13 / 42
第1章 異世界転生と傲慢種族
第1-3話 いきなり全速力
しおりを挟む
三歳になりましたアルフィーです。
...え?飛びすぎだって?
特に報告するものなかったんだよね。あるとすれば、ここはまじの森の中とかかな?
ま、とりあえずこっちに集中しようか。
「...ふっ!」
ドッ!
「凄いね、アルフィーは」
「アルフィー、もう私達が十歳の時くらいの腕前ねー」
さて、何をしているかと言うと。
弓の訓練をしてるんだよね。
いや、僕さ、スキル選択で『千里眼』選んだでしょ?
このお陰かさ、ハイエルフの中でも飛び抜けて目が良いんだよ。
で、父様と母様に薦められたんだよね。確か一週間位前に。
弓なんて触ったことも無かったけど、手先は器用だと思うから試しにやってみたんだ。
そしたらさ...的のど真ん中に命中した。
皆(僕も含める)が目が点になったんだけど、もう一回やってみたら見事、ど真ん中に。
で、朝の訓練とかで毎日やっているわけだ。
父様の屋敷の地下には練習場があったから、そこでやっている。
あ、そうだ。試しにやってみようかな...?
弓に矢をつがえて、構える。
そして...
「「ッ!?」」
矢に『闇』魔力を纏わせる。
この世界には魔力属性があり、火、水、風、土、光、闇の六属性が存在する。
僕の得意属性は、ぶっちゃけ全部できるけど、一番得意なのは『闇』属性だ。
光と闇はかなり珍しく、強力な属性だ。
色んな応用が出来るけど、今は置いておくとして。
「『ダークアロー』!」
『無詠唱』スキルは詠唱を取っ払うだったのでそれなりに重宝している。
本来なら『我に答えよ、暗黒の概念よ~』的なのを言うので恥ずかしい。立派な厨二病患者カルテその物だ。
とまあ、『闇』魔力を恐ろしいほど込めて放たれた矢は凄まじい速度で的に命中し、的を完全に破壊した。
バラバラだ。
「...ふふふ、まさか三歳で『魔纏』をここまで自由に扱うとは...」
「...あなた、あまりアルフィーに魔法を教えないでね?手遅れになりそうだから...」
「...すまない、もう手遅れだ」
「おし、次いってみよう。『サンダーアロー』!!」
なにか父様と母様が話していたけど、あまり興味ないので気にしない。
というわけで、初っぱなから全力で行っておりますアルフィーです。
...え?飛びすぎだって?
特に報告するものなかったんだよね。あるとすれば、ここはまじの森の中とかかな?
ま、とりあえずこっちに集中しようか。
「...ふっ!」
ドッ!
「凄いね、アルフィーは」
「アルフィー、もう私達が十歳の時くらいの腕前ねー」
さて、何をしているかと言うと。
弓の訓練をしてるんだよね。
いや、僕さ、スキル選択で『千里眼』選んだでしょ?
このお陰かさ、ハイエルフの中でも飛び抜けて目が良いんだよ。
で、父様と母様に薦められたんだよね。確か一週間位前に。
弓なんて触ったことも無かったけど、手先は器用だと思うから試しにやってみたんだ。
そしたらさ...的のど真ん中に命中した。
皆(僕も含める)が目が点になったんだけど、もう一回やってみたら見事、ど真ん中に。
で、朝の訓練とかで毎日やっているわけだ。
父様の屋敷の地下には練習場があったから、そこでやっている。
あ、そうだ。試しにやってみようかな...?
弓に矢をつがえて、構える。
そして...
「「ッ!?」」
矢に『闇』魔力を纏わせる。
この世界には魔力属性があり、火、水、風、土、光、闇の六属性が存在する。
僕の得意属性は、ぶっちゃけ全部できるけど、一番得意なのは『闇』属性だ。
光と闇はかなり珍しく、強力な属性だ。
色んな応用が出来るけど、今は置いておくとして。
「『ダークアロー』!」
『無詠唱』スキルは詠唱を取っ払うだったのでそれなりに重宝している。
本来なら『我に答えよ、暗黒の概念よ~』的なのを言うので恥ずかしい。立派な厨二病患者カルテその物だ。
とまあ、『闇』魔力を恐ろしいほど込めて放たれた矢は凄まじい速度で的に命中し、的を完全に破壊した。
バラバラだ。
「...ふふふ、まさか三歳で『魔纏』をここまで自由に扱うとは...」
「...あなた、あまりアルフィーに魔法を教えないでね?手遅れになりそうだから...」
「...すまない、もう手遅れだ」
「おし、次いってみよう。『サンダーアロー』!!」
なにか父様と母様が話していたけど、あまり興味ないので気にしない。
というわけで、初っぱなから全力で行っておりますアルフィーです。
0
あなたにおすすめの小説
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる