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領都フルネンディク
35 癒しが足りない
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34話は閑話なので章を作ったのですが、なんか見にくいので章を消して下に移動しました。悪魔がなんか企んでいるようですが……。
あと登場人物に、強い女メーカーとええ男メーカーでちまちまキャライメージを上げています。良かったらご覧くださいまし。
*****
異世界転生ものによくあるのが。
主人公の魔法チート。
そして前世の知恵とチートを利用して冒険者や他国の貴族になったり、婚約者を奪い返して華麗に死亡フラグを折る。
いいですね! カッコイイですよね! すごいですよね! 楽しそうですよね。オラ、わくわくすっぞ!
あっ恋愛フラグはいらない。マジで。
しかーし、ゲームでは、マリアンネっていうキャラは、地味なんです。
学園でヒロインをいじめる訳でもないし、死亡フラグ描写もない。まぁ描写されていないだけで百パーセントないとは言いきれませんがね。
そもそも学園とかないし。こういうところはちゃんと中世史の設定を汲んでいて、学園なぞあったら貧乏貴族の令嬢救済である女性家庭教師という職業がなくなってしまうからね、そんなのないよ。ということになってます。
で、殿下ルートだと、ヒロインと殿下は互いに王族。ウチ(侯爵家)にはお父様に通知のみで終了。
マリアンネはそのことを当日知り、教会で行われる王家主催の婚約解消の儀式で、ショックで魔力暴走を起こし教会が全壊し、ヒロインに瓦礫が当たりそうになって殿下がかばって背中をケガするくらいの、すこーぉし暴れるくらいのイベントで(オイ)その後の処遇とか、不明なんですよ。
地味でしょー?
私なら暴れずに慰謝料もらうけどね。
私の子供時代を返せ、返せないならゼニよこせってモンですよ。
そして、このくらいだったら例のチョレイ嬢、確かユリシーラ・ジュネスト公爵令嬢っておっしゃってましたか、その方に任せておけばいいと思うのですよ。
婚約者やる気マンマンのチョレイ嬢がやっても差し支えない状況。私である必要は全くない。
間違ってないですよね?私。
と、いうことで転生チートのお約束その弐。
癒しです!
異世界で癒しと言えば、もふもふ毛玉とかわいい子供と温泉。
温泉は用意した。
かわいい子供は自分が一番年下なのでお兄様たちが結婚するまでしばらく望めない。
残るは、もふもふ毛玉。これだよ。
私の生活には、もふもふ毛玉が足りないんです!
ファフニールはつるつるだから、つるつるは嫌いではないのですが、もふもふ成分皆無なんです!
もふもふ!
ギブ・ミー・もふもふ。
前世実家ではオスのゴールデン・レトリバーのタロウを飼っていたので、基本、大犬(おおいぬ)好きなんです! いいですよ、大犬(おおいぬ)。
包容力と子供のような無邪気さが備わった、大人の男なのですよ大犬。
降り注ぐよだれはご褒美ですよ大犬。
えっ、洋犬にタロウはダサい?ウチは代々種類は問わずオスにはタロウ、メスにはサクラって名付けるのがしきたりなんですよ。父の趣味で。
ちなみに性別不明な奴らはとりあえずタロウで。
マッカチンのタロウが抱卵した時は家族全員で見なかった事にしたっけなぁ……。
話が脱線しましたが、やっぱり契約獣は憧れです。もふもふのフェンリルさんとか、モロの君とか。ロデムみたいな黒豹アンド変身生物もいいな。もふもふじゃないけど、night2000みたいな未来の世界の箱形車も捨てがたい。
ルンルンと書斎でディーディリックのお手伝いで事務仕事をしているノート兄様に相談しに行くと、ちょうど王都からの手紙を振り分けて開封していらっしゃいました。
「アンネ。 大変だよ」
「……どうしましたか? 王都に戻れとか?」
「いや……」
「お父様かレイ兄様が来るとか?」
「アルフォンス殿下が、こっちにくるって」
「えー(♭半音下がる)やだ、想像したくない」
さっきまでのテンション駄々下がりです。
「いや、冗談ではなくて」
「えー(♭半音下がる)」
「何でも隣国から美味しい実がとれる木の苗木が送られたけれど、王都や直轄地の気候では育たないらしくて、気候の近いウチで育てられないかと、殿下自らお越しになるらしいよ」
「えー(♭半音下がる)」
嫌な予感しかしないんですけど!
