短編物語パンドラ 【百合】

わまり

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ロリストーカー 17(委員長、みか)

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「この子毎日6時に起きてるのよ」
みかの家のリビングでお母さんが言った
「何してるのかと思ってついて行って見たら誰かの家でね、所謂ストーカーね」
そう言い笑った

「あはは…」
知ってたなら止めて欲しかったような…
お母さんの話を聞き、みかの部屋に上がらせてもらう。

ストーカーの部屋と言ったら写真が部屋中に貼られているものかと思ったがそこまででも無かった。
ベッドの上に一枚、コルクボードに6枚ほど、机の上には私でもうまく撮れてるなと思う程の私の写真が。
「可愛い部屋だね」
ぬいぐるみが綺麗に並べられ、オレンジで統一された部屋を見渡す

「あ、ありがと…!」
さっきとは違い、もじもじしている
2人きりだから意識しているのだろうか
チラチラとこっちを見て、目が合うとすぐに逸らして顔を赤くする。

「なにかして遊ぼっか?」
私は話しかける

ビクッとし、ゆきが口をパクパクさせたあと小さな声で言った
「きす…したぃ…」

「ん?なんて?」
聞き返す

ゆきは慌てたようにもう一度言う
「だ、だっこしてほしいな…」
そう言い立ち上がった、内股で、指先は落ち着きなくスカートの裾を弄っている

「うん、じゃあこっち来て」
手を広げると、ゆきがゆっくりと歩いてきた。私の前でまだもじもじしていたので私がみかの腰に手を回した。

するとみかは「きゃっ」と言ったが、大人しく私にも手を回した。
「うぅ…」と言いながら、力一杯私を抱き締めていた。こっちまで心臓の音が伝わってきた。

私が屈んでいるのが辛くなったので座り、みかは私に体を預けた。
頬に暖かい感触がしたので見ると、みかが私の頬に口を付けていた。
顔がかあっと熱くなったが、拒否はしなかった。いい匂いがする。
長い時間が続いていった。

「あれ、もうこんな時間」
みかが時計を見た。

「確かに、じゃあ私帰るね」
「いつでも来ていいからね」
そう言い部屋を出る。
みかは名残惜しそうにしていたが、頭を撫でた。

お邪魔しました、と言いにリビングへ向かうと、お母さんが
「ご飯食べてってもいいけど?」
と言ったが、家でやる事もあるので
「大丈夫です、お邪魔しました」

そう言って家を出た。
今日は友人は来ないだろう、
振り向くと窓からみかが私を見ていた。
手を振って、背を向ける。
まだ抱き締めた感触が残っていた。
もう一度抱きしめられるだろうか?
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