34 / 50
第3章
第11夜 彼女保管庫(2)
しおりを挟む
信じられない光景に、声が震えた。体育館ほどの広大な無柱の空間に、青々とした木々が生い茂っている。まるで異星のジャングル。ツタやソテツに似ている気がするけど、見たこともない植物だらけ。コンクリートと金属の無機質な部屋を想像していたのに、ぜんぜん違う。頭が真っ白になった。
じめじめした空気を吸って、ゴホッと咳き込んだ。甘くて腐ったみたいな匂いが鼻に突き刺さる。地球の森とは全然違う、変な香り。
汗だくの額を拭う。眠れてないし疲れてるから、まわりがぼやけて見える。でも、先輩を見つけなきゃ。そう思って、前に進んだ。
草をかき分けて中に入ると、低木にそら豆のオバケみたいな袋がたくさん下がっているのが目に入った。俺は息を呑んだ。
「これは……」
ハッと気づいた。これこそがあの星に移住していった人の身体を保存しておく容器だ。確信はないけど、俺の直感がそう言っている。ドクドクと不気味に脈打つ表面は、ところどころ透けていて、中に人影が見えた。大きな葉にはQRコードのような斑が入っていて、スマホで読めそうだった。
「核電池で維持されると聞いていたのに……」
銀色の冷蔵庫が並んでいるのを想像していたが、現実は全く違った。電源ケーブルさえ見当たらないけれど、どこかにあるのだろうか。
心臓がバクバクする。変な場所に圧倒されそうになりながら、先輩を見つけなきゃと思い出した。
「先輩……絶対に見つけますから」
額の汗を拭う。それだけで体がきつい。塩辛い汗が目に入って、一瞬視界がぼやける。でも、必死で先輩を探し続けた。
床を這う太い根が俺の足に絡みつく。まるで生きているかのように、根が俺の動きを阻もうとしているようだった。何度も転びそうになり、その度に手をつく。鋭い葉が腕を切り、痛みと共に赤い筋が幾つも浮かび上がった。
「くっ……」
俺は歯を食いしばった。俺の身体なんて、もう構うものか。何度も気を張ってみるものの、痛みと疲労で挫けそうになる。ここのところ悪化している不眠症のせいもあって、なんだか現実と幻覚の境界が曖昧になってくる。ひょっとすると、俺はいま夢を見ているのだろうか。夢なら早く覚めてほしい。
「先輩はここにいる……絶対に……」
頭の中で先輩との思い出が次々とよみがえる。理科室で話したこと、屋上で星を見たこと、あの謎みたいなメッセージ。全部がこの変な場所につながってる気がして、それが俺を前に進ませた。
「先輩……絶対に見つけます」
やっと、ボロボロになった俺の前に、探してたサヤが現れた。他のより大きくて、中の人がはっきり見える。心臓が飛び出しそうになった。
「あった!」
俺は震える手でサヤに触れた。表面は生暖かく、触れると微かに震えた。中に人の身体があるのは間違いない。でも、それが本当に先輩なのか、まだ確信が持てなかった。
「先輩……本当にあなたなんですか?」
声がかすれ、涙が出そうになる。やっとここまで来たのに。これで終わりなのか、それとも新たな何かが始まるのか。期待と不安で胸がいっぱいになった。
深呼吸して、心を決める。どんな結果になっても、ここで諦めちゃダメだ。ゆっくりとサヤを開こうとした瞬間、周りの植物が一斉に動いた気がした。
サヤに手をかける。震える手で、薄っすらと透けた膜に顔を押し当てた。生暖かくて、かすかな心臓の音が聞こえる。思わず息を飲んだ。
中には、裸の女性が膝を抱えて、上下逆さまになって液体の中を浮いていた。まるでお腹の中の赤ん坊みたいな姿勢だ。長い黒髪が、液体の中でゆらゆらと揺れている。きれいな形の耳。丸みを帯びた顎のライン。首筋には小さなほくろ——間違いない。
すやすや眠る、柔らかな顔の先輩が、そこにいた。
「先輩。寝てるんですか? 返事を……してください」
声がかすれて、喉が詰まりそうになる。いろんな気持ちが混ざって、次の言葉が出てこなくなった。頭がガンガンして、視界もぼやける。落ち着け、俺。大きく深呼吸した。
ここまで来るのがどれだけ大変だったか。この場所に入り込んで、ジャングルみたいな所をさまよって、やっと先輩を見つけたのに……現実は残酷だった。
「本当にもういないんだ……」
絶望的な気持ちで呟いた。その言葉が、自分の心をズタズタにする。周りのジャングルみたいな雰囲気が、俺の孤独をさらに強くする。
俺はその大きなサヤに寄りかかって、静かに泣き始めた。涙が頬を伝い、半透明の膜の表面に落ちる。一滴一滴が、俺の心の痛みを表してるみたい。血のような鉄っぽい涙の味が、唇に広がる。
「俺は……どうすればいいですか」
先輩の身体を見つけたは良いものの、これからどうすればいいのか。先輩を目覚めさせることはできるのか。目覚めたとしても、先輩は無事なのか。俺はどうしていいか分からず、途方に暮れた。
「何をすればよかったんだろう?」
俺は自分に何度も聞いた。先輩との思い出が次々と頭に浮かぶ。理科室で話したこと、屋上で星を見たこと、あの謎みたいなメッセージ。全部が今、意味がなくなったみたいに感じる。
「ごめんなさい、先輩……俺、何もできなかった」
声が震えて、また涙があふれる。心が真っ暗な絶望に沈んでいく。まるで宇宙の底なし穴に落ちていくみたいな感じがした。
ドサッと座り込んだ。湿っぽい土に覆われた床が膝から体温を奪っていく。薄暗い森の中、たくさんの保管容器が不気味な影を作っている。見れば見るほど奇妙だ。絶望に押しつぶされそうになる。ああ、もう先輩はいないんだ。それを理解するのにこんなに時間がかかるなんて、馬鹿だな、俺。そのとき、後ろから風鈴みたいなやさしい声が聞こえた。
「ここで何してるの?」
「うああああああっ——」
俺は驚愕のあまり、反射的に体を捻じ曲げ、尻餅をつく。心臓がバクバクし、体中に電気が走ったみたいな感覚に襲われる。俺は、声のほうを見上げた。
じめじめした空気を吸って、ゴホッと咳き込んだ。甘くて腐ったみたいな匂いが鼻に突き刺さる。地球の森とは全然違う、変な香り。
汗だくの額を拭う。眠れてないし疲れてるから、まわりがぼやけて見える。でも、先輩を見つけなきゃ。そう思って、前に進んだ。
草をかき分けて中に入ると、低木にそら豆のオバケみたいな袋がたくさん下がっているのが目に入った。俺は息を呑んだ。
「これは……」
ハッと気づいた。これこそがあの星に移住していった人の身体を保存しておく容器だ。確信はないけど、俺の直感がそう言っている。ドクドクと不気味に脈打つ表面は、ところどころ透けていて、中に人影が見えた。大きな葉にはQRコードのような斑が入っていて、スマホで読めそうだった。
「核電池で維持されると聞いていたのに……」
銀色の冷蔵庫が並んでいるのを想像していたが、現実は全く違った。電源ケーブルさえ見当たらないけれど、どこかにあるのだろうか。
心臓がバクバクする。変な場所に圧倒されそうになりながら、先輩を見つけなきゃと思い出した。
「先輩……絶対に見つけますから」
額の汗を拭う。それだけで体がきつい。塩辛い汗が目に入って、一瞬視界がぼやける。でも、必死で先輩を探し続けた。
床を這う太い根が俺の足に絡みつく。まるで生きているかのように、根が俺の動きを阻もうとしているようだった。何度も転びそうになり、その度に手をつく。鋭い葉が腕を切り、痛みと共に赤い筋が幾つも浮かび上がった。
「くっ……」
俺は歯を食いしばった。俺の身体なんて、もう構うものか。何度も気を張ってみるものの、痛みと疲労で挫けそうになる。ここのところ悪化している不眠症のせいもあって、なんだか現実と幻覚の境界が曖昧になってくる。ひょっとすると、俺はいま夢を見ているのだろうか。夢なら早く覚めてほしい。
「先輩はここにいる……絶対に……」
頭の中で先輩との思い出が次々とよみがえる。理科室で話したこと、屋上で星を見たこと、あの謎みたいなメッセージ。全部がこの変な場所につながってる気がして、それが俺を前に進ませた。
「先輩……絶対に見つけます」
やっと、ボロボロになった俺の前に、探してたサヤが現れた。他のより大きくて、中の人がはっきり見える。心臓が飛び出しそうになった。
「あった!」
俺は震える手でサヤに触れた。表面は生暖かく、触れると微かに震えた。中に人の身体があるのは間違いない。でも、それが本当に先輩なのか、まだ確信が持てなかった。
「先輩……本当にあなたなんですか?」
声がかすれ、涙が出そうになる。やっとここまで来たのに。これで終わりなのか、それとも新たな何かが始まるのか。期待と不安で胸がいっぱいになった。
深呼吸して、心を決める。どんな結果になっても、ここで諦めちゃダメだ。ゆっくりとサヤを開こうとした瞬間、周りの植物が一斉に動いた気がした。
サヤに手をかける。震える手で、薄っすらと透けた膜に顔を押し当てた。生暖かくて、かすかな心臓の音が聞こえる。思わず息を飲んだ。
