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64 2日目、スポーツ少女と
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やはりこちらを見てくる回数は少なくなってきている。でも鏡で確認してると言っていたので、なるべくウチも見ないようにしている。
1時間目が終わっても話しかけて来なかった。ウチも話しかけようとは思わないので放っておくのだが。
昨日と同じように授業は進む。ウチらもたまに丸つけを手伝ったりとやる事は増えた。生徒達も話しかけてくる事は多く、ウチへの話題は「足速いんですね」ばっかりだが、毎回それに加えて「桃子ちゃんが言ってました」と言う。
どれだけ言いふらしてるんだアイツ?
彼女は話しかけて来ないくせにこちらを見てくる。昨日の事もあって気まずいと思ってそうだがそうでもないようだ。
彼女が友達と仲良さそうに喋ってるのはあまり見たことが無い。たまに隅にいる大人しい女の子の席へ言って話しているが、それは休み時間に少しだけだった。
委員長は子供達(女生徒が主)に人気なようで、手紙をあげたり休み時間には彼女の周りに集まって見つめたり話しかけたりしていた。流石に彼女も疲れるようで、
「ねえ、私あの子達に何かしたかしら?」
と聞いてきた。
「さあ、ただ人気なだけだろうね」
長い髪は手入れされていて綺麗だし、顔は可愛いと言うよりも美しくて格好いい。
前クラスメイトがそう言っていた。
分からない事も無いが、女子にモテるとはどういう感じなんだろうか。
給食中、思い出して委員長に聞いてみた。
「朝の話の続きなんだけどさ、」
「部活が終わる頃、泉桃子に呼び出されたんだよ、話があるって」
今この部屋にはウチと委員長しかいない。
昨日の様にまたキー子と佐々木はいない。弁当は無くなっていたのでどこで何をやってるのか。
「何を話したの?」
委員長が食べ物を飲み込んで聞き返す。
「いきなり、『あなたロリコンですよね』って言われたよ」
「正直意味わかんなかった、確かに私は見てたけどそれだけでロリコンとか…」
不満げに言った。
「ロリコン?なんで急に」
委員長は驚いて言う。
「キー子ならわかるけど…ミサトさんがロリコンって?」
キー子はロリコンなのか?という疑問は置いておく。
「さあね、それまで彼女の考えてること全くわかんなかったけど、更にわかんなくなったよ」
そう言っておにぎりを口に運ぶ。
目的があるのか、それとも無いのか。
考えてもわからなかった。
委員長は時間を見ると、
「ちょっとキー子達探してくる」
と言って出ていった。
ウチは水を飲んで一息つくと校庭を見た。
まだ掃除は始まっていなく、誰1人校庭にはいなかった。校庭の周りを枯れた木が覆っていて、その先には昨日行ったあの山が見えた。
1時間目が終わっても話しかけて来なかった。ウチも話しかけようとは思わないので放っておくのだが。
昨日と同じように授業は進む。ウチらもたまに丸つけを手伝ったりとやる事は増えた。生徒達も話しかけてくる事は多く、ウチへの話題は「足速いんですね」ばっかりだが、毎回それに加えて「桃子ちゃんが言ってました」と言う。
どれだけ言いふらしてるんだアイツ?
彼女は話しかけて来ないくせにこちらを見てくる。昨日の事もあって気まずいと思ってそうだがそうでもないようだ。
彼女が友達と仲良さそうに喋ってるのはあまり見たことが無い。たまに隅にいる大人しい女の子の席へ言って話しているが、それは休み時間に少しだけだった。
委員長は子供達(女生徒が主)に人気なようで、手紙をあげたり休み時間には彼女の周りに集まって見つめたり話しかけたりしていた。流石に彼女も疲れるようで、
「ねえ、私あの子達に何かしたかしら?」
と聞いてきた。
「さあ、ただ人気なだけだろうね」
長い髪は手入れされていて綺麗だし、顔は可愛いと言うよりも美しくて格好いい。
前クラスメイトがそう言っていた。
分からない事も無いが、女子にモテるとはどういう感じなんだろうか。
給食中、思い出して委員長に聞いてみた。
「朝の話の続きなんだけどさ、」
「部活が終わる頃、泉桃子に呼び出されたんだよ、話があるって」
今この部屋にはウチと委員長しかいない。
昨日の様にまたキー子と佐々木はいない。弁当は無くなっていたのでどこで何をやってるのか。
「何を話したの?」
委員長が食べ物を飲み込んで聞き返す。
「いきなり、『あなたロリコンですよね』って言われたよ」
「正直意味わかんなかった、確かに私は見てたけどそれだけでロリコンとか…」
不満げに言った。
「ロリコン?なんで急に」
委員長は驚いて言う。
「キー子ならわかるけど…ミサトさんがロリコンって?」
キー子はロリコンなのか?という疑問は置いておく。
「さあね、それまで彼女の考えてること全くわかんなかったけど、更にわかんなくなったよ」
そう言っておにぎりを口に運ぶ。
目的があるのか、それとも無いのか。
考えてもわからなかった。
委員長は時間を見ると、
「ちょっとキー子達探してくる」
と言って出ていった。
ウチは水を飲んで一息つくと校庭を見た。
まだ掃除は始まっていなく、誰1人校庭にはいなかった。校庭の周りを枯れた木が覆っていて、その先には昨日行ったあの山が見えた。
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