14 / 26
14 *
しおりを挟む
◇
「脱がすよ、ラーナ」
「う、うん」
神果の実は淡いピンクの皮で、瑞々しいクリーム色の果肉の、柔らかくて甘い美味しい果実だった。
食べるのは子を孕む方……つまり僕だけで、そんなに大きい実じゃなかったけど、一個食べただけでなぜか満腹感がある。
「美しいな……」
「は、恥ずかしいよ……」
ゼファー様にじっと見られて、僕は反射的に縮こまった。
お肌はまたハルムに磨かれたけど、筋肉だってついてないし、男の象徴だってささやかなものだし、全体的に細くて薄くて白い。
どうぞ見てくださいって身体じゃないのだ。
「美しいだけじゃなくて、可愛い。全部美味しそうだ」
「た、食べないで……」
「心配いらないよ。優しくするから」
ベッドの上で裸になった僕とゼファー様は、そっと確かめるように触れ合い始めた。
ゼファー様の身体は僕とは違って見惚れてしまうほど逞しくて、均整がとれていて、それこそ僕とは違って本当に美しい。
ゼファー様の指が僕の胸に触れて、胸の尖りを微かに掠った。
僕はそれだけで震えてしまって、甘い声が漏れた。
「あっ! んっ……」
その声にゼファー様は微笑んで、僕の両胸の尖りを指でぐりぐりと刺激してくる。
「んんっ!」
ぴんと弾かれてびくっと身体が跳ねる。
「ここも気持ち良さそうだな」
ゼファー様の手が股間を撫でる。
「だ、だめ……」
「もう雫を垂らしてる」
胸をしゃぶられながら、下を握り込まれて上下に擦りあげられる。
僕は刺激に耐えられなくて、いやいやと小さく首を振った。
「あっ、あぁっ……! や、んっ!」
「気持ち良い? ラーナが可愛くてたまらないっ」
「やぁ! イきそう! 離してっ、イっちゃう……!」
僕の叫びも空しく、白濁を飛ばした僕ははぁはぁと激しく呼吸しながら、僕を絶頂へと導いたゼファー様をちょっとだけうらめしく思った。
「脱がすよ、ラーナ」
「う、うん」
神果の実は淡いピンクの皮で、瑞々しいクリーム色の果肉の、柔らかくて甘い美味しい果実だった。
食べるのは子を孕む方……つまり僕だけで、そんなに大きい実じゃなかったけど、一個食べただけでなぜか満腹感がある。
「美しいな……」
「は、恥ずかしいよ……」
ゼファー様にじっと見られて、僕は反射的に縮こまった。
お肌はまたハルムに磨かれたけど、筋肉だってついてないし、男の象徴だってささやかなものだし、全体的に細くて薄くて白い。
どうぞ見てくださいって身体じゃないのだ。
「美しいだけじゃなくて、可愛い。全部美味しそうだ」
「た、食べないで……」
「心配いらないよ。優しくするから」
ベッドの上で裸になった僕とゼファー様は、そっと確かめるように触れ合い始めた。
ゼファー様の身体は僕とは違って見惚れてしまうほど逞しくて、均整がとれていて、それこそ僕とは違って本当に美しい。
ゼファー様の指が僕の胸に触れて、胸の尖りを微かに掠った。
僕はそれだけで震えてしまって、甘い声が漏れた。
「あっ! んっ……」
その声にゼファー様は微笑んで、僕の両胸の尖りを指でぐりぐりと刺激してくる。
「んんっ!」
ぴんと弾かれてびくっと身体が跳ねる。
「ここも気持ち良さそうだな」
ゼファー様の手が股間を撫でる。
「だ、だめ……」
「もう雫を垂らしてる」
胸をしゃぶられながら、下を握り込まれて上下に擦りあげられる。
僕は刺激に耐えられなくて、いやいやと小さく首を振った。
「あっ、あぁっ……! や、んっ!」
「気持ち良い? ラーナが可愛くてたまらないっ」
「やぁ! イきそう! 離してっ、イっちゃう……!」
僕の叫びも空しく、白濁を飛ばした僕ははぁはぁと激しく呼吸しながら、僕を絶頂へと導いたゼファー様をちょっとだけうらめしく思った。
168
あなたにおすすめの小説
【完結】逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。抱かれたら身代わりがばれてしまうので初夜は断固拒否します!
