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47.なんかごめんなさい
お昼休みも終わりに近づき、一君と並んで教室に向かう。
ちなみに僕の顔に付いた生クリームを舐めた類君は、みんなから一斉に僕から離され怒られていた…。
「危ない!」
一君から急に肩を抱き寄せられ、胸の辺りに僕の顔がコツンと当たった。
「廊下を走るな!」
「す、すみません…」
前から走ってきた男子生徒が僕にぶつかりそうになったのを助けてくれたんだけど、以外としっかりした胸板に何故か僕はドキドキしていた。
「歩、大丈夫か?」
「あ、うん。ありがとう一君」
「あ、歩…その顔は反則…」
耳まで真っ赤になった一君が、プイっと顔を背けた。…一君カワイイ。って、僕、何考えてるんだ??
「は、早く教室戻らないと!」
「そ、そうだな!」
パッと体を離し、僕たちは無言で教室を目指した。
放課後。クラス委員の集まりがあるからと一君と教室で別れ、下足室に向かう途中で圭君に会った。
「歩」
「圭君。今から部活?」
「ああ。…その…良かったら部活見て行かないか?」
「え?良いの?!一度見てみたかったんだ~圭君のテニス」
「歩ならいつでも歓迎するよ」
耳元で囁かれ、僕の顔はまた熱を持つ。もう!イケボの囁きは反則!!
「着替えてくるから、ちょっと待っててな」
クラブハウスに着き、圭君は部室に着替えに行った。圭君を待ってる間、周りからチラチラとこちらを見る視線が刺さる。まぁ、モブな僕にハイスペックな圭君が一緒にいるんだもんな…。しかも、類君、一君、なっ君、ふう君とも一緒にいる所をみんなに見られてる訳だし、そりゃ視線も痛いよね…。
「お待たせ歩」
「ううん」
「歩にかっこいいとこ見せるからな!」
そう言ってニカッと笑う圭君。いつもの大人びた笑顔と違って無邪気な笑顔にドキッとする。
テニスコートではすでに練習が始まっていて、リズミカルな音が響いていた。僕は部外者なので、コートの金網の外で見ることにした。
「「「こんにちはー!」」」
「お~っす」
圭君に気が付いた部員が挨拶をする。やっぱり部長だな~。
何人かに声を掛け、軽くストレッチをしてコートに入る。チラッとこっちを振り向き、軽くウインクをしてきた圭君。その瞬間、周りの女の子達から「キャ~!!」っと黄色い声が飛び交った。一人顔を赤くする僕は自意識過剰かな…。
「…すごい…」
圭君のプレイを初めて見た僕は、そのすごさに驚嘆していた。例えるなら、前世で見ていた某テニスアニメの様だった。相手のプレイヤーの人もすごかったけど、圭君の圧勝でゲームは終わった。挨拶が終わると、圭君が僕に向かって走ってきた。カシャンと金網に手を掛け、息を切らした呼吸のまま僕に顔を近付けた。
「歩!どうだった?」
「か、カッコ良かったよ」
「よっしゃ!」
満面の笑みで喜ぶ圭君。その笑顔に、周りの女の子達が悲鳴を上げた。
相手が僕でなんかごめんなさい…。
ちなみに僕の顔に付いた生クリームを舐めた類君は、みんなから一斉に僕から離され怒られていた…。
「危ない!」
一君から急に肩を抱き寄せられ、胸の辺りに僕の顔がコツンと当たった。
「廊下を走るな!」
「す、すみません…」
前から走ってきた男子生徒が僕にぶつかりそうになったのを助けてくれたんだけど、以外としっかりした胸板に何故か僕はドキドキしていた。
「歩、大丈夫か?」
「あ、うん。ありがとう一君」
「あ、歩…その顔は反則…」
耳まで真っ赤になった一君が、プイっと顔を背けた。…一君カワイイ。って、僕、何考えてるんだ??
「は、早く教室戻らないと!」
「そ、そうだな!」
パッと体を離し、僕たちは無言で教室を目指した。
放課後。クラス委員の集まりがあるからと一君と教室で別れ、下足室に向かう途中で圭君に会った。
「歩」
「圭君。今から部活?」
「ああ。…その…良かったら部活見て行かないか?」
「え?良いの?!一度見てみたかったんだ~圭君のテニス」
「歩ならいつでも歓迎するよ」
耳元で囁かれ、僕の顔はまた熱を持つ。もう!イケボの囁きは反則!!
「着替えてくるから、ちょっと待っててな」
クラブハウスに着き、圭君は部室に着替えに行った。圭君を待ってる間、周りからチラチラとこちらを見る視線が刺さる。まぁ、モブな僕にハイスペックな圭君が一緒にいるんだもんな…。しかも、類君、一君、なっ君、ふう君とも一緒にいる所をみんなに見られてる訳だし、そりゃ視線も痛いよね…。
「お待たせ歩」
「ううん」
「歩にかっこいいとこ見せるからな!」
そう言ってニカッと笑う圭君。いつもの大人びた笑顔と違って無邪気な笑顔にドキッとする。
テニスコートではすでに練習が始まっていて、リズミカルな音が響いていた。僕は部外者なので、コートの金網の外で見ることにした。
「「「こんにちはー!」」」
「お~っす」
圭君に気が付いた部員が挨拶をする。やっぱり部長だな~。
何人かに声を掛け、軽くストレッチをしてコートに入る。チラッとこっちを振り向き、軽くウインクをしてきた圭君。その瞬間、周りの女の子達から「キャ~!!」っと黄色い声が飛び交った。一人顔を赤くする僕は自意識過剰かな…。
「…すごい…」
圭君のプレイを初めて見た僕は、そのすごさに驚嘆していた。例えるなら、前世で見ていた某テニスアニメの様だった。相手のプレイヤーの人もすごかったけど、圭君の圧勝でゲームは終わった。挨拶が終わると、圭君が僕に向かって走ってきた。カシャンと金網に手を掛け、息を切らした呼吸のまま僕に顔を近付けた。
「歩!どうだった?」
「か、カッコ良かったよ」
「よっしゃ!」
満面の笑みで喜ぶ圭君。その笑顔に、周りの女の子達が悲鳴を上げた。
相手が僕でなんかごめんなさい…。
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