あと登場人物に、強い女メーカーとええ男メーカーでちまちまキャライメージを上げています。良かったらご覧くださいまし。
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異世界転生ものによくあるのが。
主人公の魔法チート。
そして前世の知恵とチートを利用して冒険者や他国の貴族になったり、婚約者を奪い返して華麗に死亡フラグを折る。
いいですね! カッコイイですよね! すごいですよね! 楽しそうですよね。オラ、わくわくすっぞ!
あっ恋愛フラグはいらない。マジで。
しかーし、ゲームでは、マリアンネっていうキャラは、地味なんです。
学園でヒロインをいじめる訳でもないし、死亡フラグ描写もない。まぁ描写されていないだけで百パーセントないとは言いきれませんがね。
そもそも学園とかないし。こういうところはちゃんと中世史の設定を汲んでいて、学園なぞあったら貧乏貴族の令嬢救済である女性家庭教師という職業がなくなってしまうからね、そんなのないよ。ということになってます。
で、殿下ルートだと、ヒロインと殿下は互いに王族。ウチ(侯爵家)にはお父様に通知のみで終了。
マリアンネはそのことを当日知り、教会で行われる王家主催の婚約解消の儀式で、ショックで魔力暴走を起こし教会が全壊し、ヒロインに瓦礫が当たりそうになって殿下がかばって背中をケガするくらいの、すこーぉし暴れるくらいのイベントで(オイ)その後の処遇とか、不明なんですよ。
地味でしょー?
私なら暴れずに慰謝料もらうけどね。
私の子供時代を返せ、返せないならゼニよこせってモンですよ。
そして、このくらいだったら例のチョレイ嬢、確かユリシーラ・ジュネスト公爵令嬢っておっしゃってましたか、その方に任せておけばいいと思うのですよ。
婚約者やる気マンマンのチョレイ嬢がやっても差し支えない状況。私である必要は全くない。
間違ってないですよね?私。
と、いうことで転生チートのお約束その弐。
癒しです!
異世界で癒しと言えば、もふもふ毛玉とかわいい子供と温泉。
温泉は用意した。
かわいい子供は自分が一番年下なのでお兄様たちが結婚するまでしばらく望めない。
残るは、もふもふ毛玉。これだよ。
私の生活には、もふもふ毛玉が足りないんです!
ファフニールはつるつるだから、つるつるは嫌いではないのですが、もふもふ成分皆無なんです!
もふもふ!
ギブ・ミー・もふもふ。
前世実家ではオスのゴールデン・レトリバーのタロウを飼っていたので、基本、大犬(おおいぬ)好きなんです! いいですよ、大犬(おおいぬ)。
包容力と子供のような無邪気さが備わった、大人の男なのですよ大犬。
降り注ぐよだれはご褒美ですよ大犬。
えっ、洋犬にタロウはダサい?ウチは代々種類は問わずオスにはタロウ、メスにはサクラって名付けるのがしきたりなんですよ。父の趣味で。
ちなみに性別不明な奴らはとりあえずタロウで。
マッカチンのタロウが抱卵した時は家族全員で見なかった事にしたっけなぁ……。
話が脱線しましたが、やっぱり契約獣は憧れです。もふもふのフェンリルさんとか、モロの君とか。ロデムみたいな黒豹アンド変身生物もいいな。もふもふじゃないけど、night2000みたいな未来の世界の箱形車も捨てがたい。
ルンルンと書斎でディーディリックのお手伝いで事務仕事をしているノート兄様に相談しに行くと、ちょうど王都からの手紙を振り分けて開封していらっしゃいました。
「アンネ。 大変だよ」
「……どうしましたか? 王都に戻れとか?」
「いや……」
「お父様かレイ兄様が来るとか?」
「アルフォンス殿下が、こっちにくるって」
「えー(♭半音下がる)やだ、想像したくない」
さっきまでのテンション駄々下がりです。
「いや、冗談ではなくて」
「えー(♭半音下がる)」
「何でも隣国から美味しい実がとれる木の苗木が送られたけれど、王都や直轄地の気候では育たないらしくて、気候の近いウチで育てられないかと、殿下自らお越しになるらしいよ」
「えー(♭半音下がる)」
嫌な予感しかしないんですけど!
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