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7話 姫の不満はどこにでも
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旅館を出、家に向かう。
歩いてもいける距離なので、2人は歩き始めた。
「空が霞んでるわねー、私が綺麗にしてあげたのに、もうこんなに汚くしちゃって」
空を見上げて姫が言う
「ここの人にはそうは見えていませんよ、姫は敏感なんです。」
「そうなの?まあでも下に落ちてる黒いものとかは見えてるんでしょうね、随分進歩と共に日本人は自国に汚くしていったようね…」地面のすすを見て呟く。
「さあ、入りますよ」
目の前に立つおおきな建物内を見上げながらエントランスに入り、エレベーターで最上階へ行く。
途中にすれ違う人は彼らに好奇の目を向けた。
見学に来た時よりも綺麗に磨かれた部屋は白い床が日光を反射していた。
「おー、日本の清掃部隊は魔法もないのによくやるわね」
と姫が床を撫でて感心する。
「まあ、高級ですし当たり前かも知れませんね、私達はVIPなんです、彼等から見て」
助手は荷物を置いた。
「さて、姫の部屋はどうします?」
「部屋ー?部屋ならこのリビングにするわよ、ここなら景色も見られるし、第一に広いわ」
「普通はそうしないのですが…」
「では、ベッドはそこに設置をします」
窓際の広い空間を指さす
「私は適当に部屋をお借りします。1つ使わない寝室が出てしまいますが」
そう言って助手は廊下へ出ていった。
姫は床に横になり、上着を脱ぐ。
家具も無くさっぱりとした部屋は開放感があるので、無駄な家具は置かないでいようと姫は思った。
暫くしてから助手がリビングに入ってきた。「家具を買いに行きましょう」
「もう買うの?」
「ベッドや家具はある程度あるようですが、姫はご自分でベッドや家具を選びたいのでは?」
スーツを脱いでシャツだけになった助手が言う。手にはケースを持っていた。現金が詰まっているのだろう。
「まあそうね…適当に買っておきましょうか」そう言って姫も立った
「服も欲しいわね」
「じゃあそれも買いに行きますか」
ガヤガヤと騒がしい道を通り、大きな家具店へ行く。すれ違う人は老人ばかりで、若者がいなかった。
「どうして若者がいないの?」
「ああ、そうでした」
「今は平日なので学校があるのです」
「ミストで言う、テラコヤみたいなものですね」
歩きながら助手が説明する。
「へー、寺子屋ね、未だに日本にも学業文化があったとは、流石だわ」
「…それって、義務?」
もしやと思って姫は言う
「ええ、親には子に教育を受けされる義務があります」「ついでに説明しますと、日本人には『納税の義務』『普通教育を受けさせる義務』『勤労の義務』の三つがあります」
「私って、日本の国籍だと何歳になるの?」
顔を歪めて聞く
「14歳ですね、姫がご想像の通り、姫も学業に専念せねばなりません」
「でないと生きていけません」
助手は微笑んだ。
「嘘…やだわよそんなの、てか私は生きてる年数は数100年なのよ?」
「でも実際、見た目も書類上も14歳になっておりますので」
「嫌だ!絶対行かない!」
助手の腕を掴んで叫ぶ
「いえ、行かなくてはなりません。私も大学に行く必要がありますので」
腕を振りほどき、助手が答える
「絶対やだからね!」
頑固に姫はそう言い続けた。
広めの天蓋付きベッドの購入をした。
後で業者が運んでくるそうで、それまで姫は備え付けのベッドを使用する。
金庫も買い、宅配で送る。
歩いてもいける距離なので、2人は歩き始めた。
「空が霞んでるわねー、私が綺麗にしてあげたのに、もうこんなに汚くしちゃって」
空を見上げて姫が言う
「ここの人にはそうは見えていませんよ、姫は敏感なんです。」
「そうなの?まあでも下に落ちてる黒いものとかは見えてるんでしょうね、随分進歩と共に日本人は自国に汚くしていったようね…」地面のすすを見て呟く。
「さあ、入りますよ」
目の前に立つおおきな建物内を見上げながらエントランスに入り、エレベーターで最上階へ行く。
途中にすれ違う人は彼らに好奇の目を向けた。
見学に来た時よりも綺麗に磨かれた部屋は白い床が日光を反射していた。
「おー、日本の清掃部隊は魔法もないのによくやるわね」
と姫が床を撫でて感心する。
「まあ、高級ですし当たり前かも知れませんね、私達はVIPなんです、彼等から見て」
助手は荷物を置いた。
「さて、姫の部屋はどうします?」
「部屋ー?部屋ならこのリビングにするわよ、ここなら景色も見られるし、第一に広いわ」
「普通はそうしないのですが…」
「では、ベッドはそこに設置をします」
窓際の広い空間を指さす
「私は適当に部屋をお借りします。1つ使わない寝室が出てしまいますが」
そう言って助手は廊下へ出ていった。
姫は床に横になり、上着を脱ぐ。
家具も無くさっぱりとした部屋は開放感があるので、無駄な家具は置かないでいようと姫は思った。
暫くしてから助手がリビングに入ってきた。「家具を買いに行きましょう」
「もう買うの?」
「ベッドや家具はある程度あるようですが、姫はご自分でベッドや家具を選びたいのでは?」
スーツを脱いでシャツだけになった助手が言う。手にはケースを持っていた。現金が詰まっているのだろう。
「まあそうね…適当に買っておきましょうか」そう言って姫も立った
「服も欲しいわね」
「じゃあそれも買いに行きますか」
ガヤガヤと騒がしい道を通り、大きな家具店へ行く。すれ違う人は老人ばかりで、若者がいなかった。
「どうして若者がいないの?」
「ああ、そうでした」
「今は平日なので学校があるのです」
「ミストで言う、テラコヤみたいなものですね」
歩きながら助手が説明する。
「へー、寺子屋ね、未だに日本にも学業文化があったとは、流石だわ」
「…それって、義務?」
もしやと思って姫は言う
「ええ、親には子に教育を受けされる義務があります」「ついでに説明しますと、日本人には『納税の義務』『普通教育を受けさせる義務』『勤労の義務』の三つがあります」
「私って、日本の国籍だと何歳になるの?」
顔を歪めて聞く
「14歳ですね、姫がご想像の通り、姫も学業に専念せねばなりません」
「でないと生きていけません」
助手は微笑んだ。
「嘘…やだわよそんなの、てか私は生きてる年数は数100年なのよ?」
「でも実際、見た目も書類上も14歳になっておりますので」
「嫌だ!絶対行かない!」
助手の腕を掴んで叫ぶ
「いえ、行かなくてはなりません。私も大学に行く必要がありますので」
腕を振りほどき、助手が答える
「絶対やだからね!」
頑固に姫はそう言い続けた。
広めの天蓋付きベッドの購入をした。
後で業者が運んでくるそうで、それまで姫は備え付けのベッドを使用する。
金庫も買い、宅配で送る。
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