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5話 金銭絡みは大人の話
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「エレベーター、とは便利なものね」
上昇する箱の中に立ち、腕を組みながら感心する姫。
塔は基本階段か下の階にある転移装置で上の階に移動するのだ。
最上階に着くと、一室のドアの前に来た。
「では、どうぞ」
そう言って店員は中へ促す
白を基調とした一室で、廊下から入るリビングはとても広い。
他にも、廊下から沢山の部屋があった。
「へー、広いじゃない」
リビングを見渡し、姫が言う
店員が淡々と説明を始めるが、姫は全く聞いていなかった。1人で家中を走り回っていた。
「うん、ここね、ここにしましょ!」
姫が助手に向かって言う
「他にも見なくていいのか?」
助手は店員と話している途中で振り向く
「いいわよ面倒だし、それにお風呂がとてもいいの!あっちの世界では地上まで行かないとだったけどね、こっちはここで入れるし、それに景色も見られるわ!」
上機嫌に言う
それを見た助手はここに決めたと言う事を伝える。
それから店に戻り、手続きをしている間姫は少し外を散歩した。
人が多く、自然らしさの欠片もない建物が密集している。
「美しく無いわね…」
店に戻ると、店員が金額を提示していた。
店員は5億という数字を出すのを躊躇っていたが、助手は平然と受け答えをしている。現金で支払う事も彼らには出来るが、それは難しいとの事。
引越しはする必要が無く、2日後入居が決定する事になった。
姫は早速行こうと言っていたが、ホテルに泊まりますと助手が言う。
ホテルに向かう途中、姫が和風建築の旅館を発見した。
「これも宿屋なのね!」
たたたと走っていく。
「懐かしいわねー、大名様がこういうのに住んでいたわ、でもそれよりも立派…」
「ここにしますか?」
助手が言う
「ええ、ここにしましょう」
そう言うと早速入って行った
助手が受付へ行く
「すみません、ここで1番高い部屋は?」
カウンターに手を置いて聞く
「申し訳ございません、只今予約が入っておりまして…」申し訳なさそうに頭を下げる
「それは困ったな…」
助手は少し考えた後、閃いて
「その方と会うことは出来ますか?金銭で部屋を交換してもらいたい」
「こちらから連絡を入れれば、その旨は伝えられるかと…」
そう言うと奥へ行き、電話を始めた
「交渉するので、ロビーで待っていて下さいとの事です」
「わかりました」
姫を別の部屋へ行かせ、ロビーの椅子に助手は座る。
すぐにその人はやって来た。
「こんにちは」
髭を生やした人の良さそうな老人だ。
「あなたですか、部屋を交換したいと仰っているのは」
「はい、何卒…」
向かいに座る
「金額についてですが…」
「金銭絡みは好きでは無いんですがね…」
テーブルに肘をつき、首を捻る
「ではここの宿泊費に上乗せして提示します」「今現金で500万このカバンには入っています。もし、銀行口座に振込となれば1億なら払えますが」
1億という言葉を聞き、老人は目を見開いた「あんた、若いのに随分…」
「そこまでして宿泊したいのですか…」
「なら仕方ありませんね、250万でどうですか?」
「そんなに少なくていいのですか?」
あまりにもあっさりとした対応と、元より半分になった事に助手は驚く。
「おいおい、250万を安いとは金銭感覚狂ってるんじゃないか?あまり無駄遣いするなよ?」そう言うと笑った
「気を付けます」
そう言い、鞄を開けて新しい鞄に250万を詰めた。「ではこれを」
「今渡すのか、現金で…」
「ええ、それではお借りしても?」
鞄を老人に渡すと、助手は尋ねた
「ああいいよ、荷物をまとめたら出ていくから、ごゆっくり」
そう言って部屋へ向かった
「ありがとうございます」
老人を見送ると、姫が来た。
