イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)

こたろう文庫

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ダンジョン訓練

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チームを結成してから初めての訓練日、僕達はダンジョンを訪れていた。

ダンジョンで訓練を行う為だ。

今日の訓練の目的はダンジョンの探索の仕方を学ぶのとは別にチームだの動きを確認する目的もある

僕は今日の為に新しいスキルを創造していた。
[サーチ]と[マップ]だ

サーチは探し物に適している。
魔物の場所や宝箱の位置、階段の位置までわかる

マップは地図だ。描かなくても勝手にスキル内に記憶されていく。楽だ

「今日訓練するのは浅い階層だが、ダンジョン内には危険が多い。予期せぬ事が発生する事もあるから、ダンジョン内では絶対に気を抜くなよ。今日の目標は10階層に置いてある宝を手に入れて来る事だ。難しいから達成できたら、評価に加点してやろう。がんばれよ」

「「「はい」」」

ラクネとダイスくんと3人でダンジョンに入前に隊列を相談する

「僕が先頭を歩くよ。サーチってスキルで魔物が近づいてきたら位置がわかるから」

「そんな事が出来るの?」
ラクネに聞かれる

「うん。宝箱の位置もわかるよ」

「すごいな。なら先頭はエルクに任せるか。ラクネは土魔法が使えるんだったな?」
ダイスくんがラクネに確認する

「ひゃい。ダイス様」
ラクネが噛んだ。やっぱり緊張しているようだ

「すぐにとは言わないが、これから同じチームで背中を任せるんだ。王子だってことは気にしないで欲しい。とりあえず様付けで呼ぶのはやめてくれ」

「…わかりました。ダ、ダイスさん」

「今はそれでいいか。もっと気軽に話してくれてもいいぞ。呼び捨てでも構わない。」

「う、うん」
ラクネはまだ緊張しているけど、この辺りは長年染み付いたものなにで、徐々に慣らしていくしかないだろう。

「その隊列の話に戻るが、ラクネは後衛を頼む。後方の確認と地図の作成を頼みたい」

「あ、マップってスキルがあるから地図は必要ないよ」
僕は2人に教える

「そ、そうか。なら後方の確認に集中してくれ。置いてかれないように気をつけてな。土壁はつくれるか?」

「う、うん。作れるよ」

「魔物が後ろから襲ってきたら土壁で足止めを頼む。倒せる相手ならその後に体制を立て直してから戦おう」

ダイスくんは慎重派のようだ。

「エルクは先頭を歩くが、前衛として近接戦は出来ないから、魔物が出たら俺が前衛に入ろう。ダンジョン内での指揮は俺が執ろうと思うがいいか?」

「うん、お願い」
僕やラクネが何が出来るか把握してから話をしているし、ダイスくんに任せれば間違いはなさそうだ

「よし、それじゃあ入るか。エルク頼む」

僕を先頭にダンジョンの中に入る

1層目は前に入った時と同じでスライムとスケルトンしかいないはずだ。

「この角を曲がると魔物がいるよ」

「わかった」
僕はダイスくんと位置を代わる

角を曲がるとスライムがいた。
ダイスくんが剣でスライムを斬って倒す

「いい感じだな。先に魔物がいる事が分かっていれば、あらかじめ隊列を変更して万全の状態で挑めるな」
やっぱりサーチは便利だな

「それじゃあ先に進むね」
僕は先頭に戻って先に進む

5階層まで降りてきた。

「なあ、エルク」

「なに?」

「もしかして階段の位置もわかるのか?」

「ルートまではわからないけど、どの辺りにあるかは分かるよ」

「やっぱりな、階段を見つけるのが早すぎると思ったんだよ」

「10階層に行くのが目標だし、良かったよね?」

「ああ、助かる」

引き続き10階層を目指す。
何度か魔物と遭遇したが、ダイスくんが問題なく倒した

