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みゆりこ (ホラー)
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クリスマス前日、12月24日
校庭の隅で黙々と作業をする
新品の物はほとんど無く、前から使っていた物なので大分傷んでいた
「りこ、それ掃除しといて」
美優がりこに言う
「なにこの棒」
りこが渡された細長い鉄の棒をじっと見る
「えーと、なんていったら伝わるか…」
「テントの骨だよ」
「へー、テントの骨、ね。キャンプには必須だもんね。」そう言ってウェットティッシュを取る
「あー、みーちゃん錆びてるよ」
丁度番になる部分が茶色くなっていた
「まあ古いしねー、擦って」
そう言うとりこは長い髪を耳に掛け、擦り始めた。
「ねえみーちゃん、ほんとにクリスマス何も無いの?合わせてない?」
「なんでそうなるのよ、別に合わせてない」
「だってモテるじゃん、彼氏いないの」
りこが眉をひそめる
「作らないよ、別に」
シートを袋にしまった
「まあみーちゃんツンデレだしね、そういう人が来ちゃうから」
りこがそっぽを向く
「ツンデレいうな」
(デレるならあんたくらいだし…)
放課後、荷物を整える。そして部室に寄った。扉を開けると部長が椅子に座り、お茶を飲んでいた。
「あ、美優ににりこちゃん」
私達に気付くと寄ってきた
「部長、じゃあ明日行くので」
美優は礼をする
「うん、いってらっしゃい。ごめんね行けなくて。」
部長は申し訳なさそうな顔をした。
「いえ、受験生なのでごゆっくり」
「では失礼します」
そう言って部室を出た。
二泊三日、いつもより少し長い。
キャンプ場は地元でも大きな山だ。この時期、クリスマスは特に人が少なくなる場所で、美優とりこの2人には広いかもしれない。この時間から出発し、キャンプ場に着くのが8時くらいになる。
そこから開始、2日泊まって帰る。
薄暗い中2人は誰も乗っていないバスに乗り、眠ってしまった。
校庭の隅で黙々と作業をする
新品の物はほとんど無く、前から使っていた物なので大分傷んでいた
「りこ、それ掃除しといて」
美優がりこに言う
「なにこの棒」
りこが渡された細長い鉄の棒をじっと見る
「えーと、なんていったら伝わるか…」
「テントの骨だよ」
「へー、テントの骨、ね。キャンプには必須だもんね。」そう言ってウェットティッシュを取る
「あー、みーちゃん錆びてるよ」
丁度番になる部分が茶色くなっていた
「まあ古いしねー、擦って」
そう言うとりこは長い髪を耳に掛け、擦り始めた。
「ねえみーちゃん、ほんとにクリスマス何も無いの?合わせてない?」
「なんでそうなるのよ、別に合わせてない」
「だってモテるじゃん、彼氏いないの」
りこが眉をひそめる
「作らないよ、別に」
シートを袋にしまった
「まあみーちゃんツンデレだしね、そういう人が来ちゃうから」
りこがそっぽを向く
「ツンデレいうな」
(デレるならあんたくらいだし…)
放課後、荷物を整える。そして部室に寄った。扉を開けると部長が椅子に座り、お茶を飲んでいた。
「あ、美優ににりこちゃん」
私達に気付くと寄ってきた
「部長、じゃあ明日行くので」
美優は礼をする
「うん、いってらっしゃい。ごめんね行けなくて。」
部長は申し訳なさそうな顔をした。
「いえ、受験生なのでごゆっくり」
「では失礼します」
そう言って部室を出た。
二泊三日、いつもより少し長い。
キャンプ場は地元でも大きな山だ。この時期、クリスマスは特に人が少なくなる場所で、美優とりこの2人には広いかもしれない。この時間から出発し、キャンプ場に着くのが8時くらいになる。
そこから開始、2日泊まって帰る。
薄暗い中2人は誰も乗っていないバスに乗り、眠ってしまった。
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