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第三話:ビストロ・ノクターン本日臨時休業
3-1:本日臨時休業日
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暫く雨が続いた後で、久しぶりに横浜の空は青く晴れ渡った。
雲一つない青空と、じりじり焼けるような太陽。
そしてまだ夏でもないのに、暑い。
「あ、暑い……。体が慣れる前の突然の暑さで、体がついていかない……」
一足早いクーラーをつけてもなお、店内の室温は下がることを知らない。
さしものアインさんも日差しの強さにやられたのか、テーブルに頬をつけたままぐったりとしている。
「暑いのはいいんです。雨の後で蒸し暑くて……このままではカビてしまいます……」
扇風機で風を自分に向かって送りながら、ジェドさんも言った。
「あの、今日のお風呂の掃除当番、僕が代わりますよ。だから、元気出してくださいね……」
湿度の高い日のお風呂掃除はジェドさんにとって脅威だ。以前梅雨の季節にカビてしまって、大変な思いをしたことがあるらしい。
あの王子みたいな貴族みたいな美しさのジェドさんがカビる姿は、正直想像したくないと思う。なるべくそんな事が無いようになるべく湿度の高い日は僕が代わろうと思っている。
アインさんもだめ、ジェドさんもだめ。……こうなるともう頼れるのはヴィクターだけ。そう思って僕はヴィクターのほうを見る。
「昨日までの雨ですっかり体の中がしけっぽくなっちゃって……錆びたらどうしよう。油でも差さないと駄目かも……」
別の理由でヴィクターもグロッキーだった。
どうしよう、まともに動けるのが僕しかいない。
「決めた……」
アインさんが意を決したように立ち上がる。
「アインさん?」
一体何を決めたんだろう。みんなも一斉にアインさんの事を見た。
「今日だけ、臨時休業にします!!」
「えっ!?」
「そうしましょう、そうしましょう」
「さんせい……」
驚く僕と対照的に、ジェドさんとヴィクターが諸手を挙げて同意する。……みんな普段は急に休業なんかしたことないのに、珍しい。
あまりの事に僕は驚いたまま、アインさんをもう一度見た。
「意外かもしれないけど、きょっぴー以外みんな体調が悪いのに無理にお店開けるのは得策じゃない。重大なミスが起こったりする可能性もあるしね」
とはいっても、いま一番ダウンしているのはそれを言っている本人だからか、少し照れながらアインさんは続ける。
「今日はみんなゆっくり休んで、明日からはいつも通り頑張ろう。ね?」
アインさんの言う通りだ。
僕に出来るのは今のところホールスタッフだけだし、無理してジェドさんやアインさんが料理を作ったとしても、事故やミスがあったら一大事になってしまう。
それならばみんな明日のためにしっかりとコンディションを整えておく方がずっと良いに違いない。
「元気なきょっぴーには申し訳ないけど……」
「いえっ! そんなことないです。皆さんの健康が一番ですから!」
申し訳なさそうな顔でアインさんが言うので、僕は慌てて手を振って首を振って一生懸命に力説した。
「そうだ! せっかくのお休みですから……僕、思い出せることが何かないか、少し散歩に行ってきます!」
出来るだけ気を遣わせまい。僕は務めて明るい声でそう言うと、ガッツポーズをとった。
「ああ、そういえばそうだね。買い物頼むときも近所ばかりだから……たまにはそれもありかもしれない」
だいぶ忘れかけていたけれど、僕は記憶喪失なのだ。
記憶が戻るまでの間……いや、戻った後もここで働きたいけれど。今は身元不明の宿なしとして、ここでお情けで預かって貰っているに過ぎない身の上。
いつまでも自分が誰なのか分からないのももどかしい。少し外の景色を眺めながら自分の記憶を探してみようと思った。
「でも、散歩ってどの辺に行くんです? この辺りは案外よく歩いてますよね」
僕たちのお店があるのは港寄りの路地裏だ。少し歩けばもう横浜港が見えてくる。
買い物ついでに時折停泊する船を眺めるのが僕の楽しみでもあった。
「はい。……今度は逆方向の、中華街のほうに足を伸ばしてみようと思います」
「中華街! 美味しいもの沢山あるところじゃないですか。……さては記憶を探すって言いながら食べ歩きを楽しむつもりですね」
ニヤリとジェドさんが僕を指差した。
ご名答。
実はずっと中華街を食べ歩きしてみたいと思っていたのだ。
勿論、記憶の手がかりも探すつもりなのは間違いない。……ただ、ちょっと肉まんとかラーメンとか、シウマイとか色々興味があって……。
「えへへ……」
しっかり見透かされてしまい、へたっぴなごまかし笑いで僕はお茶を濁す。
アインさんも笑っているだろうか。
そう思ってアインさんの方を見ると、思いのほか険しい顔つきをしていた。もしかして皆が体調悪いのに食べ歩きするのが気に入らなかったんだろうか。
少し不安になって身を竦めてしまう。
「きょっぴー。中華街に行くのは良いと思うんだけど、絶対暗くなる前に返ってくるんだよ」
「え? 暗くなる前に、ですか?」
予想外の事を言われ、僕は拍子抜けしながら訊き返す。
「そう。あの辺りは僵尸というあやかしの縄張りなんだ」
「僵尸、ですか?」
「うん。……いうなれば東洋のヴァンパイア、みたいなカテゴリかなぁ」
東洋のヴァンパイア。僕が思い描くのはアインさんみたいなヴァンパイアだけど、実はもしかしたら国の数だけ種族があるのかもしれない。
「全員という訳じゃないんだけど、そいつらは少し気性が荒くてタチが悪い。だからくれぐれも気を付けてほしい」
アインさんは頭を掻きながら少し困ったように僕に懇願した。アインさんはそいつらに会ったことがあるんだろう。
「は、はい。わかりました」
「絶対の絶対だよ」
「はい!」
何度も念を押してくるアインさん。そこまで心配されると逆に行きづらい。
「なんや、さっきから見とったらえらいまどろっこしーな」
そんな僕たちに向かって、覚えのある陽気な声で言葉が投げられた。
「エミリオさん!」
「エミリオ!?」
『ビストロ・ノクターン』のご近所のお店『いぬのパン屋さん』の店長、エミリオさんだ。スポーツマンみたいに爽やかな笑顔で沢山パンを詰めた番重《ばんじゅう》を抱えている。ニカっと笑うと白い歯と犬歯が見え、そして銀色の髪の毛がさらりと揺れた。
「パン届けよう思てやってきたら『本日臨時休業』って貼ってあったんで、なんかあったんかとえらい驚いたわ。……ま、無事でよかったけどな」
「悪いね、せっかく持ってきてもらったのに臨時休業で。……一足早い夏バテです」
エミリオさんの言葉にアインさんは肩を竦めた。
「どーするこれ? 持って帰ろか?」
気を遣って、持ってきた焼き立てパンを回収するかエミリオさんが訊いてくれた。アインさんは少し考えた後で申し訳なさそうに手を合わせた。
「御免、いいかな?」
「店長とワイの仲やろ! 気にせえへん事や!」
ぎゃはははと豪快に笑った後で、もう一度番重を担ぎなおす。
「あ、そや」
その後で僕の方を振り返った。一体なんだろう?」
「きょっぴー中華街行くんやろ? ならワイがボディガードでついてったるさかい、ちょお待っててや!」
「へ!?」
僕の返答を待たずしてエミリオさんは風のようにお店のドアを開けると消えていった。
「あ、あの……」
「エミリオは親切のつもりなんだよ、あれで」
「は、はあ……」
っていうか、そこそこ前から僕たちの話聞こえてたんだな。さすがは狼というべきなのか。
「でも実際、私たちがついていけない以上エミリオについて貰っておいた方が安心だ。土地勘もあるしね。……少し騒がしくて面倒な奴だけど、勘弁してほしい」
両手を合わせてごめんねポーズで、アインさんが僕に謝った。そんなアインさんの顔色も普段よりはいくぶんか悪い。やっぱり暑さが堪えているんだろう。
いや、太陽の光が今日は強いから、そっちのせいもあるのかもしれない。
