30 / 43
つかの間の平和
しおりを挟む
サターンが消えてまもなくウラヌスとネプチューンの石化の魔法が消えた。
そしてすぐにプルートたちがやってきた。
「サターンは?」
みんなが口をそろえて言った。
「戦いは終わったよ!サターンは土星に帰ったの!シーズン銀河も解放するって!」
みんな拍子抜けしたようだ。
「あのサターンが?本当か?」
愛しい秋時が言った。
「本当ですよ。良かったですね!」
言葉にならないあたしを見かねてムーンが言った。
「信じられないな。何もされなかったか?」
優しい秋時。
あたしの胸の鼓動が聞こえてしまいそう。
あたしはうつむいて、うなづくことしか出来ない。
「オータム。良かったじゃないか。これで平和になるなら。」
ウィンターはスプリングに肩を貸している。
「まぁ良かった。」
サマーも嬉しそう。
「死を覚悟してたからな。」
そう言って笑うサマー。
あたしたちはサターンの恐ろしい企みに全く気がついていなかった。
*
「奈津?ごめんな」
秋時があたしの顔を覗き込む。
「い、、、いいよ!」
あたしの顔は真っ赤だ。
いったい何がいいのか?
「ムーン?どうしたのです?」
プルートの声であたしは我にかえる。
ムーンを見ると左の手のひらを見ていた。
「ムーン?」
あたしが聞くと、ムーンは笑った。
「なんでもありません。」
「なら良いのですが、、、?」
プルートは少し心配気味に聞く。
「本当に大丈夫ですよ?」
穏やかに笑うムーンを見ていると、5歳児であることを忘れてしまいそうになる。
「それじゃ帰りましょうか?」
ウラヌスが言った。
「寝ているみんなも起こさないといけませんし。」
「悪りぃな?」
サマーがバツの悪そうな顔をする。
お別れか、、、。
なんだか切ない。
秋時、、、?
離れたくないよ、、、。
あたしは心の中で叫んだ。
*
「待って!帰る前にささやかだけど勝利の祝杯をあげない?」
スプリングが言った。
「でも、、、ジュピター達を起こさないといけませんし、、、。」
プルートがそう言うと、スプリングは笑った。
「もちろん!起こしてシーズン銀河に連れてきて!」
かくして、みんなで祝杯をあげることになった。
*
バーベキュー味のレンスの実を食べ、みんなで楽しく過ごす。
と。
スプリングが話しかけてきた。
「アースって分かりやすいのね?オータムが好きなんでしょ?あたしも人のことは言えないけど。」
そんなに分かりやすいかな?
「あたしはウィンターが好きなの。サマーに好きだって言われた時にきがついたのよ?サマーの申し出は断わった。でもね。ウィンターはあたしのこと好きって言ってくれないの。サマーを気にしてか、それともあたしのこと好きじゃないか、、、。」
今度はあたしが笑った。
「ウィンターはスプリングのこと好きよ?確実にね!」
「えっ?なんで?」
スプリングが驚いた顔をするのであたしはまた笑ってしまった。
*
「だって、、、一回も好きって言われてないんだよ?」
スプリングはチャーミングポイントである大きな瞳を更に大きくさせて言った。
「視線。」
あたしは優しく言った。
「えっ?」
あたしたちはみんなから少し離れて座っていた。
「サマーもそうだけど、ウィンターもチラチラこっちを気にしてる。」
「えぇっ!?」
「シー!!」
あたしは指を手に当てて言った。
「モテる女は辛いわね?」
「もー!!アースだって!あのムーンっていう男の子。アースのこと好きね?」
「ムーンはああ見えて5歳児なのよ?恋に恋するお年頃なのよ。」
年が近いせいか、すっかり女子トークに夢中になってしまった。
「アース?」
スプリングが心配そうに言った。
「どうしたの?」
「ベルのこと、、、。気にはなっていたんだけどね?」
いい辛そうにスプリングは言った。
「サターンはやっぱりベルの生まれ変わりなんじゃないかなって思って、、、」
スプリングは寂しそうに言った。
*
「え、、、だって、、、?美鈴さんはとっても良い子だったって聞いたよ?」
あたしは驚き目を見開いた。
「うん。本当に天使みたいな女の子だった。でも良い子過ぎた。まるで邪悪さが抜け落ちたような。サターンの性格は邪悪そのものだった。まるで2人合わせて1人の人って感じに思えたの。」
「そう、、、なんだ、、、。」
あたしは考えていた。
自分がアースに転生する時一回死んでいることを。
ムーンもそうだった。
美鈴さんもそうなら、、、。
いや、でも、、、。
「アース?」
スプリングが心配そうにあたしを見ていた。
「ごめん。変なこと言って。忘れて!」
「ううん。大丈夫だよ。」
あたしは無理に笑って見せた。
「オータムを頼むわね?」
スプリングは言った。
「オータムはベルの事になると我を忘れてしまうから。」
スプリングの言葉が耳に重くのしかかった。
*
確かめたい。
そんな気持ちでいっぱいになった。
あたしでこんなに思うのだから、秋時はもっと思うに違いない。
サターンが美鈴さんの生まれ変わりかどうか。
スプリングもそうなのだろう。
「プルートに聞いてみよう?サターンが美鈴さんの生まれ変わりかどうか調べたいと。」
「えっ、、、?でも。それじゃあアースは、、、」
スプリングは大きな瞳を更に大きくして言った。
「あたしのことはいいの!美鈴さんのこと知りたいでしょう?」
あたしは優しく言った。
「気にはなっていたの。ベルっていう名前も。オータムとは血の繋がりはないし、他の銀河の人なんじゃないかって。辛くないの?アースは?」
「なんで?」
「だってベルがいたら、元に戻ってしまったら、アースは、、、」
スプリングは優しい子だな。
そう思い、スプリングを抱きしめた。
*
「ありがとう。スプリング。あたしは大丈夫だから!プルートに聞いてみよう?」
スプリングはただうなづいた。
*
「そうですか。サターンとビューティ.ベルいや美鈴さんが関係あれば、サターンが何故あんなに邪悪なのか分かるかもしれないですね。秋時?何故ベルには2つの名前があるのでしょう?秋時もそうですが、、、。」
絶対食いついてくると思っていた秋時は意外にもあまり乗り気ではなさそうだった。
きっと怖いのだろう。
「俺たちは地球に勉強に行っていたんだ。いわばホームスティ的なものかな?俺が15の時だった。美鈴には大変な思いをさせた。そして1年後美鈴は何の前触れも無く死んでしまった。」
辛そうに話す秋時。
でも、あたしは確信した。
やはり美鈴さんはサターンの生まれ変わりだと。
「調べる方法はありますか?」
あたしが聞くとプルートは答えた。
「宇宙閻魔様なら分かるかもしれないですね。」
そしてすぐにプルートたちがやってきた。
「サターンは?」
みんなが口をそろえて言った。
「戦いは終わったよ!サターンは土星に帰ったの!シーズン銀河も解放するって!」
みんな拍子抜けしたようだ。
「あのサターンが?本当か?」
愛しい秋時が言った。
「本当ですよ。良かったですね!」
言葉にならないあたしを見かねてムーンが言った。
「信じられないな。何もされなかったか?」
優しい秋時。
あたしの胸の鼓動が聞こえてしまいそう。
あたしはうつむいて、うなづくことしか出来ない。
「オータム。良かったじゃないか。これで平和になるなら。」
ウィンターはスプリングに肩を貸している。
「まぁ良かった。」
サマーも嬉しそう。
「死を覚悟してたからな。」
そう言って笑うサマー。
あたしたちはサターンの恐ろしい企みに全く気がついていなかった。
*
「奈津?ごめんな」
秋時があたしの顔を覗き込む。
「い、、、いいよ!」
あたしの顔は真っ赤だ。
いったい何がいいのか?
「ムーン?どうしたのです?」
プルートの声であたしは我にかえる。
ムーンを見ると左の手のひらを見ていた。
「ムーン?」
あたしが聞くと、ムーンは笑った。
「なんでもありません。」
「なら良いのですが、、、?」
プルートは少し心配気味に聞く。
「本当に大丈夫ですよ?」
穏やかに笑うムーンを見ていると、5歳児であることを忘れてしまいそうになる。
「それじゃ帰りましょうか?」
ウラヌスが言った。
「寝ているみんなも起こさないといけませんし。」
「悪りぃな?」
サマーがバツの悪そうな顔をする。
お別れか、、、。
なんだか切ない。
秋時、、、?
離れたくないよ、、、。
あたしは心の中で叫んだ。
*
「待って!帰る前にささやかだけど勝利の祝杯をあげない?」
スプリングが言った。
「でも、、、ジュピター達を起こさないといけませんし、、、。」
プルートがそう言うと、スプリングは笑った。
「もちろん!起こしてシーズン銀河に連れてきて!」
かくして、みんなで祝杯をあげることになった。
*
バーベキュー味のレンスの実を食べ、みんなで楽しく過ごす。
と。
スプリングが話しかけてきた。
「アースって分かりやすいのね?オータムが好きなんでしょ?あたしも人のことは言えないけど。」
そんなに分かりやすいかな?
