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僕の名前は九条雪斗(クジョウユキト)
ある日僕は前世の記憶を思い出した。
きっかけは…
今日もいつも通りの時間に起きいつも通りの日を過ごすはずだった
「ん?なんかもふもふしてる?」
ベットから起き、頭の方が少し重いのとお尻の当たりがやけにもふもふしているのに気づき、見てみる
「え???」
僕は急いで鏡の前に走った
「ほぇ!?!?!?!?し、しっぽとケモ耳!?!?あれ?これって……」
その衝撃で僕は前世の記憶を思い出した…
そうこの世界が前世で読んでいたBL小説の『秘密の花園』だと言うことに…
決して腐男子だった訳ではなく、腐女子だった姉に進められて、内容がしっかりしていて読んでいて楽しかったから覚えてるだけである
内容は……
この世界では稀に人外の先祖返りがある
桜丘学園の「特別特進クラス」は表向きでは優秀な生徒しか入れないとなっているが、裏ではそんな先祖返り達をを教育するためのクラスである
そんなクラスに一般生徒だったが「特別特進クラス」の秘密を知ってしまった主人公がクラスに入る話で進んでいくのである。
僕も先祖返りしたって事は必然的に桜丘学園に入るんだよね?
「特別特進クラス」は人数が少ないせいなのか全員が政略対象だ
「でも、九条雪斗なんてキャラ居なかったと思うけど……」
んーーーーー
僕が忘れてるだけかな?
てか、なんでしっぽが9本もあるの?
邪魔なんだけど、どうにかなんないの?
そう考えていると、しっぽがひとつになった
「完全には消えないのか…」
鏡を見ていると……
ドンッドンッドンッバンッ
「雪斗!?どうした!?大きな声が聞こえたけど!?」
そこには一人息子を持っているようには見えない超絶美形の男が慌てた様子で部屋に入ってきた
「父さん……」
「ゆ、雪斗?なっ!!」
父さんが僕の姿を見て固まってしまった
「父さん…?」
つんつん
「はっ!な、なんて可愛いんだ!!!!」
親バカである
「気持ち悪くない?」
「気持ち悪い訳ないだろ!?雪斗は世界一可愛いよ!」
「それは流石に言い過ぎだよ。でも、ありがとう」
少し照れる……
「なっ!って事は雪斗を桜丘学園に入学させないといけないのか!?嫌だ!離れるなんて考えれない!」
僕も行きたくないけど……
「先祖返りが桜丘学園に入学するの絶対でしょ?」
「うぇーん!そうだけど離れたくないよ!(இдஇ`。)」
子供かお前は!?全く…
「でも、雪斗が九尾じゃなくて一尾で良かった…」
え?
「九尾だとなんかあるの……?」
父さんの言う事だと、九尾は先祖返りでも稀でまだ誰もいず、先祖返りの中では1番強いらしい、いた事が居ないのでよく分かっていないのだとか
え?それって僕の事だよね?九尾だったし
僕ってすごいの?
てか、実験体とかで狙われないよね!?
父さんには悪いけど隠そう絶対バレないようにしよう!!
こんな登場人物いたら忘れないと思うんだけどな?
僕は側で泣いている父さんを無視し、これからの事を考えていた
ある日僕は前世の記憶を思い出した。
きっかけは…
今日もいつも通りの時間に起きいつも通りの日を過ごすはずだった
「ん?なんかもふもふしてる?」
ベットから起き、頭の方が少し重いのとお尻の当たりがやけにもふもふしているのに気づき、見てみる
「え???」
僕は急いで鏡の前に走った
「ほぇ!?!?!?!?し、しっぽとケモ耳!?!?あれ?これって……」
その衝撃で僕は前世の記憶を思い出した…
そうこの世界が前世で読んでいたBL小説の『秘密の花園』だと言うことに…
決して腐男子だった訳ではなく、腐女子だった姉に進められて、内容がしっかりしていて読んでいて楽しかったから覚えてるだけである
内容は……
この世界では稀に人外の先祖返りがある
桜丘学園の「特別特進クラス」は表向きでは優秀な生徒しか入れないとなっているが、裏ではそんな先祖返り達をを教育するためのクラスである
そんなクラスに一般生徒だったが「特別特進クラス」の秘密を知ってしまった主人公がクラスに入る話で進んでいくのである。
僕も先祖返りしたって事は必然的に桜丘学園に入るんだよね?
「特別特進クラス」は人数が少ないせいなのか全員が政略対象だ
「でも、九条雪斗なんてキャラ居なかったと思うけど……」
んーーーーー
僕が忘れてるだけかな?
てか、なんでしっぽが9本もあるの?
邪魔なんだけど、どうにかなんないの?
そう考えていると、しっぽがひとつになった
「完全には消えないのか…」
鏡を見ていると……
ドンッドンッドンッバンッ
「雪斗!?どうした!?大きな声が聞こえたけど!?」
そこには一人息子を持っているようには見えない超絶美形の男が慌てた様子で部屋に入ってきた
「父さん……」
「ゆ、雪斗?なっ!!」
父さんが僕の姿を見て固まってしまった
「父さん…?」
つんつん
「はっ!な、なんて可愛いんだ!!!!」
親バカである
「気持ち悪くない?」
「気持ち悪い訳ないだろ!?雪斗は世界一可愛いよ!」
「それは流石に言い過ぎだよ。でも、ありがとう」
少し照れる……
「なっ!って事は雪斗を桜丘学園に入学させないといけないのか!?嫌だ!離れるなんて考えれない!」
僕も行きたくないけど……
「先祖返りが桜丘学園に入学するの絶対でしょ?」
「うぇーん!そうだけど離れたくないよ!(இдஇ`。)」
子供かお前は!?全く…
「でも、雪斗が九尾じゃなくて一尾で良かった…」
え?
「九尾だとなんかあるの……?」
父さんの言う事だと、九尾は先祖返りでも稀でまだ誰もいず、先祖返りの中では1番強いらしい、いた事が居ないのでよく分かっていないのだとか
え?それって僕の事だよね?九尾だったし
僕ってすごいの?
てか、実験体とかで狙われないよね!?
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