そんな状態でも僕の事を心配してくれて、申し訳ないと思ってしまう。
「分かりました、だから安心してくださいね」
僕はアインさんが安心するようにそう言って、強く拳を握った。
雲一つない青空と、じりじり焼けるような太陽。
そしてまだ夏でもないのに、暑い。
「あ、暑い……。体が慣れる前の突然の暑さで、体がついていかない……」
一足早いクーラーをつけてもなお、店内の室温は下がることを知らない。
さしものアインさんも日差しの強さにやられたのか、テーブルに頬をつけたままぐったりとしている。
「暑いのはいいんです。雨の後で蒸し暑くて……このままではカビてしまいます……」
扇風機で風を自分に向かって送りながら、ジェドさんも言った。
「あの、今日のお風呂の掃除当番、僕が代わりますよ。だから、元気出してくださいね……」
湿度の高い日のお風呂掃除はジェドさんにとって脅威だ。以前梅雨の季節にカビてしまって、大変な思いをしたことがあるらしい。
あの王子みたいな貴族みたいな美しさのジェドさんがカビる姿は、正直想像したくないと思う。なるべくそんな事が無いようになるべく湿度の高い日は僕が代わろうと思っている。
アインさんもだめ、ジェドさんもだめ。……こうなるともう頼れるのはヴィクターだけ。そう思って僕はヴィクターのほうを見る。
「昨日までの雨ですっかり体の中がしけっぽくなっちゃって……錆びたらどうしよう。油でも差さないと駄目かも……」
別の理由でヴィクターもグロッキーだった。
どうしよう、まともに動けるのが僕しかいない。
「決めた……」
アインさんが意を決したように立ち上がる。
「アインさん?」
一体何を決めたんだろう。みんなも一斉にアインさんの事を見た。
「今日だけ、臨時休業にします!!」
「えっ!?」
「そうしましょう、そうしましょう」
「さんせい……」
驚く僕と対照的に、ジェドさんとヴィクターが諸手を挙げて同意する。……みんな普段は急に休業なんかしたことないのに、珍しい。
あまりの事に僕は驚いたまま、アインさんをもう一度見た。
「意外かもしれないけど、きょっぴー以外みんな体調が悪いのに無理にお店開けるのは得策じゃない。重大なミスが起こったりする可能性もあるしね」
とはいっても、いま一番ダウンしているのはそれを言っている本人だからか、少し照れながらアインさんは続ける。
「今日はみんなゆっくり休んで、明日からはいつも通り頑張ろう。ね?」
アインさんの言う通りだ。
僕に出来るのは今のところホールスタッフだけだし、無理してジェドさんやアインさんが料理を作ったとしても、事故やミスがあったら一大事になってしまう。
それならばみんな明日のためにしっかりとコンディションを整えておく方がずっと良いに違いない。
「元気なきょっぴーには申し訳ないけど……」
「いえっ! そんなことないです。皆さんの健康が一番ですから!」
申し訳なさそうな顔でアインさんが言うので、僕は慌てて手を振って首を振って一生懸命に力説した。
「そうだ! せっかくのお休みですから……僕、思い出せることが何かないか、少し散歩に行ってきます!」
出来るだけ気を遣わせまい。僕は務めて明るい声でそう言うと、ガッツポーズをとった。
「ああ、そういえばそうだね。買い物頼むときも近所ばかりだから……たまにはそれもありかもしれない」
だいぶ忘れかけていたけれど、僕は記憶喪失なのだ。
記憶が戻るまでの間……いや、戻った後もここで働きたいけれど。今は身元不明の宿なしとして、ここでお情けで預かって貰っているに過ぎない身の上。
いつまでも自分が誰なのか分からないのももどかしい。少し外の景色を眺めながら自分の記憶を探してみようと思った。
「でも、散歩ってどの辺に行くんです? この辺りは案外よく歩いてますよね」
僕たちのお店があるのは港寄りの路地裏だ。少し歩けばもう横浜港が見えてくる。
買い物ついでに時折停泊する船を眺めるのが僕の楽しみでもあった。
