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第1章
1-17 金髪のお兄さん…死ぬほどウザイです…。
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「確かこのまま行けば、ノア達の修行場に着くはずだけど…」
走りながら道順を確認する。すると突然前方で大きな爆発音が聞こえたと思ったら虚空で剣を構えるヴァネッサさんが見えた。
「ヴァネッサさん、加勢に来ました!」
「アキト君!助かるよ、左の3人を相手してもらってもいいかな?私は右の5人を相手するから」
「分かりました」
聖剣を構える。見たところノアを襲いに来たこいつらは全員同じ格好同じ攻撃パターンみたいだ。ただ違うのは、ノア側に来たヤツらは自爆機能搭載ということだ。
「アンタら、何故今更ノアに近づく?元王女だからってことでもないだろうけど」
「簡単な話よ、あの女は我らが王テネェシス様に捧げるのだ…そうすれば元王女という立場ならあの国を奪えるからな」
「おい!喋り過ぎだ!」
「おっと、すまんすまん…話は終わりだ!大人しく死ね!」
突然攻撃を仕掛けてきた暗殺者。しかし、アキトはこれを軽々避けると魔力を纏わせた聖剣で暗殺者を吹き飛ばした。
「弱すぎるぞ…お前ら。日頃の残業が身を結んだのかは知らんが、攻撃が遅すぎて話にならん!訓練サボり過ぎなんだよ!クソザコナメクジが!」
ボロクソに言ってたら、2人目3人目と斬りかかってきたがこちらも全て倒した。
「さて、ヴァネッサさんは…っと終わってる」
「まぁ、この程度ならばまだまだ軽く倒せますけど人数がいましたからね…」
「そうですね、所で姫様は何処へ?」
「あっ…」
あっ…、ってこの人完全にノアの事忘れてたな…。無事だといいけど。
「急ぎましょう、割と近い場所に居るはずですので」
―――ノア視点
今日も今日とて修行です。私としても、マーヤには早く強くなってもらいたいのです。何故ならば、私にはある野望があるからです。
「ふへへ…、妹ハーレムルート…(ぼそ」
私達皆で、妹兼嫁にしてもらうという計画です。流石にこれ以上増えるのは、ライバルが増えることと同じですので勘弁して欲しいですけど。
「ちょっ…、ノア…手加減して…」
「私としたことが、すみませんマーヤ…」
「良いんだけど、実戦形式の魔法訓練中に考え事するのはちょっと…」
チラッとヴァネッサを見ると、ニヤニヤされていらっしゃる。
「何よその顔は」
「別に何でもありませんよ?」
気にせず、すぐ横で基礎魔法を発動しているマーヤ。
「喋ってないで続きしようよ、ノア」
「ええ、ですがその前にお客様がいらっしゃったようね?ヴァネッサ!」
「つくづく嫌になりますね、ノア様といたら命が幾つあっても足りないです」
「愚痴愚痴行ってないでくるわよ、炎の嵐」
途端に周りから空を登る、竜巻の様な炎が現れた。
「これじゃ、圧勝しちゃうわ…ヴァネッサは逃げた残党を倒してきて頂戴!残りは私が何とかするから」
「了解しました、では」
ヴァネッサが、敵影を追いかけていき私の魔法の持続時間が切れた。
「ふぅ…何とか片付い…!?」
何と2人ほど生存者が居たのだ。元とはいえ相手は一国の姫君の攻撃を防ぐ訳でもなくただ単に受け止めて見せたのだ。しかも、傷一つ付けられることも無く。
「嘘でしょ!?今のは私が使える中級魔術だけどそれでも第6位階には達しているのよ!」
「何を驚く必要がある、我々は創造神様に作られた者達だぞ?神が作りし人が我らに勝てる訳ないであろう?ましてや、オリジナルでも無いのに」
コイツは、一体何を言っているんだろう。ただ一つ分かることがある。それはコイツらが、とてつもなくヤバいってこと。
「今はそれだけ分かれば充分、開門」
「馬鹿が、逃がすわけないだろう?閉門」
「まさか、アンチマジック!?」
アンチマジックを使った金髪の男が爆笑している。
「ぶっははは!馬鹿じゃねぇのか!?その程度の転移魔法しか使えん貴様らは所詮カスという事だな」
冷やかしてくる金髪の下衆野郎。私は咄嗟に緊急離脱用の自動発動型魔法を仕掛けていたことを思い出し、マーヤにざっくり作戦を伝えた。
「そうね…あなたの言う通り私達はカスかも知れない…だけどカスにはカスなりの闘い方ってものがあるものよ!擬似転移」
「何!?」
無事、自動転移魔法が発動してくれたため、急ぎアキト達と合流を図る。
「あの男だけは、不味いから情報共有もしておかないと行けないし…」
これからの計画を練るノアであった。
走りながら道順を確認する。すると突然前方で大きな爆発音が聞こえたと思ったら虚空で剣を構えるヴァネッサさんが見えた。
「ヴァネッサさん、加勢に来ました!」
「アキト君!助かるよ、左の3人を相手してもらってもいいかな?私は右の5人を相手するから」
「分かりました」
聖剣を構える。見たところノアを襲いに来たこいつらは全員同じ格好同じ攻撃パターンみたいだ。ただ違うのは、ノア側に来たヤツらは自爆機能搭載ということだ。
「アンタら、何故今更ノアに近づく?元王女だからってことでもないだろうけど」
「簡単な話よ、あの女は我らが王テネェシス様に捧げるのだ…そうすれば元王女という立場ならあの国を奪えるからな」
「おい!喋り過ぎだ!」
「おっと、すまんすまん…話は終わりだ!大人しく死ね!」
突然攻撃を仕掛けてきた暗殺者。しかし、アキトはこれを軽々避けると魔力を纏わせた聖剣で暗殺者を吹き飛ばした。
「弱すぎるぞ…お前ら。日頃の残業が身を結んだのかは知らんが、攻撃が遅すぎて話にならん!訓練サボり過ぎなんだよ!クソザコナメクジが!」
ボロクソに言ってたら、2人目3人目と斬りかかってきたがこちらも全て倒した。
「さて、ヴァネッサさんは…っと終わってる」
「まぁ、この程度ならばまだまだ軽く倒せますけど人数がいましたからね…」
「そうですね、所で姫様は何処へ?」
「あっ…」
あっ…、ってこの人完全にノアの事忘れてたな…。無事だといいけど。
「急ぎましょう、割と近い場所に居るはずですので」
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今日も今日とて修行です。私としても、マーヤには早く強くなってもらいたいのです。何故ならば、私にはある野望があるからです。
「ふへへ…、妹ハーレムルート…(ぼそ」
私達皆で、妹兼嫁にしてもらうという計画です。流石にこれ以上増えるのは、ライバルが増えることと同じですので勘弁して欲しいですけど。
「ちょっ…、ノア…手加減して…」
「私としたことが、すみませんマーヤ…」
「良いんだけど、実戦形式の魔法訓練中に考え事するのはちょっと…」
チラッとヴァネッサを見ると、ニヤニヤされていらっしゃる。
「何よその顔は」
「別に何でもありませんよ?」
気にせず、すぐ横で基礎魔法を発動しているマーヤ。
「喋ってないで続きしようよ、ノア」
「ええ、ですがその前にお客様がいらっしゃったようね?ヴァネッサ!」
「つくづく嫌になりますね、ノア様といたら命が幾つあっても足りないです」
「愚痴愚痴行ってないでくるわよ、炎の嵐」
途端に周りから空を登る、竜巻の様な炎が現れた。
「これじゃ、圧勝しちゃうわ…ヴァネッサは逃げた残党を倒してきて頂戴!残りは私が何とかするから」
「了解しました、では」
ヴァネッサが、敵影を追いかけていき私の魔法の持続時間が切れた。
「ふぅ…何とか片付い…!?」
何と2人ほど生存者が居たのだ。元とはいえ相手は一国の姫君の攻撃を防ぐ訳でもなくただ単に受け止めて見せたのだ。しかも、傷一つ付けられることも無く。
「嘘でしょ!?今のは私が使える中級魔術だけどそれでも第6位階には達しているのよ!」
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コイツは、一体何を言っているんだろう。ただ一つ分かることがある。それはコイツらが、とてつもなくヤバいってこと。
「今はそれだけ分かれば充分、開門」
「馬鹿が、逃がすわけないだろう?閉門」
「まさか、アンチマジック!?」
アンチマジックを使った金髪の男が爆笑している。
「ぶっははは!馬鹿じゃねぇのか!?その程度の転移魔法しか使えん貴様らは所詮カスという事だな」
冷やかしてくる金髪の下衆野郎。私は咄嗟に緊急離脱用の自動発動型魔法を仕掛けていたことを思い出し、マーヤにざっくり作戦を伝えた。
「そうね…あなたの言う通り私達はカスかも知れない…だけどカスにはカスなりの闘い方ってものがあるものよ!擬似転移」
「何!?」
無事、自動転移魔法が発動してくれたため、急ぎアキト達と合流を図る。
「あの男だけは、不味いから情報共有もしておかないと行けないし…」
これからの計画を練るノアであった。
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