出向先は恋の温泉地

ラムライ

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第7話:初めてのOLー午後から

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「やだ!もうこんな時間!午後から得意先に行かなければならないのに~!じゃあ私はこれで!」

佐々木課長の熱意を語ると、足早に遠ざかっていく。高いヒールでカツカツ音を高速に、電話とメモまでしながら去っていった。

「これがキャリアウーマンなのね…。」
「課長の仕事の速さは恐らく社内で一位、二位を争うくらいじゃないかしら…」

課長の様子を見かけると、目を離したスキに点々と違う所にいるので瞬間移動に見えるし、キーボードのタイピングは激ムズの音ゲーに挑戦してるのではないかと思うほどだ。武田先輩より速いかも知れない。

「それで…ランチはどこがオススメなのかしら?」
「会社近くにオススメのバーガーがあるの、行ってみましょ」

到着すると店内に人は多いが、席がない訳でもなかった。しかし、彼女の提案で離れた人気のない公園で食べることになった。

「高橋さん、会社のオフィスか店内で食べてもよかったんじゃない?」
「ううん。オフィスだと臭いが残るし、天気もいいからここがいいの。それに…」

そういうと、彼女は颯爽とバーガーを取り出し、かぶりついた。一口で口紅の可愛い色と口元のファンデーションが取れて薄くなり、ソースがベッタリとついていた。

「誰もいないと、口元を気にしなくていいでしょ。」

なるほど、と思いこの時だけ、食べ方だけは男性のように僕もバーガーを頬張った。口元にソースも遠慮なく舐めとり、ナプキンで口元を拭いたら口紅がガッツリ取れていた。けどソースが何より美味しいかった。

「口紅は、食べる前に拭き取らないの?」
「まぁ…お腹が空くと真っ先に手を伸ばしちゃうからね」

素朴に思ったことを聞いてみたが、彼女の回答に無邪気さを感じ、可愛らしかった。



「さて、鈴木さん。午後は私さんと一緒に、会社の備品を揃えに行きましょう。繁忙期で不足なった文房具が大量にありますから」
「はい、分かりました」

食べ終えて元気になった僕らはそのまま近くのショッピングモールへ向かった。文房具があるフロアで、彼女はアクセサリー店を見つけると歩幅がゆっくりとなり、ついに立ち止まった。

「健太さん、ヘアアクセサリーも試してみませんか?きっと似合いますよ」
「え?ヘアアクセサリーですか?」
「はい。ロングヘアのウィッグをつけたら、もっと可愛くなりますよ」



僕は、少し戸惑ったが、既に目を輝かせていた彼女に誘われた。と同時に、断る間もなく腕を引っ張られ、店内へ入った。

「鈴木さん。どうですかこれ?すごく似合ってると思うわよ!」
「ええ、着けてみるわ…」

僕は、彼女の熱心な勧めもあり、カチューシャを試着してみることにした。

「可愛いー!やっぱリボンもないとね!」
「ありがとうございます…」
「これなら、不慣れでもオシャレできます!」

彼女は大絶賛し、僕は鏡に映った自分を見て、照れながら言った。灰色のカチューシャで小さいリボン付きのでシンプルだけど、黒のロングウィッグが華やかになって嬉しかった。

「あら?他にも色々あるし…試してもいいかしら?」
「可愛い声も様になってきたわね!」

彼女の茶化しに赤くなりながらも、色々試してみたが、結局最初に試したカチューシャを購入した。

「じゃあ、早速着けて行きましょう!」
「え、もう?」
「もちろん!」

その後、二人は備品の買い揃え、会社へと戻ることにした。
帰り道、さっきまで吹いてなかった風が強くなりだした。フレアスカートが、風に煽られ、捲り上がってしまう。

「きゃっ!」

僕は、慌ててスカートを押さえようとしたが、両手に備品の入った箱を持っていたため、上手く押さえられない。
ストッキング越しの可愛いパンティーが、露わになってしまう。

「や、あ…!」

僕は、顔を真っ赤にして、恥ずかしがった。
彼女は、僕の様子を見て、クスッと笑った。彼女はタイトスカートだったので平気そうだった。

「鈴木さん、可愛いパンティーですね」
彼女は、茶化すように言った。
「た、高橋さん…!」
「大丈夫ですよ。誰も見てませんから」

彼女は、そう言いながらも、僕の下着を、じっと見つめていた。
僕は、恥ずかしさで、ドキドキした。

なんとか会社に戻り、僕は、スカートが捲れてしまった姿を誰かに見られたか心配でたまらなかった。

(もう、外でフレアは履きたくない…)

一方、しゃがんで見てた彼女は水色パンティーがしっかり見えて言おうとしたが…、彼女に花を持たせることにした。
後日、彼女と同じタイトスカートを主に履くことにしたが、それはそれで今度は座り方に気をつけようと心の中で呟いた。

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