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変動的不等辺三角形はじまる メグミ編
その8
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美恵を抱き寄せ耳元でお礼を言う。
「ありがとう美恵、なんだかわだかまりがひとつ消えた気分だよ」
「そう、よかった」
「君はすごいな。よくそこまで考えられるよ、僕では考えもつかなかった」
「うーん、たぶんねレイヤーさんの気持ちを考えるクセのせいじゃないかな。衣装を作るときにキャラの性格とか考えるようにしてるから」
なるほど、キャラの深堀がすごいんだろうな。これが思い込みの激しさとなるのか。
「あとね、圭一郎さんのこといつも考えてるからかなー」
含み笑いしながら空いた僕の手を取り掌を弄り始める。
「どうして」
「今日ね、昨日の夜のこと反省してたんだけど、圭一郎さんがメグミちゃんに対する態度がなんかおかしかったの。いつもやさしい人がなんかつっけんどんな感じがしてたなーって」
「そうかな」
「あたしもお兄ちゃんがいるけど、兄妹と兄弟って接し方が違うのかなーってだけ思ってた」
──気がつかなかったけど、思い当たることはある。女装した弟を見るたびに少し苛ついていたのだろう。男がそんな格好をするなと。
「だけど今話しを聞いてね、ああそれだけじゃない、もしくはそれじゃないかもって考えて話してみたんどけど……」
「そうだね、僕自身もそこまで考えたことなかったよ。会話って大事だな、独りよがりの考えじゃなくなる。美恵のおかげだ」
「よかった」
感謝の気持を込めて抱き締める。耳元で美恵の嬉しそうに鼻を鳴らすのを聞き、今晩も全力愛情表現をしたくなる。
「する?」
「しよ」
絡みつく腕の重さを首に感じながら抱き上げて立ち上がると、ベッドルームへと向かう。
美恵をベッドに下ろしたあと、リビングに戻って消灯。真っ暗の中でそろそろとベッドに向かう。
「はやく~、圭一郎さんのだ~いすきなおっぱいはココにあるよ~♪」
いま行きま~す♪
明日も仕事があるので、軽めのエクササイズクラスで愛情表現を致すと、眠りにつく。
今度恵二郎に会ったらちゃんと話をしてみよう、あいつ今頃どうしているかな……。
「ありがとう美恵、なんだかわだかまりがひとつ消えた気分だよ」
「そう、よかった」
「君はすごいな。よくそこまで考えられるよ、僕では考えもつかなかった」
「うーん、たぶんねレイヤーさんの気持ちを考えるクセのせいじゃないかな。衣装を作るときにキャラの性格とか考えるようにしてるから」
なるほど、キャラの深堀がすごいんだろうな。これが思い込みの激しさとなるのか。
「あとね、圭一郎さんのこといつも考えてるからかなー」
含み笑いしながら空いた僕の手を取り掌を弄り始める。
「どうして」
「今日ね、昨日の夜のこと反省してたんだけど、圭一郎さんがメグミちゃんに対する態度がなんかおかしかったの。いつもやさしい人がなんかつっけんどんな感じがしてたなーって」
「そうかな」
「あたしもお兄ちゃんがいるけど、兄妹と兄弟って接し方が違うのかなーってだけ思ってた」
──気がつかなかったけど、思い当たることはある。女装した弟を見るたびに少し苛ついていたのだろう。男がそんな格好をするなと。
「だけど今話しを聞いてね、ああそれだけじゃない、もしくはそれじゃないかもって考えて話してみたんどけど……」
「そうだね、僕自身もそこまで考えたことなかったよ。会話って大事だな、独りよがりの考えじゃなくなる。美恵のおかげだ」
「よかった」
感謝の気持を込めて抱き締める。耳元で美恵の嬉しそうに鼻を鳴らすのを聞き、今晩も全力愛情表現をしたくなる。
「する?」
「しよ」
絡みつく腕の重さを首に感じながら抱き上げて立ち上がると、ベッドルームへと向かう。
美恵をベッドに下ろしたあと、リビングに戻って消灯。真っ暗の中でそろそろとベッドに向かう。
「はやく~、圭一郎さんのだ~いすきなおっぱいはココにあるよ~♪」
いま行きま~す♪
明日も仕事があるので、軽めのエクササイズクラスで愛情表現を致すと、眠りにつく。
今度恵二郎に会ったらちゃんと話をしてみよう、あいつ今頃どうしているかな……。
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