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召喚されちゃいました

140★全員解除できました

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 アラン様のヤンデレな発言に、私は思わず言い返します。

 「私のキスで、良いんですか?」

 「当然ですよ‥‥‥それにね

  静香のドラゴニアンという言葉で
  私はフルトランスしました

  そして、彼らは
  ハーフトランスしました

  原因を作り出した静香の声と
  口付け以外では
  人間に戻れ無いと思いますよ

  本当を言うなら、私は
  アレらに口付けさせたくないんですが

  このままだと帝都騎士団の機能が
  停止してしまいますからね

  だから、許可しますよ‥‥紫音」

 アラン様、ヤンデレ臭が、ガッツリしますよ。
 もう少し隠して下さいね‥‥‥いや、遮音壁を張っているんだから、これは私以外には、隠しているのかな。
 でも、最後の方で、遮音壁を解いたのね。

 まぁ~私の声掛けが必要だからでしょうけど‥‥‥。
 それはおいておいて、騎士団の業務に差し支えるから許可するって‥‥‥なんかアレな感じがします。

 でも、ここで突っ込みするより、さっさとキスして終わりにします。
 だって、お父様とのお茶会があるんですもの。
 私だって、利己主義になります。
 我が身大事に‥‥‥。

 思考を止めて、改めて立っている騎士様達と魔法使い様達を見ます。
 なまじハーフトランスしているので、大柄なのにもう一回り大柄に成っています。
 これは、座ってもらわないと、キスする私が大変です。

 「みなさん、立ったままでは
  キスが出来ないので、座って下さい」

 私の言葉に、騎士様達も魔法使い様達も顔を見合わせて黙っています。
 ここは、アラン様に命令してもらいましょう。
 身分や階級が上の者が、絶対の社会なんですから‥‥‥。

 「ランドール様、全員を座らせて下さい
  キスが出来ません」

 私がそう言うとアラン様は、ムスッとした顔で、命令します。

 「全員、その場に座りなさい
  紫音がキス出来ないでしょう」

 『はっ』

 アラン様の命令には、全員が反応し座ってくれました。
 私は、列の1番前に座っている魔法使い様の額に、キスしながら命令します。

 「ハーフトランスを解除し
  人間に戻りなさい」

 額って、中二病的には、第三の目があるって言われている場所で、戦闘マンガでは、チャクラの場所のひとつなので、試してみましたよ。
 結果は、成功でした。

 パァーっと辺りに光りが溢れたと思ったら、人間に戻った魔法使い様が座っています。

 「みなさん、これで、戻れるって
  わかりましたね
  大人しく待っていて下さいね」

 『はっ』

 全員がハモッて答えてくれました。
 私は、気合と根性で、その場にいる騎士様(従者も含む)達や魔法使い様達をハーフトランスから、人間の姿に戻しましたよ。
 はっきり言って疲れました。

 当分、こんなコトはしたくないって思いました。
 結局、訓練場に来ただけで終わってしまいました。
 この後は、お風呂に入って、正装してお父様とのお茶会です。

 頑張れ私、ファイトだ私。
 でも、お腹が空くので、軽くお昼ご飯を食べようと思っています。
 そして、私は、アラン様に抱き上げられて移動しました。










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