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
【完結】義妹(いもうと)を応援してたら、俺が騎士に溺愛されました
未希かずは(Miki)
BL
第13回BL大賞 奨励賞 受賞しました。
皆さまありがとうございます。
「ねえ、私だけを見て」
これは受けを愛しすぎて様子のおかしい攻めのフィンと、攻めが気になる受けエリゼオの恋のお話です。
エリゼオは母の再婚により、義妹(いもうと)ができた。彼には前世の記憶があり、その前世の後悔から、エリゼオは今度こそ義妹を守ると誓う。そこに現れた一人の騎士、フィン。彼は何と、義妹と両想いらしい。まだ付き合えていない義妹とフィンの恋を応援しようとするエリゼオ。けれどフィンの優しさに触れ、気付けば自分がフィンを好きになってしまった。
「この恋、早く諦めなくちゃ……」
本人の思いとはうらはらに、フィンはエリゼオを放っておかない。
この恋、どうなる!? じれキュン転生ファンタジー。ハピエンです。
番外編。
リナルド×ガルディア。王族と近衞騎士の恋。
――忠誠を誓った相手を、愛してはいけないと思っていた。切ない身分差、年の差の恋。恋の自覚は、相手が成人してからになります。
オメガなのにムキムキに成長したんだが?
未知 道
BL
オメガという存在は、庇護欲が湧く容姿に成長する。
なのに俺は背が高くてムキムキに育ってしまい、周囲のアルファから『間違っても手を出したくない』と言われたこともある。
お見合いパーティーにも行ったが、あまりに容姿重視なアルファ達に「ざっけんじゃねー!! ヤルことばかりのくそアルファ共がぁああーーー!!」とキレて帰り、幼なじみの和紗に愚痴を聞いてもらう始末。
発情期が近いからと、帰りに寄った病院で判明した事実に、衝撃と怒りが込み上げて――。
※攻めがけっこうなクズです。でも本人はそれに気が付いていないし、むしろ正当なことだと思っています。
同意なく薬を服用させる描写がありますので、不快になる方はブラウザバックをお願いします。
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
僕の太客が義兄弟になるとか聞いてない
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
没落名士の長男ノアゼットは日々困窮していく家族を支えるべく上級学校への進学を断念して仕送りのために王都で働き出す。しかし賢くても後見の無いノアゼットが仕送り出来るほど稼げはしなかった。
そんな時に声を掛けてきた高級娼家のマダムの引き抜きで、男娼のノアとして働き出したノアゼット。研究肌のノアはたちまち人気の男娼に躍り出る。懇意にしてくれる太客がついて仕送りは十分過ぎるほどだ。
そんな中、母親の再婚で仕送りの要らなくなったノアは、一念発起して自分の人生を始めようと決意する。順風満帆に滑り出した自分の生活に満ち足りていた頃、ノアは再婚相手の元に居る家族の元に二度目の帰省をする事になった。
そこで巻き起こる自分の過去との引き合わせに動揺するノア。ノアと太客の男との秘密の関係がまた動き出すのか?
処刑エンドの悪役公爵、隠居したいのに溺愛されてます
ひなた翠
BL
目が覚めたら、やり込んだBLゲームの悪役公爵になっていた。
しかも手には鞭。目の前には涙を浮かべた美少年。
——このままじゃ、王太子に処刑される。
前世は冴えない社畜サラリーマン。今世は冷徹な美貌を持つ高位貴族のアルファ。
中身と外見の落差に戸惑う暇もなく、エリオットは処刑回避のための「隠居計画」を立てる。
囚われのオメガ・レオンを王太子カイルに引き渡し、爵位も領地も全部手放して、ひっそり消える——はずだった。
ところが動くほど状況は悪化していく。
レオンを自由にしようとすれば「傍にいたい」と縋りつかれ、
カイルに会えば「お前の匂いは甘い」と迫られ、
隠居を申し出れば「逃げるな」と退路を塞がれる。
しかもなぜか、子供の頃から飲んでいた「ビタミン剤」を忘れるたび、身体がおかしくなる。
周囲のアルファたちの視線が絡みつき、カイルの目の色が変わり——
自分でも知らなかった秘密が暴かれたとき、逃げ場はもう、どこにもなかった。
誰にも愛されなかった男が、異世界で「本当の自分」を知り、運命の番と出会う——
ギャップ萌え×じれったさ×匂いフェチ全開の、オメガバース転生BL。
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる