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智也の激情
②
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ほなみは耳を疑った。
「と……智也?」
「いくよ……ほなみ……っ」
智也は、ゆったりと腰を旋回させると、口を歪め瞼を閉じた。
「あっ……」
その動きだけで熱く溢れ出すのを自覚して、ほなみは正気を保とうと唇を噛んだ。
(……嫌……!西君に抱かれた感触を忘れたくない……!)
心の中で強くそう念じても、智也の物で蕾の中が掻き回される度に、止めどなく溢れ音を立て、口からは声が漏れてしまう。
「――ほなみ……イイ……のか……?」
「やっ……違っ……んっ」
「……狭くてキツい……っ……堪らない……っ」
智也は、眉間に皺を寄せ歯を食い縛る。
律動がぱたりと止んで、ほなみが安堵したのは束の間だった。智也が突然烈しく突き上げ始めた。
「――――っ!」
「ほなみ……っ!」
洗面所の大きな鏡に、絡み合う智也と自分の姿が映し出されているのを見て、ほなみは絶望的な気持ちで喘いだ。
「……智也っ……もうやめ……て」
弱々しい声で哀願するが、指を深く中に入れられ掻き回され、話す事ができなくなる程に自分を見失い叫んだ。
「――ああ――!」
「……やめない……嫌だって言われても……っ」
智也は苦しげな表情で、動きを繰り返しながら呟いた。快感に溺れているのだろう――口元には笑みが浮かんでいる。
「こんなの……いつもの……貴方じゃないっ……ああ……」
堪らず叫ぶと、智也は途端に、巧みな動きを始め、ほなみをまた狂わせる。
「そう思うか?……」
智也は耳に舌を這わせ、熱い息を吐きながら囁いた。
「……今日の貴方は……怖……い……あっ!」
智也の指が乳首にそっと触れ、ほなみは仰け反った。
中が痙攣し、猛った獣が絞められ、智也は低く呻く。
「うっ……」
お互いの秘部が擦れあい、水音を立てる。
男と女が抱き合う時にはこんな音がする事を知らなかったーー少なくとも西本祐樹と結ばれるまではーー
「凄い……溢れてくるよ……」
智也は楔を打ち込みながら、蜜を指で掬い、ほなみの目の前に持っていく。
ほなみは真っ赤になって首を振り、智也の濡れた指を見まいと顔をそらした。
「や……だ……そんな風に……変なこと言わないでっ……やっぱり今日の智也は変だよ……!」
「俺は……いつもと変わらない……これが……本当の俺だよ……」
「!?」
ほなみが驚きに目を見開いた時、乳首に軽く歯を立てられ、蕾の奥がキュンと疼いた。
「いっ……いやあっ!」
「――嫌なのに、こんな風になるのかっ?」
智也は、かつて今までしたことのない程に激しく突き上げ、ほなみの肩先に顔を埋めた。
「いつもと違うのは……ほなみの方……だ……」
「あ……あ!」
中が蕩けてしまう程にカッと熱くなった瞬間、智也の身体が大きく仰け反り、ドクドクと熱い白濁が溢れてくる。
ほなみは、それを受け止めながら、段々と身体が冷たくなるのを感じていた。
「……愛してるよ……」
智也は、ほなみに体重を預けるように寄り掛かりながら、頬に口付けた。
初めて愛の言葉を囁かれたのに、何の感動も感慨も持つことが出来なかった。
智也に触れられ、気持ちとは裏腹に、西本の時と同じ様に身体を熱くして快感の渦に飲み込まれてしまった自分にただ呆然とするほなみだった。
「と……智也?」
「いくよ……ほなみ……っ」
智也は、ゆったりと腰を旋回させると、口を歪め瞼を閉じた。
「あっ……」
その動きだけで熱く溢れ出すのを自覚して、ほなみは正気を保とうと唇を噛んだ。
(……嫌……!西君に抱かれた感触を忘れたくない……!)
心の中で強くそう念じても、智也の物で蕾の中が掻き回される度に、止めどなく溢れ音を立て、口からは声が漏れてしまう。
「――ほなみ……イイ……のか……?」
「やっ……違っ……んっ」
「……狭くてキツい……っ……堪らない……っ」
智也は、眉間に皺を寄せ歯を食い縛る。
律動がぱたりと止んで、ほなみが安堵したのは束の間だった。智也が突然烈しく突き上げ始めた。
「――――っ!」
「ほなみ……っ!」
洗面所の大きな鏡に、絡み合う智也と自分の姿が映し出されているのを見て、ほなみは絶望的な気持ちで喘いだ。
「……智也っ……もうやめ……て」
弱々しい声で哀願するが、指を深く中に入れられ掻き回され、話す事ができなくなる程に自分を見失い叫んだ。
「――ああ――!」
「……やめない……嫌だって言われても……っ」
智也は苦しげな表情で、動きを繰り返しながら呟いた。快感に溺れているのだろう――口元には笑みが浮かんでいる。
「こんなの……いつもの……貴方じゃないっ……ああ……」
堪らず叫ぶと、智也は途端に、巧みな動きを始め、ほなみをまた狂わせる。
「そう思うか?……」
智也は耳に舌を這わせ、熱い息を吐きながら囁いた。
「……今日の貴方は……怖……い……あっ!」
智也の指が乳首にそっと触れ、ほなみは仰け反った。
中が痙攣し、猛った獣が絞められ、智也は低く呻く。
「うっ……」
お互いの秘部が擦れあい、水音を立てる。
男と女が抱き合う時にはこんな音がする事を知らなかったーー少なくとも西本祐樹と結ばれるまではーー
「凄い……溢れてくるよ……」
智也は楔を打ち込みながら、蜜を指で掬い、ほなみの目の前に持っていく。
ほなみは真っ赤になって首を振り、智也の濡れた指を見まいと顔をそらした。
「や……だ……そんな風に……変なこと言わないでっ……やっぱり今日の智也は変だよ……!」
「俺は……いつもと変わらない……これが……本当の俺だよ……」
「!?」
ほなみが驚きに目を見開いた時、乳首に軽く歯を立てられ、蕾の奥がキュンと疼いた。
「いっ……いやあっ!」
「――嫌なのに、こんな風になるのかっ?」
智也は、かつて今までしたことのない程に激しく突き上げ、ほなみの肩先に顔を埋めた。
「いつもと違うのは……ほなみの方……だ……」
「あ……あ!」
中が蕩けてしまう程にカッと熱くなった瞬間、智也の身体が大きく仰け反り、ドクドクと熱い白濁が溢れてくる。
ほなみは、それを受け止めながら、段々と身体が冷たくなるのを感じていた。
「……愛してるよ……」
智也は、ほなみに体重を預けるように寄り掛かりながら、頬に口付けた。
初めて愛の言葉を囁かれたのに、何の感動も感慨も持つことが出来なかった。
智也に触れられ、気持ちとは裏腹に、西本の時と同じ様に身体を熱くして快感の渦に飲み込まれてしまった自分にただ呆然とするほなみだった。
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