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遅くなってしまった晩御飯は、渚がお取り寄せしてくれた有名店の醤油豚骨ラーメンと餃子だった。
渚はモデルだけどラーメンを食べてもいいのか気になって聞いてみたけど、「ちゃんと運動して肌のケアもすればいいだけだし、普段気をつけているからたまにはいいだろう」と言われて、そんなものなのかと思った。
僕は白ご飯も食べたいような気もしたけど、今日は食後にデザートがある。
ラーメンとは合わないかもしれない、ショートケーキと、渚はチョコレートケーキ。
別荘近くのケーキ屋さんで買ったカットケーキだ。
今週末と来週末のどちらかに渚の誕生日を祝おうと決めて、誕生日過ぎてから祝うのもなと思い、少し早いけど今週末にお祝いすることにしたのだ。
プレゼントはまだ決まってないし用意もしてないけど、ケーキに乗せるチョコレートプレートと小さな蝋燭は、詩に頼んで買ってきてもらっていた。
ラーメンを食べ終えてから、ケーキの準備をする。
渚は隣で見ていたので、誕生日のお祝いだって気がついてしまったようだ。
ケーキ屋さんでお会計を無理矢理僕が支払った時点で、薄々何かを感じていたかもしれないけど……。
「僕が運ぶから、渚は席に座ってて」
「はいはい。気をつけてね」
「僕はそんなドジじゃありません」
「そうだね」
渚が僕の前髪に軽く口付けしたあと、ダイニングのテーブルについた。
僕はダイニングの電気を消して、ハッピーバースデーを歌いながらお皿を二つ運んだ。
渚の隣に腰かけて、渚が蝋燭の火を消すのを見守る。
ふうと息を吹きかけた渚に「お誕生日おめでとう!」と声をかけると、渚は嬉しそうに笑った。
真っ暗じゃなくてキッチンの灯りが緩く照らしていたから見れた顔で、僕まで嬉しくなった。
「ごめん、プレゼントは買いに行けなくてまだ用意出来ていないんだ。少し待ってて欲しい……」
「なら、俺は瑞希からの唇へのキスが欲しいな」
「え!?」
「それがプレゼント。ダメ?」
「ダメ……じゃないけど……」
「じゃ決まり。今したらケーキどころじゃなくなっちゃうから、寝る前にキスしてもらおうかな」
「それ、寝るどころじゃなくなっちゃうやつなんじゃ……」
イヤな予感しかしない。
僕が小刻みに震えてしまうと渚は僕をぎゅっと抱きしめて、「なるべく早く眠れるように努力する」と、耳元で囁いてきた。
ご飯の前までしていたのに、まだ出来ることが驚きだ。
発情期でもないのに、僕はついていけるだろうか……無理じゃないか……?
そんなことを考えていると、渚がダイニングの電気をつけてくれた。
二人で並んで食べたケーキはとても美味しくて、あーんじゃないけど、渚のチョコレートケーキも味見させてもらったことは僕のいい思い出になった。
渚も僕と同じように、いい思い出になってくれてたらいいな。
遅くなってしまった晩御飯は、渚がお取り寄せしてくれた有名店の醤油豚骨ラーメンと餃子だった。
渚はモデルだけどラーメンを食べてもいいのか気になって聞いてみたけど、「ちゃんと運動して肌のケアもすればいいだけだし、普段気をつけているからたまにはいいだろう」と言われて、そんなものなのかと思った。
僕は白ご飯も食べたいような気もしたけど、今日は食後にデザートがある。
ラーメンとは合わないかもしれない、ショートケーキと、渚はチョコレートケーキ。
別荘近くのケーキ屋さんで買ったカットケーキだ。
今週末と来週末のどちらかに渚の誕生日を祝おうと決めて、誕生日過ぎてから祝うのもなと思い、少し早いけど今週末にお祝いすることにしたのだ。
プレゼントはまだ決まってないし用意もしてないけど、ケーキに乗せるチョコレートプレートと小さな蝋燭は、詩に頼んで買ってきてもらっていた。
ラーメンを食べ終えてから、ケーキの準備をする。
渚は隣で見ていたので、誕生日のお祝いだって気がついてしまったようだ。
ケーキ屋さんでお会計を無理矢理僕が支払った時点で、薄々何かを感じていたかもしれないけど……。
「僕が運ぶから、渚は席に座ってて」
「はいはい。気をつけてね」
「僕はそんなドジじゃありません」
「そうだね」
渚が僕の前髪に軽く口付けしたあと、ダイニングのテーブルについた。
僕はダイニングの電気を消して、ハッピーバースデーを歌いながらお皿を二つ運んだ。
渚の隣に腰かけて、渚が蝋燭の火を消すのを見守る。
ふうと息を吹きかけた渚に「お誕生日おめでとう!」と声をかけると、渚は嬉しそうに笑った。
真っ暗じゃなくてキッチンの灯りが緩く照らしていたから見れた顔で、僕まで嬉しくなった。
「ごめん、プレゼントは買いに行けなくてまだ用意出来ていないんだ。少し待ってて欲しい……」
「なら、俺は瑞希からの唇へのキスが欲しいな」
「え!?」
「それがプレゼント。ダメ?」
「ダメ……じゃないけど……」
「じゃ決まり。今したらケーキどころじゃなくなっちゃうから、寝る前にキスしてもらおうかな」
「それ、寝るどころじゃなくなっちゃうやつなんじゃ……」
イヤな予感しかしない。
僕が小刻みに震えてしまうと渚は僕をぎゅっと抱きしめて、「なるべく早く眠れるように努力する」と、耳元で囁いてきた。
ご飯の前までしていたのに、まだ出来ることが驚きだ。
発情期でもないのに、僕はついていけるだろうか……無理じゃないか……?
そんなことを考えていると、渚がダイニングの電気をつけてくれた。
二人で並んで食べたケーキはとても美味しくて、あーんじゃないけど、渚のチョコレートケーキも味見させてもらったことは僕のいい思い出になった。
渚も僕と同じように、いい思い出になってくれてたらいいな。
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