「何してたの?」
助手を見上げて言う
「大人の話です」
そう言うともう一度ソファに腰掛けた
上昇する箱の中に立ち、腕を組みながら感心する姫。
塔は基本階段か下の階にある転移装置で上の階に移動するのだ。
最上階に着くと、一室のドアの前に来た。
「では、どうぞ」
そう言って店員は中へ促す
白を基調とした一室で、廊下から入るリビングはとても広い。
他にも、廊下から沢山の部屋があった。
「へー、広いじゃない」
リビングを見渡し、姫が言う
店員が淡々と説明を始めるが、姫は全く聞いていなかった。1人で家中を走り回っていた。
「うん、ここね、ここにしましょ!」
姫が助手に向かって言う
「他にも見なくていいのか?」
助手は店員と話している途中で振り向く
「いいわよ面倒だし、それにお風呂がとてもいいの!あっちの世界では地上まで行かないとだったけどね、こっちはここで入れるし、それに景色も見られるわ!」
上機嫌に言う
それを見た助手はここに決めたと言う事を伝える。
それから店に戻り、手続きをしている間姫は少し外を散歩した。
人が多く、自然らしさの欠片もない建物が密集している。
「美しく無いわね…」
店に戻ると、店員が金額を提示していた。
店員は5億という数字を出すのを躊躇っていたが、助手は平然と受け答えをしている。現金で支払う事も彼らには出来るが、それは難しいとの事。
引越しはする必要が無く、2日後入居が決定する事になった。
姫は早速行こうと言っていたが、ホテルに泊まりますと助手が言う。
ホテルに向かう途中、姫が和風建築の旅館を発見した。
「これも宿屋なのね!」
たたたと走っていく。
「懐かしいわねー、大名様がこういうのに住んでいたわ、でもそれよりも立派…」
「ここにしますか?」
助手が言う
「ええ、ここにしましょう」
そう言うと早速入って行った
助手が受付へ行く
「すみません、ここで1番高い部屋は?」
カウンターに手を置いて聞く
「申し訳ございません、只今予約が入っておりまして…」申し訳なさそうに頭を下げる
「それは困ったな…」
助手は少し考えた後、閃いて
「その方と会うことは出来ますか?金銭で部屋を交換してもらいたい」
「こちらから連絡を入れれば、その旨は伝えられるかと…」
そう言うと奥へ行き、電話を始めた
「交渉するので、ロビーで待っていて下さいとの事です」
「わかりました」
姫を別の部屋へ行かせ、ロビーの椅子に助手は座る。
すぐにその人はやって来た。
「こんにちは」
髭を生やした人の良さそうな老人だ。
「あなたですか、部屋を交換したいと仰っているのは」
「はい、何卒…」
向かいに座る
「金額についてですが…」
「金銭絡みは好きでは無いんですがね…」
テーブルに肘をつき、首を捻る
「ではここの宿泊費に上乗せして提示します」「今現金で500万このカバンには入っています。もし、銀行口座に振込となれば1億なら払えますが」
1億という言葉を聞き、老人は目を見開いた「あんた、若いのに随分…」
「そこまでして宿泊したいのですか…」
「なら仕方ありませんね、250万でどうですか?」
「そんなに少なくていいのですか?」
あまりにもあっさりとした対応と、元より半分になった事に助手は驚く。
「おいおい、250万を安いとは金銭感覚狂ってるんじゃないか?あまり無駄遣いするなよ?」そう言うと笑った
「気を付けます」
そう言い、鞄を開けて新しい鞄に250万を詰めた。「ではこれを」
「今渡すのか、現金で…」
「ええ、それではお借りしても?」
鞄を老人に渡すと、助手は尋ねた
「ああいいよ、荷物をまとめたら出ていくから、ごゆっくり」
そう言って部屋へ向かった
「ありがとうございます」
老人を見送ると、姫が来た。
「何してたの?」
助手を見上げて言う
「大人の話です」
そう言うともう一度ソファに腰掛けた
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