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015★さぁ荷物をさっさと降ろそう
しおりを挟む幸いなことに、貨物室は操縦席から鍵を開けるコトが出来たから‥‥‥ほっとした。
何の機械も無い状態だったけど、何とか貨物室に入り込み(これは、イーさん達がやってくれた)荷物を次々に放ってくれる。
それを受け止めるのは、大柄なラインさんとジークさん達。
次に、その荷物を受け取るのは、俺達だった。
イーさんが、台車とリアカーを見つけて、降ろしてれたので荷物運びは、女性達も手伝うコトが出来たので、作業効率が上がってとても助かった。
イーさん達は、非力な女子大生が、重いテントやソーラーパネルを、持ち運ぶ為の台車やリヤカーが、必ずあると思ったから、先に探したと教えてくれた。
そして、ひたすら、貨物室の荷物を降ろしていたら、何時の間にか夜が明けていた。
今日からの異世界生活は、どうやら晴れで始まるようだ。
誰もが口にしなかったが、ラノベにたまにある異世界に持ってきたモノが、光りと共に消えてしまうという現象が生じて、飛行機や積み込まれていた荷物が、スゥーと消えてしまうというコトが無くて、本当に良かったと思った。
俺は、飛行機にだけ掛けていた《結界》を、持ち出した荷物にもこっそりと掛ける。
その上で、ジャングルにぽっかりと開けた、この場所全体を覆うように、穏行の《結界》を張っていたりする。
用心に用心を重ねる。
とにかく、安全第一である。
リュー(ここからは、飛鳥をリューと表現します)には、ドラゴン達を気にしないと言ったが、ちょっと臆病な小心者の俺は、上空を飛ぶ生物に見付からない様にしたかったのだ。
もっとも、直ぐにリューは気が付いて、くすくす笑ってくれた。
「ご苦労さん、シロー
ここを旅立つまで
この《結界》を維持する
予定なんだろ?」
「そりゃー勿論さ
お前だって
少し休んだら
周辺探索の為に
また、式鬼札を
飛ばすんだろう?」
俺の言葉に、リューが肩を竦める。
「そうだねぇ‥‥
集落や街道、それか
旅人か冒険者を
見つけるまでは
探索は続ける予定だよ」
「だよなぁ~‥‥‥
でも、本当の本拠地を
見つけるまでは
俺は穏行の《結界》を
張るんだろうなぁ~‥‥‥
いや、本当の本拠地には
特に念入りに張るかもな」
「くすくす‥‥‥一緒だね
僕も、式鬼札を
ずっと飛ばす予定だよ」
そんな会話をしている俺達に、話しかけきたのは、ラインさんだった。
「2人とも、休憩時間だよ
働いたら、しっかりと
休むコトも大事だから‥‥‥
それと、水分とエネルギーの
補給は大切だよ」
俺達は、ラインさんの後について歩いた。
そこには、しっかりと貨物部分に乗せられていたらしい、テーブルとイスとビーチパラソルが、しっかりとセットされていた。
どうやら、サバイバルダイエットツアーの荷物に入っていたモノらしい。
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