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第4章 リリカのお勉強
第38話 心をつなげて
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座った体勢のリアムの上に向かい合う形で乗り、リリカは腕と足を絡ませていた。お互いの唇は吸い付きあい、接触面を真空にしている。二人の胸が、お腹が密着している。肌と肌をこすり合わせるだけでも甘い幸福感が伝いこんでくる。リアムの中心部の幹には、リリカの花芯が押し付けられている。お互いの下腹部は、リリカがこさえた潤滑剤が塗り広げられ、滑りを良くしている。
「じゃ、えへへ。試してみますね。うまくできるかなー。」
気持ちいいとこ同士を擦れば、限られた時間でも、どっちも満足できるのでは、とリリカが発想したのだが・・・。リアムは今一つ気が進まない。(本当は、時間がないからなんて理由でしたくはないんだけどな。)
「リリカ、ゆっくりしなさいよ。確かに指を入れたことはあるけど、今日のはもっと太いんだからな。」
「はい。ゆっくりですね。」
秘唇の間をリアムの先端がとらえた。リリカは指で幹の角度を微調整して、腰を落としてみる。
「はぅっ」
指の時とは全然異なる圧迫感を感じ、リリカは一気に自身の余裕がなくなったのを感じた。(だ、大丈夫かな。もうちょっと身体を下して・・・。)
めりっ
「!!!」
リリカの眉間に筋が入った。歯を食いしばっている。(あ、破れたな。)リアムはすぐに理解した。
(・・・思ったより痛い!何か中で切れたような気がした。ご主人様のオチンチンが大きすぎたから?やっぱりこんな変なことしちゃ駄目だったんだ。)リリカは中腰の体勢で動きを止め、涙目になっていた。痛いけどすぐに抜いて終わりにするのは嫌で、でもこれ以上入れるのは怖くて、中腰の不安定な状態で、プルプルしながら動きを止めた。
ガシッ
と、リアムがリリカのお尻に右腕を回して体重を支えてやる。左腕は肩に回し上半身を抱き寄せる。
「大丈夫か?動かなくていいぞ、痛いんだろう?」
「ご主人様。ご、ごめんなさい。気持ちよくできると思ったのに。」
「リリカ、俺は気持ちいいぞ。」
「ほ、ほんとですか?」
リアムは両腕で抱きしめたまま、再びリリカに口付けをした。ゆっくりと舌を絡ませる。黒くサラサラのリリカのストレートヘアーを優しく撫でてやると、次第に痛みでこわばったリリカの身体が弛緩していった。弛緩したおかげで足の支えが甘くなり、より深くリアムが侵入しそうになる。それを感じたリアムは、お尻に回した右腕に力を込めて、更にしっかり支えてやる。絡ませていた唇をそっと離し、再びリアムが語りかけた。
「ああ。・・・あとな、謝るべきは俺の方なんだ。」
「どうして?あぅ!」
リアムの左手が、リリカの背中を回り左の脇の下から侵入して、リリカの胸の先端を転がしたのだった。リリカは思わず上ずった声を出す。
「今まで言わなかったが、こういう気持ちのいいことは、本当は好きな人とするものなんだよ。」
「え?」
「特に、今入れたりしているのは、そういうものなんだ。ずっと黙っていてすまなかった。」
リリカは未熟なまま、リアムと様々な交わりをしてきたが、これまで自覚的にリアムのことを、好きとか嫌いとかという視点で見ようとしたことがなかった。リアムは、ご主人様で自分は奴隷だから、ご主人様の言うことを聞くものだと思っている。過酷な命令でも聞かないといけないだろうけど、リアムはそういう命令がないので、日々とても幸せに暮らしている。とても感謝している。
(じゃ私、ご主人様のことは好きなのかな。どうなのかな。)そう考えてみるとどうだろう。片時も離れていたくなく、にゃんにゃんじゃれ合ったりできるととても嬉しい気持ちになって、自分がしてあげたことでご主人様が喜ぶと幸せだ。
