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第五十九話 底知れぬ伝説の強さ
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武蔵は八相の構えを崩さず、トーガがどう動くのか食い入るように見つめた。
名乗りを上げた以上、全身全霊をもって闘うのが兵法者である。
だが、自分からは迂闊に動くべきではないと武蔵は思った。
あまりにも相手の戦力が未知数すぎるのだ。
加えてトーガが手にしている、二振りの刀も異様な存在感を放っていた。
左手に持っていた刀は〈無銘・金重〉とほぼ同じ長さの大刀だったが、右手に持っていた刀があまりにも目を引く長さの刀だったのだ。
まるで佐々木小次郎の愛刀――〈備前長船長光〉を彷彿させる三尺(約90センチ)はあろう長刀である。
そしてトーガの長刀は天理の〈練気化〉による刀だった。
自分も天理の〈練気化〉で刀を顕現させたことがあるので分かる。
重さも実感も本物の刀と変わらない。
しかしそれは右手で顕現させることの出来た、天理の〈練気化〉による刀だった場合だ。
武蔵はトーガが持つ右手の長刀から左手の大刀へと視線を移す。
(なぜ、あやつは右手だけではなく左手で刀を出せる?)
トーガの左手には間違いなく、武器である大刀が握られている。
それゆえに武蔵は小首を傾げた。
左手の掌上に顕現できるのは、水の塊や火の玉などの魔法だけのはずだ。
武蔵は脳内にルリやアリーゼの姿を思い浮かべた。
水の塊や火の玉などを左手の掌上に顕現させた魔法使いたちの姿をである。
もしかすると、ルリやアリーゼたちも魔法だけではなく武器も顕現させることが出来るのだろうか。
それか天理と魔法を生み出した、トーガ自身が特別なだけかもしれない。
まあいい、と武蔵はすぐに頭を切り替えた。
異能の力のことなど、どれだけ考えても無駄だと悟ったのだ。
それよりも武蔵は、目の前で起こっている現実だけに考えを集中させた。
即ち――。
(あのような二刀でまともに闘えるのか?)
そうである。
本来、二刀の場合は大刀と小刀で扱うものであった。
軽くて扱いやすい小刀で相手の攻撃を受け流し、相手が体勢を崩したところを大刀で斬る。
二刀は一刀よりも使いこなすのは難しいものの、使いこなせれば一対一でも一対多でも優れた威力を発揮する剣法なのだ。
けれども、それは大刀と小刀の二刀流ならばの話である。
正直なところ、武蔵にはトーガの二刀流は実戦で通用しない見せかけだけの二刀流に見えた。
左手で大刀を使うのはまだ分かる。
右手が負傷した場合などに、仕方なく左手で大刀を使うこともあるからだ。
だが、片手で三尺(約90センチ)はある長刀を使うなど無理があった。
両手でさえ扱うのが困難な長刀を、まともに振るうことなどあの天才剣士と謳われた佐々木小次郎でさえ不可能だろう。
「確かにお前が舟島で仕果たしたときの佐々木小次郎ならば無理だっただろう……しかし、今の佐々木小次郎は違うぞ」
などと意味深な言葉を言った直後、トーガに明らかな動きがあった。
トーガは両手にそれぞれ持った長刀と大刀を下段に構え、散歩するような落ち着いた足取りで歩み寄ってきたのだ。
武蔵は大刀の柄を握っている両手に力を込めた。
トーガの歩みには重心の揺れがまったくない。
しかも長刀と大刀を手にしていながら、正中線が乱れるということもなかった。
(何が〝物の怪〟ではない、だ)
武蔵は奥歯を軋ませながら心中で悪態をついた。
その一糸乱れぬ姿勢と歩みからは十分に感じ取れる。
トーガは長刀と大刀を片手で満足に扱えるほどの魔物だということを。
それゆえに武蔵は決断した。
(後手に回れば確実にやられる。ならば――)
次の瞬間、武蔵は八相の構えのまま地面を蹴って猛進した。
「オオオオオオオオオオオオオ――――ッ!」
高らかな咆哮とともに、一匹の獰猛な剣虎と化した武蔵。
そんな武蔵とトーガの間合いは瞬く間に縮まっていく。
やがて互いの距離が二間(3.6メートル)まで近づいたとき、武蔵は疾風の動きを落とさずにトーガの右手側に回り込んでいく。
たとえトーガが長刀と大刀の二刀を上手く使えたとしても、片手で三尺(約90センチ)はあろう長刀を扱う以上は大刀よりも振りは遅いはず。
などと思ったからこそ、武蔵は長刀を持っていた右手側に回り込んだ。
そのまま武蔵はトーガの右斜め後方から間合いを詰め、渾身の気合とともに袈裟に斬り掛かる。
おそらくトーガは振り向きざまに長刀を薙ぎ払ってくるはずだ。
武蔵は間合いを詰めながら思った。
今のトーガの体勢から一番早く反撃できる方法はそれしかない。
そして、このとき武蔵は自分の勝ちを確信した。
片手の長刀と両手の大刀ならば、両手の大刀のほうが必ず斬り勝てるだろうと。
そう判断した武蔵だったが、すぐにそれは普通の兵法者の考えだったと思い知らされることになる。
トーガは武蔵の必殺の袈裟斬りに対してあることをした。
体捌きを使って避けたのでもない。
長刀か大刀のどちらかの刀を使って受けたのでもない。
トーガは両刀を下段に構えたまま、一歩も動かずに武蔵の袈裟斬りをそのまま生身の肉体で受けたのだ。
では、トーガの肉体は骨ごと切り裂かれてしまったのか。
否である。
トーガの肉体は武蔵の斬撃を真っ向から弾き返したのだ。
そして武蔵の身体は弾かれた刀の勢いによって後方へ吹き飛ばされる。
(何だと!)
