18 / 69
第二話:見えない猫とコンポート
2-8:桃のコンポート
しおりを挟む
「おはようございます」
眠い目を擦りながら、既に厨房で仕込みを始めているアインさんに僕は挨拶する。
上衣が白、下衣は黒のズボンに白いエプロンと、既に身支度を整えたアインさんの後姿はいつもと同じかそれ以上に凛々しくて、そして綺麗だった。
綺麗な人は何を着てもきまるものだなぁ、なんて思わず思ってしまう。
「おはよう、きょっぴー」
ぼんやりそんなことを考えていたら、アインさんが振り返った。
厨房に甘酸っぱい、いい香りが充満している。
これは……。
「もしかして、桃のコンポートですか?」
漂ってくる香りは間違いなく桃のものだ。
「ご名答。特製桃のコンポートだよ」
「特製?」
いつの間にか桃のコンポートは『特製桃のコンポート』になっていたらしい。一体何が違うんだろう?
「まあ見ててよ」
片目を瞑ると、アインさんは桃と包丁を手に取った。
鮮やかな手つきで洗った桃を皮のまま器用に回転させながら包丁を一周入れていく。二つに桃を割った後は片側についた種を取り除く作業だ。
コンロの上に乗せた大きめの鍋は、ふつふつと煮立っている。
「これ、お湯が入ってるんですか?」
「いや、グラニュー糖を温めて溶かしたシロップだよ。レモン汁は今入れたところ」
僕の言葉に少し笑って答えながら、作業の手は緩めない。
アインさんは切った桃を手早く鍋の中に詰めていく。切り口が上になっているからなんだかパイナップルか何かみたいにも見えなくないかもしれない。
暫くの後で、じきに火を止めた。
「特製桃のコンポート、なんですよね?」
「そう。……今はまだ、桃のコンポートを作っている所だけどね」
僕の問いかけに、アインさんはウィンクで答える。
今は、って事は、これから何かひと手間加えるのだろう。
「せっかくならもう少しアレンジして、より喜んで貰えるようなものにしたいなって考えたんだ」
「アインさんらしいですね」
相変わらず、お客さんの笑顔の為に一生懸命なアインさんに僕は思わず微笑んでしまう。
暫く談笑の後、桃が冷めたのを見計らってアインさんは再び鍋に向き直った。
鮮やかな手つきで桃の皮をスルリと向くと、そのまますぐに大きめのバットへと移す。これを何度も繰り返していき、あっという間にバットの中は桃で一杯になってしまった。
「あとはこれをね……」
先ほど剥いた皮をバットの中に入れる。
更に桃を煮込んだシロップを、ひたひたになるまで注いだうえで、上からラップをかけた。
「あとは一旦冷蔵庫に冷やして、それからかな」
業務用の大きな冷蔵庫の中にバットを入れる。完全に冷えるまでどれくらいかかるんだろう。それに、特製って言うからには多分、この後何かひと手間加えるに違いない。
一体どんなものが出来上がるんだろう。アインさんの腕に間違いはないだろうけど、少し気になった。
そんな事を考えながら厨房を出るとチロが歩いていた。
「チロ」
僕が思わず名前を呼ぶと、チロは顔をあげて「ナ~ォ」と鳴く。
どうやら僕の声に反応してくれたらしい。
「きょっぴー、チロに覚えて貰ったんだね」
僕とチロのやりとりを見て、ヴィクターが言った。
「そうなんですか? でもどんな覚え方されてるんだろう……」
「さあ、ね」
くすりとヴィクターは笑う。その笑いにはどんな感情が込められていたんだろう。
ヴィクターは子供っぽく見えて、案外達観していて、それでいて少し抜けていて、なのに結構しっかり者だ。
チロも良く分からないけど、ヴィクターも猫みたいによく分からない。
人造人間だって言っていたけど……一体どれくらいの時間をヴィクターは生きてきたんだろう。
子供っぽい仕草の中にもどこか大人びた仕草をする事がある。
だからたぶん……僕が思っているよりは長い年月を過ごしてきたような、そんな気がした。
◇ ◇ ◇ ◇
そうこうしているうちにやがてディナータイムの時間がやってきた。
オープンと同時にいつものように続々とお客さんが訪れる。そして時間ぴったりに来るのはだいたい常連さんばかりだ。
だから、どの人も多少なり顔に覚えがある。
僕とヴィクターは慌ててお客さんを出迎えると、それぞれの席へと案内してまわった。
「大谷さん、来るかな」
すれ違いざまにヴィクターがぼそりと僕の耳元で囁く。
大谷さん、来るんだろうか……。
大谷さんにチロの事、気づいて欲しい一心だったけれど。
まだ迷いの中の僕は、少しその言葉にどきりとする。
オーダーを届けに厨房に戻ると、丁度アインさんが冷蔵庫からバットを取り出している所だった。
「もしかして、完成したんですか?」
「うん。どうかな? 見てよ」
アインさんは僕の言葉に満足そうに頷くと、バットの中身を見せてくれた。
「わああ……!」
昼間はシロップ漬けの桃が入っていた筈なのに。いつの間にかバットの中身は桃のゼリーへと変わっていた。
「桃のコンポートをゼリーにしたんだ」
綺麗にカットされた桃が、バットの中でゼリーと一緒に固められている。きらきらと輝くそれは、宝石みたいにも見えた。
「これって漬け込んだシロップですか?」
「うん。さっきのシロップに桃のコンポートで作ったピューレを混ぜ込んで、それで固めたんだ」
間違いない、絶対に美味しいやつだ。
「凄く美味しそうです! これならきっと、お客さんも喜びますね!」
期間限定とはいえこんな美味しそうなゼリーが無料で食べられるなんて。
お客さんも絶対喜ぶに違いない。
僕の言葉が余程嬉しかったのか、アインさんは満面の笑みを見せた。笑った顔もまた眩しくて、ただの地味な一般人の僕には刺激が強すぎる。
綺麗な人の綺麗な微笑みは、一撃で人を殺す凶器にも等しいと思う。
僕は慌ててアインさんから視線を外すと、準備を急ぐフリをした。
「じゃ、じゃあこれ食事の終わる頃にお客さんに運ばないとですね!」
そんな僕の動揺に気づかないアインさんは
「うん、よろしく頼むよ。きょっぴー」
と言って頷くと、ガラスの器を取り出して大きなスプーンで掬い入れ始めた。無造作にスプーンで掬ったゼリーが、厨房の照明に照らされて涼し気に光る。
不定形な形もまた、宝物の山に似ていた。
「はいはい、お客さんはどんどん来てるんですから。二人ともよろしくお願いしますよ」
厨房の奥からジェドさんの声が響く。
どうやら僕たちのやり取りにしびれを切らしたらしい。
僕とアインさんは顔を見合わせて苦笑した後で、再びそれぞれの持ち場へと戻った。
眠い目を擦りながら、既に厨房で仕込みを始めているアインさんに僕は挨拶する。
上衣が白、下衣は黒のズボンに白いエプロンと、既に身支度を整えたアインさんの後姿はいつもと同じかそれ以上に凛々しくて、そして綺麗だった。
綺麗な人は何を着てもきまるものだなぁ、なんて思わず思ってしまう。
「おはよう、きょっぴー」
ぼんやりそんなことを考えていたら、アインさんが振り返った。
厨房に甘酸っぱい、いい香りが充満している。
これは……。
「もしかして、桃のコンポートですか?」
漂ってくる香りは間違いなく桃のものだ。
「ご名答。特製桃のコンポートだよ」
「特製?」
いつの間にか桃のコンポートは『特製桃のコンポート』になっていたらしい。一体何が違うんだろう?
「まあ見ててよ」
片目を瞑ると、アインさんは桃と包丁を手に取った。
鮮やかな手つきで洗った桃を皮のまま器用に回転させながら包丁を一周入れていく。二つに桃を割った後は片側についた種を取り除く作業だ。
コンロの上に乗せた大きめの鍋は、ふつふつと煮立っている。
「これ、お湯が入ってるんですか?」
「いや、グラニュー糖を温めて溶かしたシロップだよ。レモン汁は今入れたところ」
僕の言葉に少し笑って答えながら、作業の手は緩めない。
アインさんは切った桃を手早く鍋の中に詰めていく。切り口が上になっているからなんだかパイナップルか何かみたいにも見えなくないかもしれない。
暫くの後で、じきに火を止めた。
「特製桃のコンポート、なんですよね?」
「そう。……今はまだ、桃のコンポートを作っている所だけどね」
僕の問いかけに、アインさんはウィンクで答える。
今は、って事は、これから何かひと手間加えるのだろう。
「せっかくならもう少しアレンジして、より喜んで貰えるようなものにしたいなって考えたんだ」
「アインさんらしいですね」
相変わらず、お客さんの笑顔の為に一生懸命なアインさんに僕は思わず微笑んでしまう。
暫く談笑の後、桃が冷めたのを見計らってアインさんは再び鍋に向き直った。
鮮やかな手つきで桃の皮をスルリと向くと、そのまますぐに大きめのバットへと移す。これを何度も繰り返していき、あっという間にバットの中は桃で一杯になってしまった。
「あとはこれをね……」
先ほど剥いた皮をバットの中に入れる。
更に桃を煮込んだシロップを、ひたひたになるまで注いだうえで、上からラップをかけた。
「あとは一旦冷蔵庫に冷やして、それからかな」
業務用の大きな冷蔵庫の中にバットを入れる。完全に冷えるまでどれくらいかかるんだろう。それに、特製って言うからには多分、この後何かひと手間加えるに違いない。
一体どんなものが出来上がるんだろう。アインさんの腕に間違いはないだろうけど、少し気になった。
そんな事を考えながら厨房を出るとチロが歩いていた。
「チロ」
僕が思わず名前を呼ぶと、チロは顔をあげて「ナ~ォ」と鳴く。
どうやら僕の声に反応してくれたらしい。
「きょっぴー、チロに覚えて貰ったんだね」
僕とチロのやりとりを見て、ヴィクターが言った。
「そうなんですか? でもどんな覚え方されてるんだろう……」
「さあ、ね」
くすりとヴィクターは笑う。その笑いにはどんな感情が込められていたんだろう。
ヴィクターは子供っぽく見えて、案外達観していて、それでいて少し抜けていて、なのに結構しっかり者だ。
チロも良く分からないけど、ヴィクターも猫みたいによく分からない。
人造人間だって言っていたけど……一体どれくらいの時間をヴィクターは生きてきたんだろう。
子供っぽい仕草の中にもどこか大人びた仕草をする事がある。
だからたぶん……僕が思っているよりは長い年月を過ごしてきたような、そんな気がした。
◇ ◇ ◇ ◇
そうこうしているうちにやがてディナータイムの時間がやってきた。
オープンと同時にいつものように続々とお客さんが訪れる。そして時間ぴったりに来るのはだいたい常連さんばかりだ。
だから、どの人も多少なり顔に覚えがある。
僕とヴィクターは慌ててお客さんを出迎えると、それぞれの席へと案内してまわった。
「大谷さん、来るかな」
すれ違いざまにヴィクターがぼそりと僕の耳元で囁く。
大谷さん、来るんだろうか……。
大谷さんにチロの事、気づいて欲しい一心だったけれど。
まだ迷いの中の僕は、少しその言葉にどきりとする。
オーダーを届けに厨房に戻ると、丁度アインさんが冷蔵庫からバットを取り出している所だった。
「もしかして、完成したんですか?」
「うん。どうかな? 見てよ」
アインさんは僕の言葉に満足そうに頷くと、バットの中身を見せてくれた。
「わああ……!」
昼間はシロップ漬けの桃が入っていた筈なのに。いつの間にかバットの中身は桃のゼリーへと変わっていた。
「桃のコンポートをゼリーにしたんだ」
綺麗にカットされた桃が、バットの中でゼリーと一緒に固められている。きらきらと輝くそれは、宝石みたいにも見えた。
「これって漬け込んだシロップですか?」