ふと、これまでご主人様としてきた気持ちいことを他の相手とする場合を想像してみた。たとえば、・・・村にいた時の隣のうちのおじさんとか、奴隷商人の小太りの店主さんとか。(いや、だめ!ありえない!!そんなの気持ち悪い。気持ちいいと思えない!!)リリカは、今更ながらリアムとしていたからこそ、リアムのことが好きになっていたからこそ、気持ちよかったのだと気づいたのだった。
「私、ご主人様のこと大好きなんで、してもよいと思うんですけど。その・・・ご主人様は、私のこと・・・、す、好きじゃなかったりするんですか。」
最後の方は、声が小さくなった。
「何を言ってる。こんなに可愛らしくて、愛らしいお前のことが嫌いなわけがないだろう。」
「じゃ・・・。じゃぁ。」
「ああ、大好きだよ。」
嬉しくて、リリカはリアムを抱きしめた。その勢いで、リアムのものはより深く入ってしまったが、不思議ともう痛くはなかった。でも、そんなやりとりをしていたら、寝る時間になってしまった。
(もう少しこうしてたい。)と思うリリカだったが、きちんとさんのリアムはしっかり時間を守り、リリカを離して寝る支度に入らせた。でも──
「リリカ、俺のベッドにお入り。」
「! はい!」
リリカは嬉しそうにそう返事をした。
リアムは、謝罪の意味を全部は説明しなかった。リリカに好きと言われたのは、本当にうれしかった。しかしそれは、自分が彼女を金で買い、二人しかいない空間で、そうなるように仕向けたのだ。彼女に選択肢はなかった。そして好きになってくれなくても、自分は肉便器として使うつもりだった。むしろ当初は、好きとかそんなことに興味はなかった。
(わかってるつもりでわかってなかったな。情が移って、初めて己の罪深さを知る愚かさよ。)
安らかに寝息を立てるリリカの髪を撫でながら、密かに反省するリアムだった。
------------------------
4章終了です。
まじめなノリにしました。あまり、普段からまじめノリだと建前が鼻についてきて好きじゃないんですけど、押さえるところは押さえておかないといけないかなと思いまして・・・。でないと私がリアムに思い入れをできなくなるなと思いました。
賛否分かれそうだなぁ。エロ小説だし、綺麗ごとはいらないですかね。
「じゃ、えへへ。試してみますね。うまくできるかなー。」
気持ちいいとこ同士を擦れば、限られた時間でも、どっちも満足できるのでは、とリリカが発想したのだが・・・。リアムは今一つ気が進まない。(本当は、時間がないからなんて理由でしたくはないんだけどな。)
「リリカ、ゆっくりしなさいよ。確かに指を入れたことはあるけど、今日のはもっと太いんだからな。」
「はい。ゆっくりですね。」
秘唇の間をリアムの先端がとらえた。リリカは指で幹の角度を微調整して、腰を落としてみる。
「はぅっ」
指の時とは全然異なる圧迫感を感じ、リリカは一気に自身の余裕がなくなったのを感じた。(だ、大丈夫かな。もうちょっと身体を下して・・・。)
めりっ
「!!!」
リリカの眉間に筋が入った。歯を食いしばっている。(あ、破れたな。)リアムはすぐに理解した。
(・・・思ったより痛い!何か中で切れたような気がした。ご主人様のオチンチンが大きすぎたから?やっぱりこんな変なことしちゃ駄目だったんだ。)リリカは中腰の体勢で動きを止め、涙目になっていた。痛いけどすぐに抜いて終わりにするのは嫌で、でもこれ以上入れるのは怖くて、中腰の不安定な状態で、プルプルしながら動きを止めた。
ガシッ
と、リアムがリリカのお尻に右腕を回して体重を支えてやる。左腕は肩に回し上半身を抱き寄せる。
「大丈夫か?動かなくていいぞ、痛いんだろう?」
「ご主人様。ご、ごめんなさい。気持ちよくできると思ったのに。」
「リリカ、俺は気持ちいいぞ。」
「ほ、ほんとですか?」
