97 / 328
0097★ネズミーランドは危険がいっぱい?7 11人でパーティー組みます
しおりを挟む
神護達11人は、人ごみを掻き分け、なんとか入場口へとたどり着いた。
はぁ~…なんとか、入場口にたどり着いたけど………
警備員の数がはんぱねぇ~………って、当たり前か…
入り口には、ネズミーランドのマスコットキャラが待機していた。
「はぁ~い、11名様で
ひとパーティーでいいですかぁ?」
と、ネズミが喋る。
正確には、ネズミキャラの女の子、でっかいリボンを頭に乗せた○ニーである。
○ニーが、神護達の入場人数を確認している間に、裏方らしい人間がおお慌てでかけずりまわっていた。
「はい…その予定で来ました」
ちらっと見たら、やっぱりという顔で、ここの責任者らしい者が何か指示していた。
なんだろう? もしかして、大人数だから?
神護が疑問に思う中、○ッキーが神護の答えに大きく頷いてから説明に入る。
「剣と魔法のファンタジーランドへようこそ
まず、このイベントの説明しますね
イベントは数人でパーティーを組んで行います。
みなさんは既にパーティーメンバーが居ますから
関係ないかも知れませんが…………
説明するのは、規定で決まってるんで…ゴメンナサイ」
そう言って、優雅にお辞儀をする。
なんかなぁ~……ネズミにお辞儀されても……
可愛いと思えないなぁ~…………
などと、全員が思ったが、一応顔には出さなかった。
その間にも、○ッキーが説明を続ける。
「パーティーメンバーが足らなくて
募集の場合は………
あそこのカウンターで申請して…………」
言われてそちらに向けば、既に仮装した者達が一区画にたむろって、声を掛け合っている姿が見えた。
「最低人数は、一応2人ですが
推奨は5人~6人ぐらいです
…………が、どうしますか?」
どうやら、パーティーを分けるかという話しらしいが、神護としては弟妹を分割するのも、女子組みを外すのも問題外なので、首を振る。
「いや、見ての通り、3人は子供だし、女子は……
とんでもなく絡まれやすいんで…………
このまま……この11人で、入ります」
○ッキーは、神護の説明に大きく頷く。
流石に、イベントの中で、女の子が襲われたら問題になると理解したらしい。
「わかりましたぁ~……
では、11人パーティーで…ご登録ですねぇ~…
…あちらにあるカウンターで………
パーティー名と人数を、ご登録いただきますと……
ギルドタグと、衣装その他一式が手渡されます
ご登録と入場料で、御1人様1万円です」
そう○ッキーが説明し終わると、シンデレラが出現し、にっこりと笑って、本当の受付口まで案内してくれた。
ちなみに、じつはコレ、時間稼ぎだったりする。
はぁ~…なんとか、入場口にたどり着いたけど………
警備員の数がはんぱねぇ~………って、当たり前か…
入り口には、ネズミーランドのマスコットキャラが待機していた。
「はぁ~い、11名様で
ひとパーティーでいいですかぁ?」
と、ネズミが喋る。
正確には、ネズミキャラの女の子、でっかいリボンを頭に乗せた○ニーである。
○ニーが、神護達の入場人数を確認している間に、裏方らしい人間がおお慌てでかけずりまわっていた。
「はい…その予定で来ました」
ちらっと見たら、やっぱりという顔で、ここの責任者らしい者が何か指示していた。
なんだろう? もしかして、大人数だから?
神護が疑問に思う中、○ッキーが神護の答えに大きく頷いてから説明に入る。
「剣と魔法のファンタジーランドへようこそ
まず、このイベントの説明しますね
イベントは数人でパーティーを組んで行います。
みなさんは既にパーティーメンバーが居ますから
関係ないかも知れませんが…………
説明するのは、規定で決まってるんで…ゴメンナサイ」
そう言って、優雅にお辞儀をする。
なんかなぁ~……ネズミにお辞儀されても……
可愛いと思えないなぁ~…………
などと、全員が思ったが、一応顔には出さなかった。
その間にも、○ッキーが説明を続ける。
「パーティーメンバーが足らなくて
募集の場合は………
あそこのカウンターで申請して…………」
言われてそちらに向けば、既に仮装した者達が一区画にたむろって、声を掛け合っている姿が見えた。
「最低人数は、一応2人ですが
推奨は5人~6人ぐらいです
…………が、どうしますか?」
どうやら、パーティーを分けるかという話しらしいが、神護としては弟妹を分割するのも、女子組みを外すのも問題外なので、首を振る。
「いや、見ての通り、3人は子供だし、女子は……
とんでもなく絡まれやすいんで…………
このまま……この11人で、入ります」
○ッキーは、神護の説明に大きく頷く。
流石に、イベントの中で、女の子が襲われたら問題になると理解したらしい。
「わかりましたぁ~……
では、11人パーティーで…ご登録ですねぇ~…
…あちらにあるカウンターで………
パーティー名と人数を、ご登録いただきますと……
ギルドタグと、衣装その他一式が手渡されます
ご登録と入場料で、御1人様1万円です」
そう○ッキーが説明し終わると、シンデレラが出現し、にっこりと笑って、本当の受付口まで案内してくれた。
ちなみに、じつはコレ、時間稼ぎだったりする。
0
あなたにおすすめの小説
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
わたしにしか懐かない龍神の子供(?)を拾いました~可愛いんで育てたいと思います
あきた
ファンタジー
明治大正風味のファンタジー恋愛もの。
化物みたいな能力を持ったせいでいじめられていたキイロは、強引に知らない家へ嫁入りすることに。
所が嫁入り先は火事だし、なんか子供を拾ってしまうしで、友人宅へ一旦避難。
親もいなさそうだし子供は私が育てようかな、どうせすぐに離縁されるだろうし。
そう呑気に考えていたキイロ、ところが嫁ぎ先の夫はキイロが行方不明で発狂寸前。
実は夫になる『薄氷の君』と呼ばれる銀髪の軍人、やんごとなき御家柄のしかも軍でも出世頭。
おまけに超美形。その彼はキイロに夢中。どうやら過去になにかあったようなのだが。
そしてその彼は、怒ったらとんでもない存在になってしまって。
※タイトルはそのうち変更するかもしれません※
※お気に入り登録お願いします!※
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
侵略国家の皇女に転生しましたが他国へと追放されたので祖国を懲らしめます
think
恋愛
日本から転生を果たした普通の女性、橘美紀は侵略国家の皇女として生まれ変わった。
敵味方問わず多くの兵士が死んでいく現状を変えたいと願ったが、父によって他国へと嫁がされてしまう。
ならばと彼女は祖国を懲らしめるために嫁いだ国スイレース王国の王子とともに逆襲することにしました。
一般人な僕は、冒険者な親友について行く
ひまり
ファンタジー
気が付くと、そこは異世界だった。 しかも幼馴染にして親友を巻き込んで。
「ごめん春樹、なんか巻き込ん――
「っっしゃあ――っ!! 異世界テンプレチートきたコレぇぇぇ!!」
――だのは問題ないんだね。よくわかったとりあえず落ち着いてくれ話し合おう」
「ヒャッホ――っっ!!」
これは、観光したりダンジョンに入ったり何かに暴走したりしながら地味に周りを振り回しつつ、たまに元の世界に帰る方法を探すかもしれない物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる