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別世界、首吊りの人 2
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しばらく走ると山に入った。
そこからはさっきの縄を首に巻いた人が見えた
「あれはなんだ…?」
「ここ…ほんとに出られるの…?」
泣きながら由紀が言う
「…わからないけど、出るしかない」
由紀の肩を掴む。
「でもあいつ…殺そうとしてる…」
「私達を殺そうとしてるよ…!」
「だから逃げないといけない。」
「わけわかんない世界では死にたくないしな」
近くの木で音がした
「おい、なんだあれ…」
木からは2本の縄が吊るされている。
下は輪になっていた。
由紀が悲鳴をあげる
「やっぱり!私達に死ねって言ってるんだ!」
そして走り出す
しかし横の木にもその縄があった
走るが、近くの物全てに縄が吊るされる
由紀はパニックになっていた。
山を抜けると赤い海が見えた。
その前には平地があった。
しかしそこには大量の十字架、墓があった
「なにあれ…」
更にしたには大量の死体がある
「だめだこっちは、戻ろう!」
直人が声をかける。
しかし、後ろからは大きな音がする。
さっきのやつが来たのだ。
「由紀!こっちもだめだ…」
そうして2人は平地へ駆け出す。
十字架は不規則で、所々傷が付いていた
足下の死体全てに縄が巻かれていた
「私達もこうなっちゃうの…?」
後ろから更に大きな音が聞こえた
そして近くにはもうあいつがいた。
「由紀!逃げるぞ!」
だが前は海、横には崖がある
由紀は海へ向かっていった
「由紀!だめだ!そっちは!」
呼び止めるが無駄だった。
その瞬間、背中に激痛がした
後ろ10mには縄の人間がいる。
そいつに何かを当てられたのだ
「…っ!」
「由紀!逃げろ…!!」
叫ぼうとするが痛みで声が出ない
地面へ倒れ込んだ。
その横を縄の人間が通り過ぎてゆく
「くそっ!!」
足を動かそうとする。しかし、うまく動かない
縄の人間が海の中へ手を入れた。
大きな水しぶきと共に由紀の悲鳴が聞こえる
「直人っ!直人!助けて…!!!」
必死に手を伸ばす
「由紀っ!!!」
はいつくばり、縄の人間へ向かう
「やめろ!!!」
空中に浮かんだ、首が丁度入る輪を広げる
由紀の悲鳴が聞こえる
輪の中へ由紀を持っていく
声が出ない。
こんなところで2人とも死ぬなんて
なにもできなかった。能力がありながら、人1人も助けられなかった。
その途端、世界に銃声が響き渡る。
そこからはさっきの縄を首に巻いた人が見えた
「あれはなんだ…?」
「ここ…ほんとに出られるの…?」
泣きながら由紀が言う
「…わからないけど、出るしかない」
由紀の肩を掴む。
「でもあいつ…殺そうとしてる…」
「私達を殺そうとしてるよ…!」
「だから逃げないといけない。」
「わけわかんない世界では死にたくないしな」
近くの木で音がした
「おい、なんだあれ…」
木からは2本の縄が吊るされている。
下は輪になっていた。
由紀が悲鳴をあげる
「やっぱり!私達に死ねって言ってるんだ!」
そして走り出す
しかし横の木にもその縄があった
走るが、近くの物全てに縄が吊るされる
由紀はパニックになっていた。
山を抜けると赤い海が見えた。
その前には平地があった。
しかしそこには大量の十字架、墓があった
「なにあれ…」
更にしたには大量の死体がある
「だめだこっちは、戻ろう!」
直人が声をかける。
しかし、後ろからは大きな音がする。
さっきのやつが来たのだ。
「由紀!こっちもだめだ…」
そうして2人は平地へ駆け出す。
十字架は不規則で、所々傷が付いていた
足下の死体全てに縄が巻かれていた
「私達もこうなっちゃうの…?」
後ろから更に大きな音が聞こえた
そして近くにはもうあいつがいた。
「由紀!逃げるぞ!」
だが前は海、横には崖がある
由紀は海へ向かっていった
「由紀!だめだ!そっちは!」
呼び止めるが無駄だった。
その瞬間、背中に激痛がした
後ろ10mには縄の人間がいる。
そいつに何かを当てられたのだ
「…っ!」
「由紀!逃げろ…!!」
叫ぼうとするが痛みで声が出ない
地面へ倒れ込んだ。
その横を縄の人間が通り過ぎてゆく
「くそっ!!」
足を動かそうとする。しかし、うまく動かない
縄の人間が海の中へ手を入れた。
大きな水しぶきと共に由紀の悲鳴が聞こえる
「直人っ!直人!助けて…!!!」
必死に手を伸ばす
「由紀っ!!!」
はいつくばり、縄の人間へ向かう
「やめろ!!!」
空中に浮かんだ、首が丁度入る輪を広げる
由紀の悲鳴が聞こえる
輪の中へ由紀を持っていく
声が出ない。
こんなところで2人とも死ぬなんて
なにもできなかった。能力がありながら、人1人も助けられなかった。
その途端、世界に銃声が響き渡る。
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