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025★異世界2日目・朝
しおりを挟む異世界転移して、今日は2日目です。
ジャングルに、昇る朝日に俺とリューは、つい拍手(かしわで)を打ち拝(おが)んでしまう。
ドラゴンや魔物のいる世界で生きているのに、神様達の御助力で、どこの進撃の○人並みの防護壁に囲まれて、やたらと幅の広い深い堀のある場所で、ゆったりと眠れた幸運を感謝している。
俺達が起きたと同じくらいに、ラインさん達がテントから出てきた。
典型的な日本人の俺達は、思わず朝の挨拶をする。
『おはようございます
ラインさん、ジークさん』
ついハモッてしまう俺達に、同じようにハモッた挨拶をラインさんとジークさんが返してくれる。
『おはようございます
シロー君、リュー君』
俺達以外にも、朝の挨拶を交わしている人たちがいる。
みんな早起きだなぁ~って思ってしまう。
そして、今朝の朝食について考える。
「リュー、今日の朝食を
誰が作るか話したっけ?」
「そう言えば、そんな話し
していなかったねぇ」
俺達の会話に、くすくすと笑う声が‥‥‥。
そこにいたのは、CAのアンジェさん達とサクラさん達だった。
そして、アンジャさんが話し出す。
「おはよう、シロー君達
昨日は、お疲れ様ってコトで
料理は私達に一任してね
趣味だし、楽しいのよ
人数が多いって‥‥‥
クックぱっ○とかの
お気に入りレシピは
タブレットに
大量に入れていたのよ」
次にロザリーさんが、にこに笑って言う。
「そうそう、その中で
重なっていないモノを
せっせと作ることに
しているのよ」
クックパッ○は、俺もリューも見ているし、レシピを試してみたりするコトも結構ある。
自炊が出来ないと、色々と辺鄙なところに、仕事で行ったときに困るからだったりする。
陰陽師としての依頼があったとき、事件の原因を調べに行ったりする、その時に役に立つから‥‥‥。
そんなことを思い出していると、さらにディアさんが言う。
「だって、武道? 護身術?
って、全然やったことが
無い人間だから‥‥‥
得意なのは、お料理なのよ
お役に立てなくて‥‥‥」
そっかぁー見張りなんかの作業も出来ないって、女性陣達は思っていたんだぁ~‥‥‥これは、全体で話し合うべきだよな。
そう思って、俺はリューやラインさん達に視線を送る。
すると、3人は、こくこくと頷いてくれる。
そんな俺達に、気が付かないサラさんが言う。
「ここの生活で
防御とか探索とか
色々な大切なコトって
シロー君達が
やっているでしょう?
私達は‥‥‥ごめんねぇ」
うっわぁ~これは、不味いわ。
こんなストレスに晒されたら、鬱になっちまうわ。
看護婦だったユーリさんに、アンジェさん達とサクラさん達を看てもらおう。
ここは、女の人同士ってことで‥‥‥。
次にしゃべってくれたサーラさんから、あの耳の垂れたヤギのとニワトリの世話を誰がしているかわかった。
「それと、何で貨物室に
居たのか知らないけど
お腹の大きなヤギのと
ニワトリの面倒を見てるのは
おりょうさんとモナさんと
アーミンさんなの」
より詳しい状況説明をしてくれたのは、サクラさんだった。
「何時、あのヤギ達が
出産するかわからないから
たまたま入っていた
牧草と水を与えながら
面倒見ているのよねぇ~
それと、アローカナや
烏骨鶏(うこっけい)
天草なんとかって言う
ニワトリ達の面倒も
彼女達が見ているの
お蔭で、卵は採れたてを
食べられそうよ」
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