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友達だよっ
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気まずい…
リノは髪をなで、そうつぶやく。
友達は嬉しい。でも、あれは友達なのかな、
友達っていうものは
「今日から友達ね」
ってなるものじゃない気がする。
「…行ってきますー!」
ゆっくりとドアを開けた。
そして、目を見開いた。彼女が立っていたのだ。
少し俯いて、口角が上がっている。
彼女が私に気付き、話しかけた。
「じゃ、いこ?」
「あ、うん…」
「それで…なんで、いるの?」
「一緒に行動してって言ったじゃん」
「そっか、そうだったね」
上手く言えない。
この子とは上手くやっていけるのだろうか?
少し、不安…
「その、なんかごめんね」
「え…なんで」
「その、なんというか、色々」
ユリは少し黙ってから
「いいの、こっちこそごめん。」
しかし内心はパニックだった。
(梨乃さんに気を使われて…!私のバカ!謝らせるなんて酷い!)
「い、いやー、でも男性の平均キノコが13センチと聞いた時ほどじゃなかったよ!」
笑いながら言った。
(渾身のネタ。雰囲気はこれで解消されるっ!)
「?」
間があって、察した後リノは顔を赤く染めた。
ユリの心臓にとてつもなく鋭いものが刺さった。
(ッ!やってしまったー!誰もが私みたいじゃないんだった!本当に、私はっ!)
その後は無言で学校についた。
ユリとは1クラス隣で、2組らしい。
授業中も後ろのクラスの事を考える。
(初めて出来た友達、もっと仲良くなりたいな…)
昼休み、視線を感じたのでふと見た。
(桜木さんだ、行ったほうがいいんだよね?)
側へ行くと、少しクラスの視線がこっちに向いた気がした。そりゃそうだ。
「どうしたの?」
「会わなきゃって…ゆっくりできる場所があるの!そこ行こ?」
「うん」
校舎の裏、空いているベンチがあったので2人で腰掛けた。そして、ユリが切り出した。
「その、改めてよろしくね」
「こちらこそ、よろしく…」
「でも、私でいいの?友達とか…」
と、言ったところでユリが不快そうな顔をしたので、やめておいた。
「あなたがいいの…」小さな声でユリが言った。
「ごめん、なんて言った?」
「いや、何でもない…」
「桜木さんは…私をどう思う?」
ユリが顔をしかめた。
「あ、ごめん、ユリさんは」
質問が何についてなのか分からない。
私は好きだ。恋愛的な意味で。
でも…それは言えない…
「友達だよ」
リノは微笑み、
「そっか、ありがとね」
胸が締め付けられた。
笑顔が可愛くて、ただそれだけを見たい。
言おうと決心した。
「本当はね…私…」
その時、チャイムがなった。
はっと我に帰り、
「あ、いや、何でもない、」
と微笑み、
「じゃあね」
「うん」
「そ、そうだ、今日の放課後、一緒に帰れるの?」
顔を赤らめた。
「うん。待ってるから、一緒に帰ろ!」
放課後、打ち解けたように会話ができた。
一緒にいると心が暖かくなる。
見てるだけでもいい。一緒にいたい、そう感じた
「また明日ね!ユリちゃん!」
「うん!また明日!」
二人の顔には笑顔が浮かんでいた。
ユリの下半身からはバイブ音が鳴っていた。
リノは髪をなで、そうつぶやく。
友達は嬉しい。でも、あれは友達なのかな、
友達っていうものは
「今日から友達ね」
ってなるものじゃない気がする。
「…行ってきますー!」
ゆっくりとドアを開けた。
そして、目を見開いた。彼女が立っていたのだ。
少し俯いて、口角が上がっている。
彼女が私に気付き、話しかけた。
「じゃ、いこ?」
「あ、うん…」
「それで…なんで、いるの?」
「一緒に行動してって言ったじゃん」
「そっか、そうだったね」
上手く言えない。
この子とは上手くやっていけるのだろうか?
少し、不安…
「その、なんかごめんね」
「え…なんで」
「その、なんというか、色々」
ユリは少し黙ってから
「いいの、こっちこそごめん。」
しかし内心はパニックだった。
(梨乃さんに気を使われて…!私のバカ!謝らせるなんて酷い!)
「い、いやー、でも男性の平均キノコが13センチと聞いた時ほどじゃなかったよ!」
笑いながら言った。
(渾身のネタ。雰囲気はこれで解消されるっ!)
「?」
間があって、察した後リノは顔を赤く染めた。
ユリの心臓にとてつもなく鋭いものが刺さった。
(ッ!やってしまったー!誰もが私みたいじゃないんだった!本当に、私はっ!)
その後は無言で学校についた。
ユリとは1クラス隣で、2組らしい。
授業中も後ろのクラスの事を考える。
(初めて出来た友達、もっと仲良くなりたいな…)
昼休み、視線を感じたのでふと見た。
(桜木さんだ、行ったほうがいいんだよね?)
側へ行くと、少しクラスの視線がこっちに向いた気がした。そりゃそうだ。
「どうしたの?」
「会わなきゃって…ゆっくりできる場所があるの!そこ行こ?」
「うん」
校舎の裏、空いているベンチがあったので2人で腰掛けた。そして、ユリが切り出した。
「その、改めてよろしくね」
「こちらこそ、よろしく…」
「でも、私でいいの?友達とか…」
と、言ったところでユリが不快そうな顔をしたので、やめておいた。
「あなたがいいの…」小さな声でユリが言った。
「ごめん、なんて言った?」
「いや、何でもない…」
「桜木さんは…私をどう思う?」
ユリが顔をしかめた。
「あ、ごめん、ユリさんは」
質問が何についてなのか分からない。
私は好きだ。恋愛的な意味で。
でも…それは言えない…
「友達だよ」
リノは微笑み、
「そっか、ありがとね」
胸が締め付けられた。
笑顔が可愛くて、ただそれだけを見たい。
言おうと決心した。
「本当はね…私…」
その時、チャイムがなった。
はっと我に帰り、
「あ、いや、何でもない、」
と微笑み、
「じゃあね」
「うん」
「そ、そうだ、今日の放課後、一緒に帰れるの?」
顔を赤らめた。
「うん。待ってるから、一緒に帰ろ!」
放課後、打ち解けたように会話ができた。
一緒にいると心が暖かくなる。
見てるだけでもいい。一緒にいたい、そう感じた
「また明日ね!ユリちゃん!」
「うん!また明日!」
二人の顔には笑顔が浮かんでいた。
ユリの下半身からはバイブ音が鳴っていた。
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