「はい。……今度は逆方向の、中華街のほうに足を伸ばしてみようと思います」
「中華街! 美味しいもの沢山あるところじゃないですか。……さては記憶を探すって言いながら食べ歩きを楽しむつもりですね」
ニヤリとジェドさんが僕を指差した。
ご名答。
実はずっと中華街を食べ歩きしてみたいと思っていたのだ。
勿論、記憶の手がかりも探すつもりなのは間違いない。……ただ、ちょっと肉まんとかラーメンとか、シウマイとか色々興味があって……。
「えへへ……」
しっかり見透かされてしまい、へたっぴなごまかし笑いで僕はお茶を濁す。
アインさんも笑っているだろうか。
そう思ってアインさんの方を見ると、思いのほか険しい顔つきをしていた。もしかして皆が体調悪いのに食べ歩きするのが気に入らなかったんだろうか。
少し不安になって身を竦めてしまう。
「きょっぴー。中華街に行くのは良いと思うんだけど、絶対暗くなる前に返ってくるんだよ」
「え? 暗くなる前に、ですか?」
予想外の事を言われ、僕は拍子抜けしながら訊き返す。
「そう。あの辺りは僵尸というあやかしの縄張りなんだ」
「僵尸、ですか?」
「うん。……いうなれば東洋のヴァンパイア、みたいなカテゴリかなぁ」
東洋のヴァンパイア。僕が思い描くのはアインさんみたいなヴァンパイアだけど、実はもしかしたら国の数だけ種族があるのかもしれない。
「全員という訳じゃないんだけど、そいつらは少し気性が荒くてタチが悪い。だからくれぐれも気を付けてほしい」
アインさんは頭を掻きながら少し困ったように僕に懇願した。アインさんはそいつらに会ったことがあるんだろう。
「は、はい。わかりました」
「絶対の絶対だよ」
「はい!」
何度も念を押してくるアインさん。そこまで心配されると逆に行きづらい。
「なんや、さっきから見とったらえらいまどろっこしーな」
そんな僕たちに向かって、覚えのある陽気な声で言葉が投げられた。
「エミリオさん!」
「エミリオ!?」
『ビストロ・ノクターン』のご近所のお店『いぬのパン屋さん』の店長、エミリオさんだ。スポーツマンみたいに爽やかな笑顔で沢山パンを詰めた番重《ばんじゅう》を抱えている。ニカっと笑うと白い歯と犬歯が見え、そして銀色の髪の毛がさらりと揺れた。
「パン届けよう思てやってきたら『本日臨時休業』って貼ってあったんで、なんかあったんかとえらい驚いたわ。……ま、無事でよかったけどな」
「悪いね、せっかく持ってきてもらったのに臨時休業で。……一足早い夏バテです」
エミリオさんの言葉にアインさんは肩を竦めた。
「どーするこれ? 持って帰ろか?」
気を遣って、持ってきた焼き立てパンを回収するかエミリオさんが訊いてくれた。アインさんは少し考えた後で申し訳なさそうに手を合わせた。
「御免、いいかな?」
「店長とワイの仲やろ! 気にせえへん事や!」
ぎゃはははと豪快に笑った後で、もう一度番重を担ぎなおす。
「あ、そや」
その後で僕の方を振り返った。一体なんだろう?」
「きょっぴー中華街行くんやろ? ならワイがボディガードでついてったるさかい、ちょお待っててや!」
「へ!?」
僕の返答を待たずしてエミリオさんは風のようにお店のドアを開けると消えていった。
「あ、あの……」
「エミリオは親切のつもりなんだよ、あれで」
「は、はあ……」
っていうか、そこそこ前から僕たちの話聞こえてたんだな。さすがは狼というべきなのか。
「でも実際、私たちがついていけない以上エミリオについて貰っておいた方が安心だ。土地勘もあるしね。……少し騒がしくて面倒な奴だけど、勘弁してほしい」
両手を合わせてごめんねポーズで、アインさんが僕に謝った。そんなアインさんの顔色も普段よりはいくぶんか悪い。やっぱり暑さが堪えているんだろう。
いや、太陽の光が今日は強いから、そっちのせいもあるのかもしれない。
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