21 / 37
第二十一話 準備
しおりを挟む
そうだ。
絶望的とはいえ、必ずしも可能性が無いわけではない。
もしかすると、厳重に捕えられているだけで生きている可能性だってある。
それには盗賊団の占拠地である遺跡に赴き、この目で真実を見極めねばならない。
「だから間違ってもそんなことは言うな。セシリア様は何があろうと救出するんだ。お前だってそれで雇われたんだろう?」
「……ああ、そうだったな」
それからはまた微妙な沈黙が流れた。
話に夢中になっていたせいで焚き火の炎が弱まっていたことに気づいた四狼は、生木を焚き火にくべて炎を強める。
パチパチと生木がはぜる音が耳に響き、炎粉が空中へと舞い上がった。
「最後に一つだけ訊いていいか?」
四狼は焚き火の炎を見据えながら訊いた。
「今までこの国を出ることは考えなかったのか? いくらカツラで誤魔化しても今回のような不意の事故で誰かに知られることも考えられる。そうなれば宮廷で騎士団に所属しているなんて格好の標的だ。暗殺しようと思えばすぐにできる」
「考えたことは……ある。母親だと思っていた侍女も自分が死んだら他の国に逃げなさいと言っていた。だが私はあえてそうしなかった。記憶がないからどこか現実感がないということもあったが、それ以上に私はこのバルセロナ公国が好きなんだ。豊かな大地に温かな人々。戦争もなく、雄大な自然に守られているこの国が」
オリビアは気恥ずかしそうに鼻を啜ると、「それに」と言葉を続けた。
「セシリア様だけは私がオルセイアだと知っている。今のお前のように不意の事故というやつで白銀の髪を見られてな。そのときは大層驚かれていたが、すぐに私の気持ちを察してくれた」
「オリビアの気持ち?」
「ああ、たとえ私が王族だったとしても、そのときの記憶を私は持っていない。私が決して忘れない記憶というのは、小さな山村で騎士になる夢を抱きながら母親と二人で慎ましく生活していた思い出だけだ。だからこそ私はセシリア様に進言した。オルセイアという貴方の妹はとうに天に召されました。ここにいるのは、カルナゴル村出身のオリビアという名前の一女性騎士に過ぎません。どうぞこれからも変わらずお傍に置いてください、と」
そのときからだった。
セシリアは誰にもオリビアの正体は明かさず、それどころかオリビアをセシリア専属の護衛騎士に抜擢してくれた。
宮廷内のどこへ行くにも付き従い、誰よりもセシリアの言動を見聞きすることができた。
それで分かったのは、セシリアがいかに優秀でいかにこの国を愛しているかであった。
この人が女王でいる限り、このバルセロナ公国は安泰だと思った。
そう、盗賊団に連れ攫われたあの日までは――。
オリビアはセシリアが連れ攫われた日のことを思い出し、奥歯をぎりりとかみ締めた。
と同時に、焚き火の炎を真横に揺らすほどの強風が吹いた。
「風が出てきたな」
四狼はぶるぶると身体を震わせて立ち上がった。
焚き火の前に干していた衣服を摑み、さっと袖を通す。
麻の服での綿の服でもない、何かもっと違う材質の服にオリビアは思えた。
「ほら、アンタの服だ」
服を着た四狼は、乾かしていたオリビアの衣服を投げ渡す。
オリビアは片手で服を受け取った。
もうすっかり乾いており、逆に熱いくらいだった。
オリビアは羽織っていた外套の中でモゾモゾと着替え始めると、四狼はもう一つ何かを投げ渡してきた。
「お、おい」
慌てて受け取ったものの、オリビアは眉根を寄せた。
四狼が渡したものは、変な意匠を凝らして作られた黒い服だった。
正面と背中部分は柔らかく、それでいて頑丈そうな板のようなものが貼り付けられており、脇の部分は分厚い紐のようなものを互いに押し当てるだけで簡単に固定された。
「頭から被って両手を通すんだ。そうするとちょうどいい具合に身体にフィットする。着てみてくれ」
訳が分からなかったが、衣服を着終わったオリビアは黙って四狼の言う通りその奇妙な鎧を装着してみた。
硬く締め付けると少々息苦しかったが、板金鎧ほどではない。
「何なんだこれは?」
「俺が装着していたスペクトラ・シールドとセラミック・プレートで作られたボディアーマーだ。オリビアが衣服の上から装着していた軽甲は剣と同様に流されたんだろ? だから貸してやる。それを着ていればクロスボウの弓矢くらい防げる」
相変わらず四狼の言っていることは半分も理解できなかった。
だが、軽甲の代わりに貸してくれるということはわかった。
しかしクロスボウの矢が防げるとは言い過ぎだろう。
板金鎧やチェインメイルのような鎧ならばわかるが、こんな薄い軽甲ではせいぜい短剣の切っ先を防ぐくらいが関の山だろう。
「まあ、貸してくれるというのならば使わせてもらう」
オリビアはボディアーマーと呼ばれた黒色の軽甲を拳で叩いて感触を確かめると、四狼は近づいてきて「ついでだ」ともう一つ何かを手渡してきた。
それは綺麗な銀色と黒色が目立った異質な筒だった。
四狼は片手で持つんだと正しい握り方を教えてくれた。
右手で握ってみる。
それなりの重量を感じ、何故か肌が粟立つような威圧感をそれから感じた。
「これはリボルバーと言う遠距離用の武器だ。正式名称はコルトパイソン。銃身長は四インチで装弾数は六発。357マグナム弾を使用しているから〈変異体〉程度ならば心臓に二発も打ち込めば楽に倒せる」
そう説明すると四狼は、オリビアにリボルバーを持ちながら立ってくれと促した。
オリビアは言われるまま立ち上がる。
「そうだな、目標はあの大木だな」
くるりと周囲を見渡した四狼は、手頃な大木を見つけると人差し指を向けた。
次に四狼は、オリビアを目標の大木にきちんと正面になるように立たせた。
そして背後に回り込みオリビアに正確な射撃の構えを取らせる。
オリビアはリボルバーを両手で握らされ、両足は等間隔に開かされた。
「そうだ。撃つときは必ず両手でしっかりと握って構えるんだ。そうしないと反動を抑えられないからな」
色々と説明を聞いていたオリビアだったが、まったく四狼の言っていることが理解できなかった。こんなちっぽけな金属の塊で何を撃つというのだろう。
四狼はオリビアの心境など構わず肘の位置や目線の高さを調整していく。
そうした努力の甲斐もあってようやくオリビアの構えが様になった頃、四狼はオリビアの人差し指をトリガーにかけさせた。
「いいぞ、オリビア。トリガーを引け」
「あ、ああ」
オリビアは両手を突き出し、照準を大木に合わせてトリガーを引いた。
次の瞬間、けたたましい銃声が鳴り響き、銃口から弾丸が発射された。
音速の速さで飛んだ弾丸は大木の幹に深々と命中し、木の上からは一斉に木の葉が舞い散ちてくる。
反響音が木霊する中、オリビアは瞬き一つせずに呆然としていた。
(何だ……これは?)
かちかちと歯を噛み鳴らし、オリビアは両腕を小刻みに震わせていた。
鼻腔の奥に焦げ臭い匂いが漂い、傷を負っている場所に強烈な痛みが走った。
が、そんな痛みを忘れてしまうくらいの衝撃にオリビアは見舞われていた。
「おお、初めて撃ったにしては上出来だ。ちゃんと命中してる」
眉の上に手屋根を作った四狼は、小さい穴が開いている大木を見ながら頷いていた。
オリビアは正面を見据えながら、おそるおそる四狼に尋ねた。
「お前は……魔術師なのか?」
「違う」と一言だけ否定すると、四狼はオリビアの手からリボルバーを離させた。
その後、すぐにシリンダーを横に出して弾丸を込めた四狼は、「今の感じを忘れるな」と言ってリボルバーをオリビアの後ろ腰に差し込んだ。
四狼曰く、これは最終手段として携帯していろとのことだった。
オリビアは手に残る感触と携帯されたリボルバーの存在に戸惑っていると、四狼は漆黒の闇が支配している森の奥に視線を向けて「来たか」と呟いた。
四狼の言葉に反応し、オリビアも森の奥へと視線を向ける。
音が近づいてくる。
狼などの獣の足音や唸り声かとも思ったがそうではない。
「喜べ、オリビア。目的地の場所は一足先に相棒が見つけてくれたらしい」
四狼が髪を掻き上げながらニヤリと笑うと、オリビアは木の枝を踏み潰しながら現れた四狼の相棒を見上げた。
焚き火の赤い炎に彩られ、そこには金剛丸という名前の巨人が無言で佇んでいた。
絶望的とはいえ、必ずしも可能性が無いわけではない。
もしかすると、厳重に捕えられているだけで生きている可能性だってある。
それには盗賊団の占拠地である遺跡に赴き、この目で真実を見極めねばならない。
「だから間違ってもそんなことは言うな。セシリア様は何があろうと救出するんだ。お前だってそれで雇われたんだろう?」
「……ああ、そうだったな」
それからはまた微妙な沈黙が流れた。
話に夢中になっていたせいで焚き火の炎が弱まっていたことに気づいた四狼は、生木を焚き火にくべて炎を強める。
パチパチと生木がはぜる音が耳に響き、炎粉が空中へと舞い上がった。
「最後に一つだけ訊いていいか?」
四狼は焚き火の炎を見据えながら訊いた。
「今までこの国を出ることは考えなかったのか? いくらカツラで誤魔化しても今回のような不意の事故で誰かに知られることも考えられる。そうなれば宮廷で騎士団に所属しているなんて格好の標的だ。暗殺しようと思えばすぐにできる」
「考えたことは……ある。母親だと思っていた侍女も自分が死んだら他の国に逃げなさいと言っていた。だが私はあえてそうしなかった。記憶がないからどこか現実感がないということもあったが、それ以上に私はこのバルセロナ公国が好きなんだ。豊かな大地に温かな人々。戦争もなく、雄大な自然に守られているこの国が」
オリビアは気恥ずかしそうに鼻を啜ると、「それに」と言葉を続けた。
「セシリア様だけは私がオルセイアだと知っている。今のお前のように不意の事故というやつで白銀の髪を見られてな。そのときは大層驚かれていたが、すぐに私の気持ちを察してくれた」
「オリビアの気持ち?」
「ああ、たとえ私が王族だったとしても、そのときの記憶を私は持っていない。私が決して忘れない記憶というのは、小さな山村で騎士になる夢を抱きながら母親と二人で慎ましく生活していた思い出だけだ。だからこそ私はセシリア様に進言した。オルセイアという貴方の妹はとうに天に召されました。ここにいるのは、カルナゴル村出身のオリビアという名前の一女性騎士に過ぎません。どうぞこれからも変わらずお傍に置いてください、と」
そのときからだった。
セシリアは誰にもオリビアの正体は明かさず、それどころかオリビアをセシリア専属の護衛騎士に抜擢してくれた。
宮廷内のどこへ行くにも付き従い、誰よりもセシリアの言動を見聞きすることができた。
それで分かったのは、セシリアがいかに優秀でいかにこの国を愛しているかであった。
この人が女王でいる限り、このバルセロナ公国は安泰だと思った。
そう、盗賊団に連れ攫われたあの日までは――。
オリビアはセシリアが連れ攫われた日のことを思い出し、奥歯をぎりりとかみ締めた。
と同時に、焚き火の炎を真横に揺らすほどの強風が吹いた。
「風が出てきたな」
四狼はぶるぶると身体を震わせて立ち上がった。
焚き火の前に干していた衣服を摑み、さっと袖を通す。
麻の服での綿の服でもない、何かもっと違う材質の服にオリビアは思えた。
「ほら、アンタの服だ」
服を着た四狼は、乾かしていたオリビアの衣服を投げ渡す。
オリビアは片手で服を受け取った。
もうすっかり乾いており、逆に熱いくらいだった。
オリビアは羽織っていた外套の中でモゾモゾと着替え始めると、四狼はもう一つ何かを投げ渡してきた。
「お、おい」
慌てて受け取ったものの、オリビアは眉根を寄せた。
四狼が渡したものは、変な意匠を凝らして作られた黒い服だった。
正面と背中部分は柔らかく、それでいて頑丈そうな板のようなものが貼り付けられており、脇の部分は分厚い紐のようなものを互いに押し当てるだけで簡単に固定された。
「頭から被って両手を通すんだ。そうするとちょうどいい具合に身体にフィットする。着てみてくれ」
訳が分からなかったが、衣服を着終わったオリビアは黙って四狼の言う通りその奇妙な鎧を装着してみた。
硬く締め付けると少々息苦しかったが、板金鎧ほどではない。
「何なんだこれは?」
「俺が装着していたスペクトラ・シールドとセラミック・プレートで作られたボディアーマーだ。オリビアが衣服の上から装着していた軽甲は剣と同様に流されたんだろ? だから貸してやる。それを着ていればクロスボウの弓矢くらい防げる」
相変わらず四狼の言っていることは半分も理解できなかった。
だが、軽甲の代わりに貸してくれるということはわかった。
しかしクロスボウの矢が防げるとは言い過ぎだろう。
板金鎧やチェインメイルのような鎧ならばわかるが、こんな薄い軽甲ではせいぜい短剣の切っ先を防ぐくらいが関の山だろう。
「まあ、貸してくれるというのならば使わせてもらう」
オリビアはボディアーマーと呼ばれた黒色の軽甲を拳で叩いて感触を確かめると、四狼は近づいてきて「ついでだ」ともう一つ何かを手渡してきた。
それは綺麗な銀色と黒色が目立った異質な筒だった。
四狼は片手で持つんだと正しい握り方を教えてくれた。
右手で握ってみる。
それなりの重量を感じ、何故か肌が粟立つような威圧感をそれから感じた。
「これはリボルバーと言う遠距離用の武器だ。正式名称はコルトパイソン。銃身長は四インチで装弾数は六発。357マグナム弾を使用しているから〈変異体〉程度ならば心臓に二発も打ち込めば楽に倒せる」
そう説明すると四狼は、オリビアにリボルバーを持ちながら立ってくれと促した。
オリビアは言われるまま立ち上がる。
「そうだな、目標はあの大木だな」
くるりと周囲を見渡した四狼は、手頃な大木を見つけると人差し指を向けた。
次に四狼は、オリビアを目標の大木にきちんと正面になるように立たせた。
そして背後に回り込みオリビアに正確な射撃の構えを取らせる。
オリビアはリボルバーを両手で握らされ、両足は等間隔に開かされた。
「そうだ。撃つときは必ず両手でしっかりと握って構えるんだ。そうしないと反動を抑えられないからな」
色々と説明を聞いていたオリビアだったが、まったく四狼の言っていることが理解できなかった。こんなちっぽけな金属の塊で何を撃つというのだろう。
四狼はオリビアの心境など構わず肘の位置や目線の高さを調整していく。
そうした努力の甲斐もあってようやくオリビアの構えが様になった頃、四狼はオリビアの人差し指をトリガーにかけさせた。
「いいぞ、オリビア。トリガーを引け」
「あ、ああ」
オリビアは両手を突き出し、照準を大木に合わせてトリガーを引いた。
次の瞬間、けたたましい銃声が鳴り響き、銃口から弾丸が発射された。
音速の速さで飛んだ弾丸は大木の幹に深々と命中し、木の上からは一斉に木の葉が舞い散ちてくる。
反響音が木霊する中、オリビアは瞬き一つせずに呆然としていた。
(何だ……これは?)
かちかちと歯を噛み鳴らし、オリビアは両腕を小刻みに震わせていた。
鼻腔の奥に焦げ臭い匂いが漂い、傷を負っている場所に強烈な痛みが走った。
が、そんな痛みを忘れてしまうくらいの衝撃にオリビアは見舞われていた。
「おお、初めて撃ったにしては上出来だ。ちゃんと命中してる」
眉の上に手屋根を作った四狼は、小さい穴が開いている大木を見ながら頷いていた。
オリビアは正面を見据えながら、おそるおそる四狼に尋ねた。
「お前は……魔術師なのか?」
「違う」と一言だけ否定すると、四狼はオリビアの手からリボルバーを離させた。
その後、すぐにシリンダーを横に出して弾丸を込めた四狼は、「今の感じを忘れるな」と言ってリボルバーをオリビアの後ろ腰に差し込んだ。
四狼曰く、これは最終手段として携帯していろとのことだった。
オリビアは手に残る感触と携帯されたリボルバーの存在に戸惑っていると、四狼は漆黒の闇が支配している森の奥に視線を向けて「来たか」と呟いた。
四狼の言葉に反応し、オリビアも森の奥へと視線を向ける。
音が近づいてくる。
狼などの獣の足音や唸り声かとも思ったがそうではない。
「喜べ、オリビア。目的地の場所は一足先に相棒が見つけてくれたらしい」
四狼が髪を掻き上げながらニヤリと笑うと、オリビアは木の枝を踏み潰しながら現れた四狼の相棒を見上げた。
焚き火の赤い炎に彩られ、そこには金剛丸という名前の巨人が無言で佇んでいた。
0
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる