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プロローグ
しおりを挟むあたしが恋した男は高校2年生。
あたしはまだ10歳の小学5年生。
彼の名前は中岡秋時(なかおかあきとき)。
あたしの名前は瀬戸内奈津(せとうちなつ)。
いつもの学校の通学路で会った彼に一目惚れをした。
些細な話しかしていない。
年齢も違すぎる。
あたしにはこの恋がうまくいくとは思えなかった。
あの事件が起こるまでは、、、。
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