「うん。さっきのシロップに桃のコンポートで作ったピューレを混ぜ込んで、それで固めたんだ」
間違いない、絶対に美味しいやつだ。
「凄く美味しそうです! これならきっと、お客さんも喜びますね!」
期間限定とはいえこんな美味しそうなゼリーが無料で食べられるなんて。
お客さんも絶対喜ぶに違いない。
僕の言葉が余程嬉しかったのか、アインさんは満面の笑みを見せた。笑った顔もまた眩しくて、ただの地味な一般人の僕には刺激が強すぎる。
綺麗な人の綺麗な微笑みは、一撃で人を殺す凶器にも等しいと思う。
僕は慌ててアインさんから視線を外すと、準備を急ぐフリをした。
「じゃ、じゃあこれ食事の終わる頃にお客さんに運ばないとですね!」
そんな僕の動揺に気づかないアインさんは
「うん、よろしく頼むよ。きょっぴー」
と言って頷くと、ガラスの器を取り出して大きなスプーンで掬い入れ始めた。無造作にスプーンで掬ったゼリーが、厨房の照明に照らされて涼し気に光る。
不定形な形もまた、宝物の山に似ていた。
「はいはい、お客さんはどんどん来てるんですから。二人ともよろしくお願いしますよ」
厨房の奥からジェドさんの声が響く。
どうやら僕たちのやり取りにしびれを切らしたらしい。
僕とアインさんは顔を見合わせて苦笑した後で、再びそれぞれの持ち場へと戻った。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】私を捨てた皆様、どうぞその選択を後悔なさってください 〜婚約破棄された令嬢の、遅すぎる謝罪はお断りです〜
くろねこ
恋愛
王太子の婚約者として尽くしてきた公爵令嬢エリシアは、ある日突然、身に覚えのない罪で断罪され婚約破棄を言い渡される。
味方だと思っていた家族も友人も、誰一人として彼女を庇わなかった。
――けれど、彼らは知らなかった。
彼女こそが国を支えていた“本当の功労者”だったことを。
すべてを失ったはずの令嬢が選んだのは、
復讐ではなく「関わらない」という選択。
だがその選択こそが、彼らにとって最も残酷な“ざまぁ”の始まりだった。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧井 汐桜香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
潮に閉じ込めたきみの後悔を拭いたい
葉方萌生
ライト文芸
淡路島で暮らす28歳の城島朝香は、友人からの情報で元恋人で俳優の天ヶ瀬翔が島に戻ってきたことを知る。
絶妙にすれ違いながら、再び近づいていく二人だったが、翔はとある秘密を抱えていた。
過去の後悔を拭いたい。
誰しもが抱える悩みにそっと寄り添える恋愛ファンタジーです。
残念な顔だとバカにされていた私が隣国の王子様に見初められました
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
公爵令嬢アンジェリカは六歳の誕生日までは天使のように可愛らしい子供だった。ところが突然、ロバのような顔になってしまう。残念な姿に成長した『残念姫』と呼ばれるアンジェリカ。友達は男爵家のウォルターただ一人。そんなある日、隣国から素敵な王子様が留学してきて……
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
【完結】前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~【長編】
暖夢 由
恋愛
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」
高らかに宣言された婚約破棄の言葉。
ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。
でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか?
*********
以前投稿した小説を長編版にリメイクして投稿しております。
内容も少し変わっておりますので、お楽し頂ければ嬉しいです。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる