私、家出するけどちゃんと探してよね!

スーパー・ストロング・マカロン

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ソラが女子高校生だった頃。ぷるんぷるんとぺったんこ

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 担任の花見桜子が出席をとった。

名前を呼ばれた生徒達はみんな「はい」と返事をする。

「神園ウミ。」

ここまでスムースに出席が取れていたが、いつも神園ウミでつっかかってしまう。

ソラは隣の席を見た。

「神園ウミ君は今日もお休みか。」

ますます、ウミの存在を気にするようになっていた。

「どうしても学校に来れない事情があるのかな…。」

 窓際の席に座るソラの机とウミの机に春のうららかな朝陽が射し込み、心地良い光が机の色を変える。


 出席確認を取り終えた花見にソラは席から立ち上がり、おもいきって神園ウミが欠席している理由を尋ねた。

「シュゴー、花見先生、あのちょっと聞きたい事があるんですがいいでしょうか?シュゴー。」

「あら、大嵐さん。どうしたのかしら?」

 担任の花見は笑顔で答えた。

「私の隣の席の神園ウミ君はなんで欠席をしているか気になっていまして。神園君は重い病気を患っているのですか?」

「いいえ。神園君は病気ではありませんよ。」

 花見は神妙な顔つきで言った。

「それなら、シュゴー、怪我で長期入院しているとか?」

「入院もしていないわ。神園君は元気よ。」

「元気?体調がわかるんですか?」

 ソラは声が大きくなった。

「まあね。昨日も電話で連絡を取っているわ。だから大嵐さんは心配をしなくても大丈夫。神園君は必ず学校へ来るわよ。」

 そう話すと花見は職員室へ向かって行った。


「欠席している理由は聞けず仕舞いだったけど、神園君は元気なんだ。
 会った事もないのになんだかほっとしちゃった。」

ソラは自分の席へ戻り窓から桜を見てはにかんだ。


 バァン!

「キャッ!」

 机を叩きつける音で、びっくりしたソラは椅子ごと後ろへ倒れそうになったものの、机を掴んでなんとか持ち堪えた。
目の前には砂城院かつらがいる。

「大嵐さん、貴女に忠告してあげる。
貴女、ワタクシの兄に目をつけられているわよ。
貴女はご存じかしら?
兄はアイドル、モデル、人妻を相手に散々遊んで飽きれば棄てるを繰り返してきた下劣な男よ。」

「へぇ…。」

2度も助けられているけれど宗成さんの事は全然信用していないし好意もないよ。とソラは心の中で、かつらに言った。

「ククククク…自慢のお胸が仇になったわね。貴女もほかの女達と同様に女たらしの兄に遊ばれて捨てられる運命だわ!可哀想に!」

私は宗成さんとお付き合いする気はさらさらありませーん!
ソラは声に出してかつらに言ってやりたかった。

キーンコーンカーンコーン

「…1限は体育よ。もし同じ班になったら運動音痴の貴女はワタクシの足を引っ張らないように気をつけなさい。」

着替えが済んだかつらと取り巻き達は体育館へ向かって行った。

「はぁ。」

独りになった教室で体操服に着替えるソラは、かつらがまた何かを企んでいる…。そう考えるとため息がでた。


バスケットボールのゲームをする前に体育教師はグループ分けをする。

「砂城院かつら、えー、大嵐ソラ。」

ソラはかつらと同じグループになった。

かつらと一緒か…。朝から嫌だな。
ソラはチラッとかつらに目をやると、かつらがこちらを凝視している。

ゲーム前のウォーミングアップでソラはかつら達とパス回し、ボールを追って走る、ジャンプを繰り返した。

かつらはソラから目を離さない。

他のグループとのゲーム中でも、かつらはソラを見ている。

ずっと見ていて気味が悪いなぁ。

ソラがそう思うのも無理はない。



体育の授業が終わり、4組の女子は着替えを始めた。

誰もいない間にソラは素早く顔を隠して体操服を脱いでいるとソラの前までやってきて砂城院かつらは、また机を叩きつけてきた。

バァン!

「わわわ!」

「大嵐さん!ちょっといいかしら?
貴女のお胸、いったいどうなっているのよ。」

「ええっと。胸?」

ソラは返答に困惑した。

「そうよお胸よ!」

砂城院かつらは体操服の上着を脱いだ。

「この差はなに?」

「差?この…差…。」

恐らくバストサイズについて話しているのだと理解できたが、またしても返答に困惑してしまった。

「体育の授業中、ずっと貴女のお胸を見させてもらったわ。貴女だけよ、そんなに育って…。」

取り巻き達も体操服の上着を脱いでソラとかつらの前で立っている。

いつもとは違うかつらに、ソラはあっけにとられていた。

「はぁ。」

かつらの話の意図がわからず、ソラはスクールシャツのボタンを留めた。

スクールシャツの上からでも、ボリュームのある乳房が確認できる。

「大嵐さんにあって、ワタクシにないもの…。」

放心状態のかつらはペタンコの膨らみのないブラジャー姿を晒しソラの前で立ち尽くしている。


「なんか嫌な予感がするなぁ。」

かつらの異変にソラは自分の予感がハズレてくれるのを願った。












































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