「あたしはウィンターが好きなの。サマーに好きだって言われた時にきがついたのよ?サマーの申し出は断わった。でもね。ウィンターはあたしのこと好きって言ってくれないの。サマーを気にしてか、それともあたしのこと好きじゃないか、、、。」
今度はあたしが笑った。
「ウィンターはスプリングのこと好きよ?確実にね!」
「えっ?なんで?」
スプリングが驚いた顔をするのであたしはまた笑ってしまった。
*
「だって、、、一回も好きって言われてないんだよ?」
スプリングはチャーミングポイントである大きな瞳を更に大きくさせて言った。
「視線。」
あたしは優しく言った。
「えっ?」
あたしたちはみんなから少し離れて座っていた。
「サマーもそうだけど、ウィンターもチラチラこっちを気にしてる。」
「えぇっ!?」
「シー!!」
あたしは指を手に当てて言った。
「モテる女は辛いわね?」
「もー!!アースだって!あのムーンっていう男の子。アースのこと好きね?」
「ムーンはああ見えて5歳児なのよ?恋に恋するお年頃なのよ。」
年が近いせいか、すっかり女子トークに夢中になってしまった。
「アース?」
スプリングが心配そうに言った。
「どうしたの?」
「ベルのこと、、、。気にはなっていたんだけどね?」
いい辛そうにスプリングは言った。
「サターンはやっぱりベルの生まれ変わりなんじゃないかなって思って、、、」
スプリングは寂しそうに言った。
*
「え、、、だって、、、?美鈴さんはとっても良い子だったって聞いたよ?」
あたしは驚き目を見開いた。
「うん。本当に天使みたいな女の子だった。でも良い子過ぎた。まるで邪悪さが抜け落ちたような。サターンの性格は邪悪そのものだった。まるで2人合わせて1人の人って感じに思えたの。」
「そう、、、なんだ、、、。」
あたしは考えていた。
自分がアースに転生する時一回死んでいることを。
ムーンもそうだった。
美鈴さんもそうなら、、、。
いや、でも、、、。
「アース?」
スプリングが心配そうにあたしを見ていた。
「ごめん。変なこと言って。忘れて!」
「ううん。大丈夫だよ。」
あたしは無理に笑って見せた。
「オータムを頼むわね?」
スプリングは言った。
「オータムはベルの事になると我を忘れてしまうから。」
スプリングの言葉が耳に重くのしかかった。
*
確かめたい。
そんな気持ちでいっぱいになった。
あたしでこんなに思うのだから、秋時はもっと思うに違いない。
サターンが美鈴さんの生まれ変わりかどうか。
スプリングもそうなのだろう。
「プルートに聞いてみよう?サターンが美鈴さんの生まれ変わりかどうか調べたいと。」
「えっ、、、?でも。それじゃあアースは、、、」
スプリングは大きな瞳を更に大きくして言った。
「あたしのことはいいの!美鈴さんのこと知りたいでしょう?」
あたしは優しく言った。
「気にはなっていたの。ベルっていう名前も。オータムとは血の繋がりはないし、他の銀河の人なんじゃないかって。辛くないの?アースは?」
「なんで?」
「だってベルがいたら、元に戻ってしまったら、アースは、、、」
スプリングは優しい子だな。
そう思い、スプリングを抱きしめた。
*
「ありがとう。スプリング。あたしは大丈夫だから!プルートに聞いてみよう?」
スプリングはただうなづいた。
*
「そうですか。サターンとビューティ.ベルいや美鈴さんが関係あれば、サターンが何故あんなに邪悪なのか分かるかもしれないですね。秋時?何故ベルには2つの名前があるのでしょう?秋時もそうですが、、、。」
絶対食いついてくると思っていた秋時は意外にもあまり乗り気ではなさそうだった。
きっと怖いのだろう。
「俺たちは地球に勉強に行っていたんだ。いわばホームスティ的なものかな?俺が15の時だった。美鈴には大変な思いをさせた。そして1年後美鈴は何の前触れも無く死んでしまった。」
辛そうに話す秋時。
でも、あたしは確信した。
やはり美鈴さんはサターンの生まれ変わりだと。
「調べる方法はありますか?」
あたしが聞くとプルートは答えた。
「宇宙閻魔様なら分かるかもしれないですね。」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる