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後から駆けつけてきた圭くんと誠治くんが逃げ出そうとしていた女達を捕らえた。
そしてしばらくしてから警察官が入ってきて、僕達をさらった人達は全員身柄確保され、その後逮捕された。
この事件はちょっとしたニュースにもなったけど、渚と幸哉さんが手を回したのか、そこまで騒がれることはなかった。
女達は学校を退学になったらしい。
もう二度と渚達に付き纏わないで欲しい。
そして僕は、事件後なぜか渚のお家にお邪魔することになっていた。
警察署に連れられた僕達は親を呼ばれて、後日事情聴取をすることを告げられた。
そして迎えに来た渚のご両親と僕の母さんが軽く話し合って、僕の心と身体が落ち着くまで渚のそばにいた方がいいと結論を出したのだ。
渚はちゃっかり警察署内で僕の母さんに挨拶をしていた。
僕も渚のご両親に初めましてを言ったけど、ガチガチに緊張していたせいか、何を口走ったかよく覚えていない。
あとで聞いたけど、那月も幸哉さんの家にお邪魔することになったらしい。
平日に寮外に泊まることは僕達の両親が話をつけてくれたみたい。
そして渚の誕生日と、その次の日、渚が撮影の日には学校を休んで、渚の家で静養することになった。
「じゃあ、私は仕事に戻るが、瑞希くん、渚とゆっくり休んでいてくれ」
「は、はい! ありがとうございます!」
渚のご両親と僕の母さん、僕と渚で話し込んでいた警察署近くの喫茶店を出て、渚とどこか似ている体格の良い美中年の渚のお父さんに返事を返しながら、隣に立つ渚を見上げた。
渚は僕の肩を抱いてまっすぐ前を見ていた。
渚のお母さんが店の横につけた車に乗った渚のお父さんに手を振っている。
渚はどちらかと言えば、顔立ちはお母さん似だった。
でも、美形親子だ……。
「さ、私達も我が家に戻りましょう」
「ああ」
「はい!」
それから渚のお母さんに同意して、またねと僕の母さんに手を振り、店の近くの駐車場に停まっていた八雲さんが運転する車に渚と渚のお母さんと共に乗り込んだのだった。
◇
一度寮に寄って荷物を取ってこようと思ったら、なぜかデパートで必要なものを揃えることになってしまった。
また渚のプレゼント攻撃が始まってしまう。
「瑞希は可愛いから、悩むな。でもこれとさっきのは買おう」
「青いのも似合ってたわ!」
今は特別室で僕の部屋着を選んでいるけど、渚のお母さんが渚に加勢して、買うものが増えていた。
「そんなにあっても着きれないです……」
「予備は必要だし、俺の部屋に置いておけばいいから買っておこう」
「う、うん……」
選んでくれてるのにこれ以上断ることも躊躇われて、つい頷いてしまった。
「あと必要なものはなかったかしら?」
「一通り選び終わったんじゃないか?」
「じゃあ、買い物はここまでにしましょう。瑞希くんは疲れてるでしょうし……」
「そうだな。帰ってゆっくりしよう」
た、助かった……。
僕はほっと胸を撫で下ろした。
そしてしばらくしてから警察官が入ってきて、僕達をさらった人達は全員身柄確保され、その後逮捕された。
この事件はちょっとしたニュースにもなったけど、渚と幸哉さんが手を回したのか、そこまで騒がれることはなかった。
女達は学校を退学になったらしい。
もう二度と渚達に付き纏わないで欲しい。
そして僕は、事件後なぜか渚のお家にお邪魔することになっていた。
警察署に連れられた僕達は親を呼ばれて、後日事情聴取をすることを告げられた。
そして迎えに来た渚のご両親と僕の母さんが軽く話し合って、僕の心と身体が落ち着くまで渚のそばにいた方がいいと結論を出したのだ。
渚はちゃっかり警察署内で僕の母さんに挨拶をしていた。
僕も渚のご両親に初めましてを言ったけど、ガチガチに緊張していたせいか、何を口走ったかよく覚えていない。
あとで聞いたけど、那月も幸哉さんの家にお邪魔することになったらしい。
平日に寮外に泊まることは僕達の両親が話をつけてくれたみたい。
そして渚の誕生日と、その次の日、渚が撮影の日には学校を休んで、渚の家で静養することになった。
「じゃあ、私は仕事に戻るが、瑞希くん、渚とゆっくり休んでいてくれ」
「は、はい! ありがとうございます!」
渚のご両親と僕の母さん、僕と渚で話し込んでいた警察署近くの喫茶店を出て、渚とどこか似ている体格の良い美中年の渚のお父さんに返事を返しながら、隣に立つ渚を見上げた。
渚は僕の肩を抱いてまっすぐ前を見ていた。
渚のお母さんが店の横につけた車に乗った渚のお父さんに手を振っている。
渚はどちらかと言えば、顔立ちはお母さん似だった。
でも、美形親子だ……。
「さ、私達も我が家に戻りましょう」
「ああ」
「はい!」
それから渚のお母さんに同意して、またねと僕の母さんに手を振り、店の近くの駐車場に停まっていた八雲さんが運転する車に渚と渚のお母さんと共に乗り込んだのだった。
◇
一度寮に寄って荷物を取ってこようと思ったら、なぜかデパートで必要なものを揃えることになってしまった。
また渚のプレゼント攻撃が始まってしまう。
「瑞希は可愛いから、悩むな。でもこれとさっきのは買おう」
「青いのも似合ってたわ!」
今は特別室で僕の部屋着を選んでいるけど、渚のお母さんが渚に加勢して、買うものが増えていた。
「そんなにあっても着きれないです……」
「予備は必要だし、俺の部屋に置いておけばいいから買っておこう」
「う、うん……」
選んでくれてるのにこれ以上断ることも躊躇われて、つい頷いてしまった。
「あと必要なものはなかったかしら?」
「一通り選び終わったんじゃないか?」
「じゃあ、買い物はここまでにしましょう。瑞希くんは疲れてるでしょうし……」
「そうだな。帰ってゆっくりしよう」
た、助かった……。
僕はほっと胸を撫で下ろした。
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