私、家出するけどちゃんと探してよね!

スーパー・ストロング・マカロン

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ソラが女子高校生だった頃。ぷるんぷるんとぺったんこ

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「あと1分…。」

下校の時間が迫ってくる。

「本来であれば仲良しの友達と帰り道におしゃべりに花を咲かせたり、連れ立って遊びに行ったりするはずなのにぃ…。」

現実は砂城院かつらや取り巻き達のいじめで高校生活をエンジョイ出来ずにいた。

チラッと隣の席を見る。

「花見先生は必ず学校へ来るって話してくれたけれど、本当に学校へ来るのかな?」

ソラは神園ウミについて考える時間が増していく。

帰りのチャイムが鳴り、クラスメイト達が席を離れた。

ソラもカバンを背負って教室を出ようとするが、目の前にはかつらと取り巻きが、ソラを囲んでいる。

「兄さんが貴女に会いに来るかもしれない。また邪魔をされたら、たまったもんじゃないわ。早く旧校舎の音楽室に行くわよ。」

取り巻き達はソラの腕をガッチリ掴んだ。

「はぁ~またか。」

苦痛であるがいつものシチュエーションに、ソラは少なからず慣れてしまっている。

「砂城院さん俺も行くよ!」

マツダイラが砂城院の元へ走ってきた。

「ワタクシ、恋のキューピットは昨日で辞めたわ。
今日は特にマツダイラ君を必要としていなけれど来たければ来てもいいわよ。」

「俺も大嵐なんかと関係を持ちたくないからね。砂城院さんが恋のキューピットを辞めてくれて良かった。大嵐!今からおまえを女とは思わん!さぁ、早く歩け!」

ソラを恫喝する"金魚の糞のマツダイラ"は、かつら達と旧校舎の音楽室へソラを連れて行った。


ソラを連行した、かつら一派は旧校舎の音楽室前で足を止めた。

「砂城院さん、砂城院さんてば?」

ツインテールの女子生徒が話しかけた。

「なによ?うるさいわね!兄さんが邪魔をしに来るかもしれないのよ。」

「でも、今日は天気がとても良い日よ。旧校舎の音楽室を利用するのは危険だわ。」

「天候が悪かったら、盛りのついた男女がここを利用しているかもしれないでしょ?
晴れた今がチャンスなの。
見張りはマツダイラ君にやってもらえばいいのよ。」

「見張りかい?砂城院さん。安心してくれ。しっかり見張りをやらせてもらうよ。」

マツダイラは胸を叩いて、かつらに頼り甲斐がある所をアピールしている。

かつらと取り巻き達は鼻で笑った。

マツダイラを残してカチューシャをした女子生徒が先頭になりドアを開けてさっそく中へ入っていった。

「伝統を感じるわね。」

「感心している場合じゃないわよ。早くカーテンを閉めて。」

かつらがカチューシャをした女子生徒に言う。

「外はあんなに明るいのにカーテンを閉めたら真っ暗だわ。」

ボブカットの女子生徒が言った。

スマホのライトでかつらは部屋を照らした。

取り巻き達はちょっとしたお化け屋敷にいるような感覚になりはしゃぎ始める。

「静かにして。カーテンを閉めた事で中に誰かがいるって教えているようなものよ。
それより早く貴女達もスマホのライトを使って照らしなさいな。」

取り巻き達は一斉にスマホを取り出してライトで音楽室を照らした。

砂城院かつらは、ソラを壁際に追い詰めて話しを始めた。








































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