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◇
渚は日付けが変わる前に小型端末の電源を切ってしまった。
おめでとうメッセージより、僕との時間に集中したいんだとか……。
「僕、下で寝るよ?」
「それを俺が許すとでも?」
僕用の布団を渚のベッドの隣に敷いたので横になろうとすると、渚は僕を抱き上げて自分のベッドに横たえた。
「くっついて寝ることが瑞希の回復にもいいんだから、俺の腕の中で眠ろうな?」
「確かにフェロモンは安定するらしいけど……」
「けど……?」
「ドキドキしちゃうから、眠れないかも」
「可愛いな、瑞希」
渚が僕の身体をさする。じわじわと身体が熱くなっていく。
「ん、渚、やめて。そういう気分になっちゃうから」
「俺は歓迎だけどな」
「声出ちゃうし、音もしちゃうからダメっ!」
渚の家族がいる場所で、そういう事は出来ない。
でも渚は離してくれず、腕の中に僕を閉じ込める。
「抱きしめるだけ。キスはいい?」
「良くないけど……いいよ」
「どっち?」
渚がクスクスと笑って、僕の髪に顔を埋めた。
「俺も我慢するから、瑞希も我慢だな。また別荘に行ったらやろうな」
「渚、やりたい?」
「瑞希がいるなら、いつでもね」
「そ、そっか……」
αの性欲はやっぱり凄いみたいだ……。
自分で聞いておきながら、言葉を失ってしまった。
「瑞希がいるだけで幸せだから、我慢も幸せの一部だよ。俺は瑞希を離せないからな」
「僕も抱きしめられてるのは幸せだよ」
「その言葉も最高の誕生日プレゼントだ」
「え、日付け変わった?」
「ああ。俺も十七になった」
「おめでとう、渚!」
「ありがとう、瑞希」
僕からも渚に抱きついて、ぴったり寄り添った。
「煽らないでくれ」
「煽ってないよ」
「全部放り出して、襲いたくなる」
「やめて」
笑顔をこぼして、しばらく渚の腕の中でまったりしながら僕は眠りについた。
でも渚に襲われるのは、いやじゃない……かも……!
渚は日付けが変わる前に小型端末の電源を切ってしまった。
おめでとうメッセージより、僕との時間に集中したいんだとか……。
「僕、下で寝るよ?」
「それを俺が許すとでも?」
僕用の布団を渚のベッドの隣に敷いたので横になろうとすると、渚は僕を抱き上げて自分のベッドに横たえた。
「くっついて寝ることが瑞希の回復にもいいんだから、俺の腕の中で眠ろうな?」
「確かにフェロモンは安定するらしいけど……」
「けど……?」
「ドキドキしちゃうから、眠れないかも」
「可愛いな、瑞希」
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「ん、渚、やめて。そういう気分になっちゃうから」
「俺は歓迎だけどな」
「声出ちゃうし、音もしちゃうからダメっ!」
渚の家族がいる場所で、そういう事は出来ない。
でも渚は離してくれず、腕の中に僕を閉じ込める。
「抱きしめるだけ。キスはいい?」
「良くないけど……いいよ」
「どっち?」
渚がクスクスと笑って、僕の髪に顔を埋めた。
「俺も我慢するから、瑞希も我慢だな。また別荘に行ったらやろうな」
「渚、やりたい?」
「瑞希がいるなら、いつでもね」
「そ、そっか……」
αの性欲はやっぱり凄いみたいだ……。
自分で聞いておきながら、言葉を失ってしまった。
「瑞希がいるだけで幸せだから、我慢も幸せの一部だよ。俺は瑞希を離せないからな」
「僕も抱きしめられてるのは幸せだよ」
「その言葉も最高の誕生日プレゼントだ」
「え、日付け変わった?」
「ああ。俺も十七になった」
「おめでとう、渚!」
「ありがとう、瑞希」
僕からも渚に抱きついて、ぴったり寄り添った。
「煽らないでくれ」
「煽ってないよ」
「全部放り出して、襲いたくなる」
「やめて」
笑顔をこぼして、しばらく渚の腕の中でまったりしながら僕は眠りについた。
でも渚に襲われるのは、いやじゃない……かも……!
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