中には、裸の女性が膝を抱えて、上下逆さまになって液体の中を浮いていた。まるでお腹の中の赤ん坊みたいな姿勢だ。長い黒髪が、液体の中でゆらゆらと揺れている。きれいな形の耳。丸みを帯びた顎のライン。首筋には小さなほくろ——間違いない。
すやすや眠る、柔らかな顔の先輩が、そこにいた。
「先輩。寝てるんですか? 返事を……してください」
声がかすれて、喉が詰まりそうになる。いろんな気持ちが混ざって、次の言葉が出てこなくなった。頭がガンガンして、視界もぼやける。落ち着け、俺。大きく深呼吸した。
ここまで来るのがどれだけ大変だったか。この場所に入り込んで、ジャングルみたいな所をさまよって、やっと先輩を見つけたのに……現実は残酷だった。
「本当にもういないんだ……」
絶望的な気持ちで呟いた。その言葉が、自分の心をズタズタにする。周りのジャングルみたいな雰囲気が、俺の孤独をさらに強くする。
俺はその大きなサヤに寄りかかって、静かに泣き始めた。涙が頬を伝い、半透明の膜の表面に落ちる。一滴一滴が、俺の心の痛みを表してるみたい。血のような鉄っぽい涙の味が、唇に広がる。
「俺は……どうすればいいですか」
先輩の身体を見つけたは良いものの、これからどうすればいいのか。先輩を目覚めさせることはできるのか。目覚めたとしても、先輩は無事なのか。俺はどうしていいか分からず、途方に暮れた。
「何をすればよかったんだろう?」
俺は自分に何度も聞いた。先輩との思い出が次々と頭に浮かぶ。理科室で話したこと、屋上で星を見たこと、あの謎みたいなメッセージ。全部が今、意味がなくなったみたいに感じる。
「ごめんなさい、先輩……俺、何もできなかった」
声が震えて、また涙があふれる。心が真っ暗な絶望に沈んでいく。まるで宇宙の底なし穴に落ちていくみたいな感じがした。
ドサッと座り込んだ。湿っぽい土に覆われた床が膝から体温を奪っていく。薄暗い森の中、たくさんの保管容器が不気味な影を作っている。見れば見るほど奇妙だ。絶望に押しつぶされそうになる。ああ、もう先輩はいないんだ。それを理解するのにこんなに時間がかかるなんて、馬鹿だな、俺。そのとき、後ろから風鈴みたいなやさしい声が聞こえた。
「ここで何してるの?」
「うああああああっ——」
俺は驚愕のあまり、反射的に体を捻じ曲げ、尻餅をつく。心臓がバクバクし、体中に電気が走ったみたいな感覚に襲われる。俺は、声のほうを見上げた。
14
あなたにおすすめの小説
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
美人生徒会長は、俺の料理の虜です!~二人きりで過ごす美味しい時間~
root-M
青春
高校一年生の三ツ瀬豪は、入学早々ぼっちになってしまい、昼休みは空き教室で一人寂しく弁当を食べる日々を過ごしていた。
そんなある日、豪の前に目を見張るほどの美人生徒が現れる。彼女は、生徒会長の巴あきら。豪のぼっちを察したあきらは、「一緒に昼食を食べよう」と豪を生徒会室へ誘う。
すると、あきらは豪の手作り弁当に強い興味を示し、卵焼きを食べたことで豪の料理にハマってしまう。一方の豪も、自分の料理を絶賛してもらえたことが嬉しくて仕方ない。
それから二人は、毎日生徒会室でお昼ご飯を食べながら、互いのことを語り合い、ゆっくり親交を深めていく。家庭の味に飢えているあきらは、豪の作るおかずを実に幸せそうに食べてくれるのだった。
やがて、あきらの要求はどんどん過激(?)になっていく。「わたしにもお弁当を作って欲しい」「お弁当以外の料理も食べてみたい」「ゴウくんのおうちに行ってもいい?」
美人生徒会長の頼み、断れるわけがない!
でも、この生徒会、なにかちょっとおかしいような……。
※時代設定は2018年頃。お米も卵も今よりずっと安価です。
※他のサイトにも投稿しています。
イラスト:siroma様
名称不明なこの感情を表すために必要な2万文字。
春待ち木陰
青春
高校一年生の女の子である『私』はアルバイト先が同じだった事から同じ高校に通う別のクラスの男の子、杉本と話をするようになった。杉本は『私』の親友である加奈子に惚れているらしい。「協力してくれ」と杉本に言われた『私』は「応援ならしても良い」と答える。加奈子にはもうすでに別の恋人がいたのだ。『私』はそれを知っていながら杉本にはその事を伝えなかった。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる