す。
 そう、優奈と真奈が桜を引き連れて、真っ先に避難させたペットハウスを………。

 「あの家にいるぞ」

 端的に言う和輝に、啓太は首を傾げて聞く。

 「何で?」

 「啓太、銃刀法違反………って、言葉知っているか?」

 和輝に問われた啓太は、馬鹿にするなという感じで、問い掛けに答える。

 「流石に、俺だって、銃刀法違反って言葉ぐらい、知っているよ
  やくざ関係の事件っていうと、必ず出て来る言葉じゃん」

 何を言っているんだと言うように答えた啓太に、竜也はニッと嗤って言う。

 「だから、そういうコトだよ………ようするに、僕らも使ったの
  で、2人に家の中に持って行ってもらったんだ
  証拠が無ければイイんだからさ」







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