転倒こそしなかったものの、大きく体勢を崩された武蔵は驚愕した。
とても人間の身体を斬ったときの感触ではなかったからだ。
たとえるなら弾力のある金属の塊である。
「〈硬気功〉――〝金剛〟」
トーガは顔だけを振り向かせながら言った。
「肉体を一時的に鋼と同じ強度にまで高められる〈硬気功〉だが、その技の性質上において欠点も存在している」
続いてトーガはゆっくりと身体も振り向かせた。
「それは技に集中するあまり動きが激しく制限されてしまうことと、死角から狙われた場合は〈硬気功〉自体を上手く使えない場合があること、そして自分の意識を集中させた肉体の一部しか硬体化できないということに他ならない」
だが、とトーガは童(子供)に説明するように言葉を続けていく。
「それはあくまでも普通の使い手が〈硬気功〉を使った場合に限る。それこそ修練を積み重ねた熟達者になると、どんな角度から狙われようと全身を等しく硬体化させることが出来る。それが〈硬気功〉からの派生技の〝金剛〟だ」
と、トーガが真の〈硬気功〉について語った直後である。
突如、トーガの肉体が二人に分裂したのだ。
このとき、武蔵は両手に痺れを感じながら思った。
忍びの者が使う〝分身の術〟か、と――。
名乗りを上げた以上、全身全霊をもって闘うのが兵法者である。
だが、自分からは迂闊に動くべきではないと武蔵は思った。
あまりにも相手の戦力が未知数すぎるのだ。
加えてトーガが手にしている、二振りの刀も異様な存在感を放っていた。
左手に持っていた刀は〈無銘・金重〉とほぼ同じ長さの大刀だったが、右手に持っていた刀があまりにも目を引く長さの刀だったのだ。
まるで佐々木小次郎の愛刀――〈備前長船長光〉を彷彿させる三尺(約90センチ)はあろう長刀である。
そしてトーガの長刀は天理の〈練気化〉による刀だった。
自分も天理の〈練気化〉で刀を顕現させたことがあるので分かる。
重さも実感も本物の刀と変わらない。
しかしそれは右手で顕現させることの出来た、天理の〈練気化〉による刀だった場合だ。
武蔵はトーガが持つ右手の長刀から左手の大刀へと視線を移す。
(なぜ、あやつは右手だけではなく左手で刀を出せる?)
トーガの左手には間違いなく、武器である大刀が握られている。
それゆえに武蔵は小首を傾げた。
左手の掌上に顕現できるのは、水の塊や火の玉などの魔法だけのはずだ。
武蔵は脳内にルリやアリーゼの姿を思い浮かべた。
水の塊や火の玉などを左手の掌上に顕現させた魔法使いたちの姿をである。
もしかすると、ルリやアリーゼたちも魔法だけではなく武器も顕現させることが出来るのだろうか。
それか天理と魔法を生み出した、トーガ自身が特別なだけかもしれない。
まあいい、と武蔵はすぐに頭を切り替えた。
異能の力のことなど、どれだけ考えても無駄だと悟ったのだ。
それよりも武蔵は、目の前で起こっている現実だけに考えを集中させた。
即ち――。
(あのような二刀でまともに闘えるのか?)
そうである。
本来、二刀の場合は大刀と小刀で扱うものであった。
軽くて扱いやすい小刀で相手の攻撃を受け流し、相手が体勢を崩したところを大刀で斬る。
二刀は一刀よりも使いこなすのは難しいものの、使いこなせれば一対一でも一対多でも優れた威力を発揮する剣法なのだ。
けれども、それは大刀と小刀の二刀流ならばの話である。
正直なところ、武蔵にはトーガの二刀流は実戦で通用しない見せかけだけの二刀流に見えた。
左手で大刀を使うのはまだ分かる。
右手が負傷した場合などに、仕方なく左手で大刀を使うこともあるからだ。
だが、片手で三尺(約90センチ)はある長刀を使うなど無理があった。
両手でさえ扱うのが困難な長刀を、まともに振るうことなどあの天才剣士と謳われた佐々木小次郎でさえ不可能だろう。
「確かにお前が舟島で仕果たしたときの佐々木小次郎ならば無理だっただろう……しかし、今の佐々木小次郎は違うぞ」
などと意味深な言葉を言った直後、トーガに明らかな動きがあった。
トーガは両手にそれぞれ持った長刀と大刀を下段に構え、散歩するような落ち着いた足取りで歩み寄ってきたのだ。
武蔵は大刀の柄を握っている両手に力を込めた。
トーガの歩みには重心の揺れがまったくない。
しかも長刀と大刀を手にしていながら、正中線が乱れるということもなかった。
(何が〝物の怪〟ではない、だ)
武蔵は奥歯を軋ませながら心中で悪態をついた。
その一糸乱れぬ姿勢と歩みからは十分に感じ取れる。
トーガは長刀と大刀を片手で満足に扱えるほどの魔物だということを。
それゆえに武蔵は決断した。
(後手に回れば確実にやられる。ならば――)
次の瞬間、武蔵は八相の構えのまま地面を蹴って猛進した。
「オオオオオオオオオオオオオ――――ッ!」
高らかな咆哮とともに、一匹の獰猛な剣虎と化した武蔵。
そんな武蔵とトーガの間合いは瞬く間に縮まっていく。
やがて互いの距離が二間(3.6メートル)まで近づいたとき、武蔵は疾風の動きを落とさずにトーガの右手側に回り込んでいく。
たとえトーガが長刀と大刀の二刀を上手く使えたとしても、片手で三尺(約90センチ)はあろう長刀を扱う以上は大刀よりも振りは遅いはず。
などと思ったからこそ、武蔵は長刀を持っていた右手側に回り込んだ。
そのまま武蔵はトーガの右斜め後方から間合いを詰め、渾身の気合とともに袈裟に斬り掛かる。
おそらくトーガは振り向きざまに長刀を薙ぎ払ってくるはずだ。
武蔵は間合いを詰めながら思った。
今のトーガの体勢から一番早く反撃できる方法はそれしかない。
そして、このとき武蔵は自分の勝ちを確信した。
片手の長刀と両手の大刀ならば、両手の大刀のほうが必ず斬り勝てるだろうと。
そう判断した武蔵だったが、すぐにそれは普通の兵法者の考えだったと思い知らされることになる。
トーガは武蔵の必殺の袈裟斬りに対してあることをした。
体捌きを使って避けたのでもない。
長刀か大刀のどちらかの刀を使って受けたのでもない。
トーガは両刀を下段に構えたまま、一歩も動かずに武蔵の袈裟斬りをそのまま生身の肉体で受けたのだ。
では、トーガの肉体は骨ごと切り裂かれてしまったのか。
否である。
トーガの肉体は武蔵の斬撃を真っ向から弾き返したのだ。
そして武蔵の身体は弾かれた刀の勢いによって後方へ吹き飛ばされる。
(何だと!)
転倒こそしなかったものの、大きく体勢を崩された武蔵は驚愕した。
とても人間の身体を斬ったときの感触ではなかったからだ。
たとえるなら弾力のある金属の塊である。
「〈硬気功〉――〝金剛〟」
トーガは顔だけを振り向かせながら言った。
「肉体を一時的に鋼と同じ強度にまで高められる〈硬気功〉だが、その技の性質上において欠点も存在している」
続いてトーガはゆっくりと身体も振り向かせた。
「それは技に集中するあまり動きが激しく制限されてしまうことと、死角から狙われた場合は〈硬気功〉自体を上手く使えない場合があること、そして自分の意識を集中させた肉体の一部しか硬体化できないということに他ならない」
だが、とトーガは童(子供)に説明するように言葉を続けていく。
「それはあくまでも普通の使い手が〈硬気功〉を使った場合に限る。それこそ修練を積み重ねた熟達者になると、どんな角度から狙われようと全身を等しく硬体化させることが出来る。それが〈硬気功〉からの派生技の〝金剛〟だ」
と、トーガが真の〈硬気功〉について語った直後である。
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