異世界で生き残る方法は?

ブラックベリィ

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010★ホッとひと息

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 「電力の供給が無ければ
  この機体に積んでいる食事は
  確実に腐ってしまいます

  夕食やおやつがございますので
  ここで食べてしまうほうが
  良いと思います」

 より現実的で実際の状態にあった判断を下したCAの言葉に、俺達は納得して頷く。

 「あっ、確かに‥‥‥
  着陸してから
  食事を用意するよりは

  ここで食べておいた方が
  良いですね」

 納得した俺と飛鳥に、CAは現在選べるメニューを提示する。

 「メニューは‥‥‥

  ハンバーグセット
  ステーキセット

  オムライスセット
  お寿司セット

  鰻重セット
  カツ丼セット

  天ぷら丼セットから
  お選びください

  各30セットです

  お飲み物を飲みながら
  選んでくださいね」

 ワゴンを押しているCAさん以外が、何を食べたいか?と聞いていると、ドワーフっぽいおっさん達が、こくこくと頷きながら言う。

 「俺達は、紅茶が良い
  ミルクと砂糖入りの」

 「はい」

 この会話で、次々と飲み物の注文がされた。
 そして、各自好みの飲み物を口にして、異世界へと飛ばされたコトで荒れた精神を宥め、ほっとひと息入れるのだった。
 ソレを飲み終えると、CAさんが話しだす。

 「自己紹介ということなので
  私は、明智 光江(あけち みつえ)です

  隣りは、羽柴 秀子(はしば ひでこ)で
  その隣りが、滝川 一恵(たきがわ かずえ)で

  その隣りが、細川 晴子(ほそかわ はるこ)です

  あるゲームで、チームを
  組んでいましたので‥‥‥

  アンジュ、ロザリー
  ディア、サーラ
  と呼んでくださいね

  趣味は‥‥‥」

 機長達に約束したとおり、俺はCAさん達の自己紹介や俺達の自己紹介をスマホに撮った。
 その後に、食事の注文をしっかりとしたのだった。
 食べれるときに食べた方が、良いと思ったから‥‥‥。

 とりあえず、2つの月と星達は穏やかに輝き、たまに渡り鳥?海鳥?らしきものが、夜なのに飛んでいる姿を見かけるだけだった。
 そして、色々な趣味?や特技?を持った人間達が居て本当に良かったと思いながら、スマホを機長達に手渡しに行った。






 △△△△△△△






 操縦室のドアの前に立つと、CAのアンジュさんがインターホンを取り、声を掛ける。

 「機長‥じゃなくって
  モナさん‥‥‥」

 「今、開けます」

 副機長のユラさんが、返事をするとドアを開けてくれた。
 どうやら、俺達が来るのを待っていたらしい‥‥‥。
 開けてもらったドアから、室内に入ると俺達は軽く頭を下げる。
 それに、ユラさんが答える。

 「あちらの自己紹介は
  終わったんですね」

 「はい、スマホに自己紹介を
  撮影し録画しましたから
  後で見てください

  それと、今のうちに
  スマホの充電をしてください」

 そう言うと俺と飛鳥は、スマホを取り出してユラさんに渡した。

 「「ありがとう」」

 ユラさんと機長のモナさんが、声を揃えて言う。
 それにどう答えたら良いのか?ってちょっと悩んでいたら‥‥‥。
 また、エアポケット?に入ったのか、機体がガクンッと揺れた。

 そんな中、飛鳥の式鬼札が、窓をすり抜けて入ってくるのを見た俺は、わくわくしながら質問する。

 「飛鳥、着陸できる場所が
  見付かったのか?」

 「ああ見付かったよ
  海岸線からさほど
  離れていない場所だ‥‥‥」

 「河口部分の平地?
  広大な砂浜?

  それとも、河口にある
  中州部分か?

  そんなに、大きな河が
  あるのか?」

 俺からの質問に、飛鳥は首を振って肩を竦める。








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