7
件
※落ちこぼれ陰陽師と、自称式神と、自称死人の姫の織り成す物語。※
※不思議現象は起こりません※
時は長保二年。
故あって齢十六にしていきなり陰陽寮の陰陽師に抜擢された刀岐昂明は、陰陽寮の落ちこぼれ陰陽師。
ある日山菜を求めて山に分け入ったところ、怪我をした少女を発見した。
しかしその少女、ちょっと訳ありのようで自分の事を何一つ話さない。
あまつさえ「死人だ」などと言う始末。
どうやら彼女には生きていると知られたくない、『秘密』があるらしい。
果たして自称死人の姫が抱える秘密とは何か。
落ちこぼれ陰陽師と式神のコンビが、死人の姫を巡って少しずつ変化し成長していく物語。
※この小説はフィクションです。実在の人物や地名、その他もろもろ全てにおいて一切関係ありません。
文字数 114,832
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.05.31
仕事は選べ――。
そう思った時期が俺にもありました。
田舎受領を養父に持つ菖蒲黒鵰(あやめくろたか)は、粗暴だが美女に間違えられる程には美しい。
ある日「入内を控えた女たちが立て続けに殺された事件は知っているであろう、囮の皇后となって入内せよ」と養父に言われ、有無を言わさず女の振りをする羽目に。
絶対ばれるだろ!無理!
そう思った筈なのに。
何故か帝が妙に付きまとってくるんですけど!?!?
男勝りな皇后(♂)と、食えない帝のドタバタコメディ。
前半はコメディ多め、中盤から後半にかけて親密度上昇、後半は糖度が増します。
別所で完結済みですがこちらは改稿版かつ、後半の展開が異なります。
※この小説はフィクションです。実在の人物や地名、その他もろもろ全てにおいて一切関係ありません。
文字数 131,162
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.05.31
お気に入りに追加
12
降りしきる雨の中、倒れるように転がり込んだその場所。
なんとそこは、不死のあやかし達の洋食屋だった!?
記憶をなくして路頭に迷った青年、聖弘(仮名)は、イケメンだけどちょっとゆるふわヴァンパイアの店長の取り計らいで不死者の洋食屋『ビストロ・ノクターン』で働かせて貰うことになったのだった。
人外だけの、ちょっとお洒落な洋食屋に陽気な人狼の経営するパン屋さん。
横浜のちょっと近くにある不思議なお店で繰り広げられる、ちょっと不思議でちょっと温かい、そんな話。
6/10 エブリスタ 新作セレクション[6/10] に掲載されました
6/11 エブリスタ トレンドランキング#現代ファンタジー 2位になりました
6/21 エブリスタ トレンドランキング#現代ファンタジー 1位になりました
文字数 164,058
最終更新日 2022.01.31
登録日 2021.12.26
――その日、一人の女性が処刑された。
新聞はこぞってこの娘の処刑の事を書きたてた。
新聞は飛ぶように売れてゆき……、たちまちどこの店からも姿を消してしまう程の人気だったそうだ。
暫くの間王都周辺を騒がせた彼女の話題も、新しい話題にかき消されて流れ、そしてやがて誰も語らなくなった。
物語の始まりはそれから数か月後――。
片田舎に住む田舎貴族の長男オリヴィンは、三人もの姉に囲まれて育ったせいか男らしさとは縁遠い少年で『花好きの姫皇子』などと人々にはこっそり呼ばれている。
ある日オリヴィンは氷のように冷たい手をした少女、エーヴェに一目ぼれをした。
彼女は人々が『死神伯爵』と呼ぶ人物の娘らしい。
そんな折、遠方に旅に出ていた父が何者かに殺されたという報せが入る。
父の葬儀に現れた怪しい人物、そして突然降って湧いた多額の借金と借用書。
あわやという所で助けてくれたのは、なんとかの『死神伯爵』だった。
真犯人を探すために『死神伯爵』と協力することになったオリヴィン。
果たして父を罠にかけたのは誰なのか。
父の死の真相と、その裏で暗躍する謎の人物の存在と。
やがてその先には
物語の前半はオリヴィンの仇討ち、後半からはヒロインと『死神伯爵』を巻き込んで物語が進展していきます。
☆当初恋愛を書くつもりだったのでほんのり恋愛要素がほんのり含まれています。
☆最後まで書き終えてから投稿しています。
☆毎日投稿予定。
☆19世紀くらいのイメージで書いてますが、割と適当なところもあります。(あと断頭台もある)
文字数 175,503
最終更新日 2021.11.14
登録日 2021.09.26
7
件