9階層にて僕は行く方向に迷う。
階段が2個あるんだけど……

サーチの結果、階段の反応が2つあるのだ

「階段って1つの階層に2つあったりするものなの?」
僕は2人に聞いてみる

「いや、そういった話は聞いた事がないな」

「私も知らない」

「サーチの反応だと階段が2つあるんだよね。どっちかは罠なのかな?」

「かも知れないな。とりあえずどっちかの階段の方へ慎重に行ってみるか」

「じゃあこっちから行ってみるね」
僕は片方の階段に向かって歩いていく

「あれ、行き止まりだね。他にルートがあるのかな?」

「もう一個の階段は遠いのか?そんなに遠くないなら先にそっちに行くか?」

「ルートが複雑じゃなければすぐに着くと思う」

「なら、こっちの階段は一旦諦めるか」

「うん」

もう一個の階段はすぐに見つかった。

「問題なく10階層に着いたね。先生は難しいって言ってたけど、ダイスくんが戦ってくれたおかげで目標達成出来そうだね」

「あ、ああ。そうだな。俺はエルクのサーチのおかげだと思うけどな」
ダイスくんは謙遜している

「そんな事ないよ。僕は周り見てただけだから。ダイスくんが戦って、ラクネが後方の注意をしてくれたから安全にここまで来れたんだよ」

「エルクくんもすごかったですよ。もちろん、ダイスさ…んも強かったです」
ダイスくんが変に僕を持ち上げるからラクネまで僕を褒め出したよ。

「そうゆう事にしておく。そんなことより先生が言ってた宝探そうぜ」
素直じゃないなぁ。

「そうだね」

宝箱の反応はこっちだ。3つ同じ所に固まっている。
先生もひどいなぁ。先着3組までなんて…そんな事言ってなかったのに

「こっちだよ」
僕は宝箱がある方向へ歩いていく

あれ、行き止まりだ

「この壁の向こうにあるみたいだけど、ルートが違うみたいだよ」

「戻って他の道を行くか」

僕達は他のルートを行くけど、宝箱には辿り着かなかった。

「このルートも違ったね。行ってないのはあっちだね」

また違うルートを進む

「エルク、宝ってこれじゃないのか?」
ダイスくんが岩の上にあったプレートを持ち上げる。
プレートには校章が描かれている

うーん、そうなのかな。サーチには反応してしてないし違うと思うけどなぁ。

「多分だけど、それはフェイクだよ。僕のサーチに反応してないよ」

「そうなのか?まあ一応持っていくわ」
ダイスくんはポケットにプレートを入れる

僕達は10階層を歩き続けたけど、宝箱には結局辿り着かなかった。
「うーん、もう行ってないルートはないよ」

「やっぱりさっきのプレートが先生の宝だったんじゃないのか?エルクのスキルを信じてないわけではないけど……」

「うーん、そうなのかな?」
そう言われると心配になる

「あ、あの。もしかして9階層から行くんじゃないかな?9階層に階段2個あるって言ってたよね」

「「それだ!」」
見落としていた。そもそも降りる階段が違ったのだ。

僕達は9階層に戻る。そして……

「9階層ももうルート無いよ」
どのルートを通ってももう一つの階段には辿り着かなかった。

「階段はこの壁の向こうにあるんだよな?」

「うん、サーチだと壁の向こうすぐにあるよ」

ダイスくんが壁を壊そうと叩いている。
もちろんそんな事で壊れはしない。授業でダンジョンの壁は破壊不可能だと習った。
ダイスくんもわかって叩いているんだろう

「ラクネ、水飲む?」
僕はラクネに水を渡す

「ありがとう。わっ、冷たい!なんで?」

しまった、アイテムボックスの事は内緒だった

「水魔法で冷やしたんだよ」
とりあえず誤魔化さないと…

「エルクくん、水魔法も使えるの?」

「うん。少しだけね」

ラクネと休憩しながら話していると

「うわっ!」

驚く声がしたので振り返ると、ダイスくんの姿が消えていた
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