腐男子友達と思ってたのは俺だけでした~親友からの溺愛に気付くのが遅すぎた

syouki

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10.生殺し・・ side快斗

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翌日、約束通り樹は俺の部屋に来た。

(あぁ、樹が俺の部屋に来るなんて!・・・昨日の残ってないよな?)

あの後、昂ぶりが収まるまで4回もかかった・・・。

「良いな~。俺もこんなベッドが良かったな~」

樹が俺のベッドに寝ころびゴロゴロしてる!いつの日か樹を・・という邪な思いで大きなベッドにして良かった!
冗談で「使ってみる?」というと、樹が今晩泊まると言い出した。

(嘘だろ?夢じゃないよな??一晩、樹と一緒???)

俺の思考は一瞬停止した。それを否定ととった樹が、申し訳なそうに謝るので、慌てて晩ごはんの提供を申し出た。危ない、こんなチャンス逃すわけにはいかない。これを機に、樹が来やすくしないと。
嬉しそうにする樹に、頭の中でガッツポーズをする。よし、良い感じだ。

「さ、そろそろピアス開けようか?」
手を洗い、消毒薬とピアッサーを持って樹の隣に座る。そっと樹の耳に触れると、一瞬、樹の身体が強張った。

(あ、耳、感じやすいんだ・・・)

新たな情報に顔がほころぶ。
無事にピアスも開け終え、買い出しに行くことになった。

(オムライスとかハンバーグとか、樹ってばカワイイ・・・。あ~一緒に買い出しとか幸せ・・・)

ちなみに、樹の「うん!行く行く~!」って発言は、頭の中に録音した・・・。

昼食を食べてくつろいでいると、いつの間にか樹が眠っていた。
起こさないように、そっと毛布を掛けると、樹が寝返りをして顔が上に向いた。
すごく近くに樹の寝顔がある。規則正しい寝息が聞こえるほど近い。
ドキドキと心臓が早鐘を打つ。ゴクリと唾を飲み込んだ。

(あ、睫毛長い・・・。少しくらい触れてもバレないかな・・?)
(ダメだ!ダメだ!寝てる樹に手を出しちゃダメだ!)

俺の中で二つの思いが葛藤する。が、欲望に頭が支配され、無意識に樹の唇をそっと指でなぞってしまった。

(思った通り、柔らかい・・・)

少しの間、幸せを堪能する。しかし、俺の身体は正直だった。
そっとトイレに移動して、樹の唇で2回ほど抜いた・・・。
はぁ、まだお昼なのに・・・。俺の体、もつかな・・・。

ご飯の用意が出来たので樹に声を掛けた。
まだ寝ぼけているようで、目をこすりながら返事をする。樹、可愛すぎる・・・。
完全に目が覚めたようで、真っ赤な顔で謝っててきた。
いや、もうその顔犯罪レベルだわ。

オムライスは好評だったようで、あっという間に完食した。色々練習した甲斐があった。
洗い物は任せと言うのでお任せしたが、なぜかびしょびしょになっている。
不器用な樹もカワイイ・・・。

先にお風呂を進めた。その間に、樹の好きなアイスティーを用意する。

(あぁ、今、お風呂に裸の樹がいるんだ・・。シャンプーわかるかな・・。はっ!明日一日、樹と同じ匂い!)

ヤバいと感じた瞬間、樹がバスルームから出てきた。

「お先~。あ、シャンプー借りた~」

お風呂上がりの樹!濡れた髪、上気した頬、何より、無防備なショートパンツ!!
完全にまずい!!俺はアイスティーを渡してさりげなくバスルームに向かう。
急いで服を脱ぎ、ギンギンに張詰めたペニスを下着から開放して浴室に入る。
すでにペニスはカウパー液で濡れていた。お昼も2回抜いたのに俺って・・・。
シャワーを最大で流しながら、声を出さないように細心の注意を払って、俺はペニスをしごいた。
樹の寝顔、耳、唇、首筋、腰、脚・・・すべてを思い出し、裸にして樹を犯す。

(あぁ、樹、樹!)

我ながら変態だと思うが、樹への暴走を止めるには妄想でSEXするしかない。それに、樹以外は抱きたくない。
ペニスはすでにぐしょぐしょで、近くに樹がいるかと思うとさらなる興奮が俺を襲う。

(はぁ、はぁ、あぁ!いく・・いくよ、樹!!)

ペニスから放たれた熱が、シャワーから流れるお湯と共に排水溝へ吸い込まれていく。

・・・バスルームを出たのは、もう2回抜いた後だった・・・・。
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