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39 ガウスとの決闘(5)
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「……では、剣からだな」
ガウスはそう言うと、足元に刺さっている
模造剣を引き抜いた。
そして、コウは近くに落ちていた
ガウスの投げた模造剣を取り、構える。
「そうだな、ボウとの連続勝負だった
なんて言い訳はするなよ?」
コウがバカにするようにそう告げると、
「まさか、例え負けたとしてもそんな事は言わないさ。
まぁ、俺が負けることは……無いがなっ!!」
ガウスはそう叫ぶと、
コウとの距離を一瞬にして詰める。
そして、上段からの一振りをコウへと振り下ろすと、
ガインッ!
と言う音と共にガウスは後ろへとのけ反った。
「な、なんというパワーだ」
ガウスは思わずそう漏らす。
先ほどのはガウスの攻撃をコウが剣を
振り弾いたのだ。
そしてその反動を全く受けていないコウと
後ろへとのけ反ったガウス。
体格では圧倒的にガウスの方が上なのだが、
結果は想像とは違っていた。
(あの体格から先ほどの力……どうなっている?)
ガウスが心の中でそう考えていると、
「じゃあ、次は俺からの攻撃だな」
コウはそう呟くと、剣を後ろに下げ、
ゆっくりとガウスへと近づく。
「……面白い構えだな」
「そうか? まぁ、俺は特に構えとか
気にしていないからな、いつも適当だ」
ガウスの言葉にコウは
つまらなさそうにそう告げると、
ガウスとの距離が2m近くになると、
「全力で受け止めた方がいいぜ」
そう言い、後ろに下げていた剣を
力いっぱい前へと振り上げた。
ガウスはそう言うと、足元に刺さっている
模造剣を引き抜いた。
そして、コウは近くに落ちていた
ガウスの投げた模造剣を取り、構える。
「そうだな、ボウとの連続勝負だった
なんて言い訳はするなよ?」
コウがバカにするようにそう告げると、
「まさか、例え負けたとしてもそんな事は言わないさ。
まぁ、俺が負けることは……無いがなっ!!」
ガウスはそう叫ぶと、
コウとの距離を一瞬にして詰める。
そして、上段からの一振りをコウへと振り下ろすと、
ガインッ!
と言う音と共にガウスは後ろへとのけ反った。
「な、なんというパワーだ」
ガウスは思わずそう漏らす。
先ほどのはガウスの攻撃をコウが剣を
振り弾いたのだ。
そしてその反動を全く受けていないコウと
後ろへとのけ反ったガウス。
体格では圧倒的にガウスの方が上なのだが、
結果は想像とは違っていた。
(あの体格から先ほどの力……どうなっている?)
ガウスが心の中でそう考えていると、
「じゃあ、次は俺からの攻撃だな」
コウはそう呟くと、剣を後ろに下げ、
ゆっくりとガウスへと近づく。
「……面白い構えだな」
「そうか? まぁ、俺は特に構えとか
気にしていないからな、いつも適当だ」
ガウスの言葉にコウは
つまらなさそうにそう告げると、
ガウスとの距離が2m近くになると、
「全力で受け止めた方がいいぜ」
そう言い、後ろに下げていた剣を
力いっぱい前へと振り上げた。
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