リアムは両腕で抱きしめたまま、再びリリカに口付けをした。ゆっくりと舌を絡ませる。黒くサラサラのリリカのストレートヘアーを優しく撫でてやると、次第に痛みでこわばったリリカの身体が弛緩していった。弛緩したおかげで足の支えが甘くなり、より深くリアムが侵入しそうになる。それを感じたリアムは、お尻に回した右腕に力を込めて、更にしっかり支えてやる。絡ませていた唇をそっと離し、再びリアムが語りかけた。
「ああ。・・・あとな、謝るべきは俺の方なんだ。」
「どうして?あぅ!」
リアムの左手が、リリカの背中を回り左の脇の下から侵入して、リリカの胸の先端を転がしたのだった。リリカは思わず上ずった声を出す。
「今まで言わなかったが、こういう気持ちのいいことは、本当は好きな人とするものなんだよ。」
「え?」
「特に、今入れたりしているのは、そういうものなんだ。ずっと黙っていてすまなかった。」
リリカは未熟なまま、リアムと様々な交わりをしてきたが、これまで自覚的にリアムのことを、好きとか嫌いとかという視点で見ようとしたことがなかった。リアムは、ご主人様で自分は奴隷だから、ご主人様の言うことを聞くものだと思っている。過酷な命令でも聞かないといけないだろうけど、リアムはそういう命令がないので、日々とても幸せに暮らしている。とても感謝している。
(じゃ私、ご主人様のことは好きなのかな。どうなのかな。)そう考えてみるとどうだろう。片時も離れていたくなく、にゃんにゃんじゃれ合ったりできるととても嬉しい気持ちになって、自分がしてあげたことでご主人様が喜ぶと幸せだ。
ふと、これまでご主人様としてきた気持ちいことを他の相手とする場合を想像してみた。たとえば、・・・村にいた時の隣のうちのおじさんとか、奴隷商人の小太りの店主さんとか。(いや、だめ!ありえない!!そんなの気持ち悪い。気持ちいいと思えない!!)リリカは、今更ながらリアムとしていたからこそ、リアムのことが好きになっていたからこそ、気持ちよかったのだと気づいたのだった。
「私、ご主人様のこと大好きなんで、してもよいと思うんですけど。その・・・ご主人様は、私のこと・・・、す、好きじゃなかったりするんですか。」
最後の方は、声が小さくなった。
「何を言ってる。こんなに可愛らしくて、愛らしいお前のことが嫌いなわけがないだろう。」
「じゃ・・・。じゃぁ。」
「ああ、大好きだよ。」
嬉しくて、リリカはリアムを抱きしめた。その勢いで、リアムのものはより深く入ってしまったが、不思議ともう痛くはなかった。でも、そんなやりとりをしていたら、寝る時間になってしまった。
(もう少しこうしてたい。)と思うリリカだったが、きちんとさんのリアムはしっかり時間を守り、リリカを離して寝る支度に入らせた。でも──
「リリカ、俺のベッドにお入り。」
「! はい!」
リリカは嬉しそうにそう返事をした。
リアムは、謝罪の意味を全部は説明しなかった。リリカに好きと言われたのは、本当にうれしかった。しかしそれは、自分が彼女を金で買い、二人しかいない空間で、そうなるように仕向けたのだ。彼女に選択肢はなかった。そして好きになってくれなくても、自分は肉便器として使うつもりだった。むしろ当初は、好きとかそんなことに興味はなかった。
(わかってるつもりでわかってなかったな。情が移って、初めて己の罪深さを知る愚かさよ。)
安らかに寝息を立てるリリカの髪を撫でながら、密かに反省するリアムだった。
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4章終了です。
まじめなノリにしました。あまり、普段からまじめノリだと建前が鼻についてきて好きじゃないんですけど、押さえるところは押さえておかないといけないかなと思いまして・・・。でないと私がリアムに思い入れをできなくなるなと思いました。
賛否分かれそうだなぁ。エロ小説だし、綺麗ごとはいらないですかね。
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