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第4章 リリカのお勉強
第35話 リリカのひらめき
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リアムは試作した魔力の込められた石を魔石と呼ぶことにした。魔石の作成実験を終えて、また二人は日常の生活に戻った。夜の魔術の勉強は、まだイグニスヒールの章の後半をやっているが、実際にリアムがその魔術を使うところを目にしたこともあり、リリカの理解が格段に早くなった。
これまでの慣例で、目標の1日1ページ読み進めができた日は、リリカはリアムに「ご褒美」をしてもらっている。(普通、ご褒美はもらうもので、してもらうものではないはずだが・・・)しかし、魔石試作後、リリカのノルマ達成時間が大幅に早くなったため、「ご褒美」時間が長くなるようになった。というのは、二人は9時から勉強を始めて、11時には必ず寝るという生活サイクルを守っているのだが、2時間以内にノルマの1ページが読めれば、残りはご褒美タイムと言うのが、暗黙のルールになっていたからだ。
ご褒美タイムの時間が増えると、リリカはいろんなバリエーションでリアムとのイチャイチャを楽しもうとするようになった。キスの良さを覚えてからは、性感は少なくてもリリカの中では、それがかなり重要になり、リアムのひざの上に乗って唇を重ねて遊び、盛り上がってきたら舐めてもらい、さらに残った時間でリアムのミルクを頂くパターンが多くなった。
奴隷だと言うのにすっかり恋人気分で欲望のままにやりたい放題である。リアムもまんざらでもなく、それはそれで楽しかったのだが・・・、彼はもっと魔導書を早いペースで読ませたかった。そこで─、
「リリカ、最近ご褒美タイムのほうが勉強時間より長くなっちまったからな、明日からは一日のノルマを2ページにしよう。これで、魔導書の読み進めが格段に早くなるぞ。」
リリカが驚愕の表情をする。口をパクパクさせて抗弁の言葉を捜す。
「で、でもご主人様。」
「ご褒美は、あくまで魔術の勉強のやる気を出せればと思ってはじめたことだからね。そっちが勉強よりメインになったらおかしいだろ?」
そんなことは分かってるけど、そんなのは嫌なリリカだった。でも、リアムが正論過ぎて反論できない。リリカは口を真一文字にしてプルプルしていた。
リアムは苦笑しながらリリカの頭をポンポンする。
「そんな顔するなよ。俺は、お前を早く一人前の魔術師に育てたいんだ。一緒にいる時間が減るわけじゃないんだから、な?」
「それはそうですけど、ご主人様が一緒に本を読んでくれるのも好きですけど・・・。(イチャイチャが減るのはやなのー(>_<) )」
「今のお前なら2ページだってあっという間にできるようになるぞ。」
「ご、ご主人様の命なんだから、従わなきゃですよね。」
「・・・まあ、そこまでご主人様風ふかす気はないけども。」
「大丈夫です。・・・リリカ予習気合い入れます!」
リリカはようやくやるきになった。リアムからすると、魔石の制作に、想像以上に魔力が必要な事がわかり、リリカのサポートなしには島に結界を張るのは無理、という結論になりつつあった。
外敵に脅かされる事なく今の生活を続けるには、結界による防備は必須。つまりは早くリリカに一人前の魔術師になってもらう必要があった。
そんな事があった後、ご飯の支度も洗濯も室内の掃除も、リアムはいっぱい手伝ってくれた。翌日などは、そのおかげでリリカは余裕を持って、その日の魔術勉強の予習をしている。
リアムが自分に本気で一人前の魔術師になって欲しいと思っていることは、リリカにも段々伝わってきた。期待されるのはプレッシャーもあるが、嬉しくもある。
だから頑張れる。
夕方にさしかかった頃、頑張って予習したおかげで、今日は2ページでも十分進められそうになった。気持ちに余裕が出てきたリリカは、今日のご褒美の事に思いを巡らし始めた。
ちらっと、デスクに座るリアムを見る。真剣な表情で魔導書を読んでいる。(カッコいいな・・・)リリカはリアムの横顔が好きだ。他の年頃の女の子の例に漏れず、彼女もイケメン大好きなのである。毎日見ているけども、リアムの顔は見飽きる事がない。
(今日も「くんに」をしてもらおう!そして、「下のお口」を指でいじってもらって・・・、あ、想像したらちょっとジワッて来ちゃったかな。)
──ぎこちなく「」がついた単語は最近リアムに教わった言葉だ。「下の──」と言う教え方をする辺り、リアムは相変わらずのゲスである。
下腹部を押さえながら、妄想に耽るリリカだったが、どんなに頑張っても間違いなく短くなるご褒美の時間をどう堪能しようか、結構冷静に考えていた。
(おフェラをしたいけど、ちょっと時間がなさそうだな。)すっかりリアムの舌と指にはまっているリリカだが、いくらご褒美とはいえ、ご主人様に奉仕させて自分だけ満足を得るのは、気がひける思いをしている。なるべく自分もご主人様にお返しをしたいと思っている。
ただ、ノルマのページ数が増えてしまい、いじってもらって自分も咥えるほど多分時間がない。以前おフェラだけして寝る時間になって深く後悔した事があった。
身体がムズムズして寝られなかったのだ。あのもどかしい思いをするのは御免こうむりたい。今日は私、いつもより勉強頑張るんだし、おフェラはなしにしちゃおっかな、と思いかけた時、(・・・!)リリカは何やら妙案を閃いたのだった。
--------------
21時ギリギリで書き上げました。読み返し不十分なので、変なところあるかもです。
おかしな所に気づいたらちょこちょこ直します。
最近全体構成を悩み中です。採用するかはわかりませんが、こんな展開に期待、とかございましたら、是非コメントでご提案下さると助かります。ストーリー作りの参考にします。
これまでの慣例で、目標の1日1ページ読み進めができた日は、リリカはリアムに「ご褒美」をしてもらっている。(普通、ご褒美はもらうもので、してもらうものではないはずだが・・・)しかし、魔石試作後、リリカのノルマ達成時間が大幅に早くなったため、「ご褒美」時間が長くなるようになった。というのは、二人は9時から勉強を始めて、11時には必ず寝るという生活サイクルを守っているのだが、2時間以内にノルマの1ページが読めれば、残りはご褒美タイムと言うのが、暗黙のルールになっていたからだ。
ご褒美タイムの時間が増えると、リリカはいろんなバリエーションでリアムとのイチャイチャを楽しもうとするようになった。キスの良さを覚えてからは、性感は少なくてもリリカの中では、それがかなり重要になり、リアムのひざの上に乗って唇を重ねて遊び、盛り上がってきたら舐めてもらい、さらに残った時間でリアムのミルクを頂くパターンが多くなった。
奴隷だと言うのにすっかり恋人気分で欲望のままにやりたい放題である。リアムもまんざらでもなく、それはそれで楽しかったのだが・・・、彼はもっと魔導書を早いペースで読ませたかった。そこで─、
「リリカ、最近ご褒美タイムのほうが勉強時間より長くなっちまったからな、明日からは一日のノルマを2ページにしよう。これで、魔導書の読み進めが格段に早くなるぞ。」
リリカが驚愕の表情をする。口をパクパクさせて抗弁の言葉を捜す。
「で、でもご主人様。」
「ご褒美は、あくまで魔術の勉強のやる気を出せればと思ってはじめたことだからね。そっちが勉強よりメインになったらおかしいだろ?」
そんなことは分かってるけど、そんなのは嫌なリリカだった。でも、リアムが正論過ぎて反論できない。リリカは口を真一文字にしてプルプルしていた。
リアムは苦笑しながらリリカの頭をポンポンする。
「そんな顔するなよ。俺は、お前を早く一人前の魔術師に育てたいんだ。一緒にいる時間が減るわけじゃないんだから、な?」
「それはそうですけど、ご主人様が一緒に本を読んでくれるのも好きですけど・・・。(イチャイチャが減るのはやなのー(>_<) )」
「今のお前なら2ページだってあっという間にできるようになるぞ。」
「ご、ご主人様の命なんだから、従わなきゃですよね。」
「・・・まあ、そこまでご主人様風ふかす気はないけども。」
「大丈夫です。・・・リリカ予習気合い入れます!」
リリカはようやくやるきになった。リアムからすると、魔石の制作に、想像以上に魔力が必要な事がわかり、リリカのサポートなしには島に結界を張るのは無理、という結論になりつつあった。
外敵に脅かされる事なく今の生活を続けるには、結界による防備は必須。つまりは早くリリカに一人前の魔術師になってもらう必要があった。
そんな事があった後、ご飯の支度も洗濯も室内の掃除も、リアムはいっぱい手伝ってくれた。翌日などは、そのおかげでリリカは余裕を持って、その日の魔術勉強の予習をしている。
リアムが自分に本気で一人前の魔術師になって欲しいと思っていることは、リリカにも段々伝わってきた。期待されるのはプレッシャーもあるが、嬉しくもある。
だから頑張れる。
夕方にさしかかった頃、頑張って予習したおかげで、今日は2ページでも十分進められそうになった。気持ちに余裕が出てきたリリカは、今日のご褒美の事に思いを巡らし始めた。
ちらっと、デスクに座るリアムを見る。真剣な表情で魔導書を読んでいる。(カッコいいな・・・)リリカはリアムの横顔が好きだ。他の年頃の女の子の例に漏れず、彼女もイケメン大好きなのである。毎日見ているけども、リアムの顔は見飽きる事がない。
(今日も「くんに」をしてもらおう!そして、「下のお口」を指でいじってもらって・・・、あ、想像したらちょっとジワッて来ちゃったかな。)
──ぎこちなく「」がついた単語は最近リアムに教わった言葉だ。「下の──」と言う教え方をする辺り、リアムは相変わらずのゲスである。
下腹部を押さえながら、妄想に耽るリリカだったが、どんなに頑張っても間違いなく短くなるご褒美の時間をどう堪能しようか、結構冷静に考えていた。
(おフェラをしたいけど、ちょっと時間がなさそうだな。)すっかりリアムの舌と指にはまっているリリカだが、いくらご褒美とはいえ、ご主人様に奉仕させて自分だけ満足を得るのは、気がひける思いをしている。なるべく自分もご主人様にお返しをしたいと思っている。
ただ、ノルマのページ数が増えてしまい、いじってもらって自分も咥えるほど多分時間がない。以前おフェラだけして寝る時間になって深く後悔した事があった。
身体がムズムズして寝られなかったのだ。あのもどかしい思いをするのは御免こうむりたい。今日は私、いつもより勉強頑張るんだし、おフェラはなしにしちゃおっかな、と思いかけた時、(・・・!)リリカは何やら妙案を閃いたのだった。
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21時ギリギリで書き上げました。読み返し不十分なので、変なところあるかもです。
おかしな所に気づいたらちょこちょこ直します。
最近全体構成を悩み中です。採用するかはわかりませんが、こんな展開に期待、とかございましたら、是非コメントでご提案下さると助かります。ストーリー作りの参考にします。
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