異世界物語 ~転生チート王子と愉快なスローライフ?~

星鹿カナン

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2.計画実行と兄妹登場

2-001

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  計画は始動した。

  サーシャさんとリーナさんが目で会話をしている。今の合図は、・・・・・・・・・

〝今日はもう遅いからな。一先ず、夜食で食事の矯正から始めようと思う。頼んだぞ。〟

〝了解しました、サーシャ様。〟

  ・・・・・・・・・多分そう言っているんだと思う。分からないけどね。

  それはまぁ、さておいて、今日はもう夜の2刻間近なんだとか。
  取り敢えず、夜食食事と睡眠の2項目の矯正を行うのがいいよね。
  夜食の矯正に関しては、僕は参加出来ないからなぁ。これは、今の時点では3人に任せるしかないんだよねぇ。
  お父さんの食生活は頼みましたからね。サーシャさん、リーナさん、ジークさん・・・・・・・・・。

_____________________


  今の時間からだと・・・・・・・・・、夜食で “食事の矯正” を始めるのがいいかな。
  よし、リーナさんに頼むとしようか。

〝 今日はもう遅い、食事の矯正から始めようと思う。頼めるか?〟

〝 お任せ下さい、サーシャ様。では早速ですが、準備に取り掛かりますので・・・・・・・・・それでは、失礼します。〟

  リーナさんが、準備に取り掛かったようだ。リーナさん自身が準備をしているあたりに本気度を窺える、といったところか。



「今日の夜食は、俺の嫌いな食材を使った料理がかなり多いな。嫌がらせか?」

「いえ、フィルシールド殿下の成長力が凄まじいとの事でしたので、来週から食事の時間を合わせることとなりました。まさか陛下ともあろうお方が、殿下の前で “お残し” などはなさりませんよね?」

「それなら、別に来週からでもぉォッ!!??うぐッ。わ、分かった、分かった。食べる、食べるからよぉ・・・・・・・・・睨まないでください。」

  今日もソルトの完敗だな。
  いや、リーナさん相手に勝ち目など、初めから存在すらしていないのだから、当然の結果と言ったところか。

  しかし、凄まじい殺気だな。それをソルト1人に向けて放つ技術も恐ろしい。
  それにしても、僕に向けられた殺気ものじゃないことに、一瞬だが、安心してしまった、か。
  そう言えば、最後に剣を握ったのは何年前だったっけ。
  ハハハ、鍛え直すか。


  そういえば、フィル君は、スキル《剣術》を持っていたな。興味を持つだろうか。
  いや、ステータスの説明をした時に、強い反応を示していた気がするな。
  ならば、声がけだけでもしておくか。

_____________________


  誰かこっちに来てるなぁ。
  こんな夜遅くにどうしたんだろう?

「夜遅くにすまないね。」

  ノックと共に入って来たのは、サーシャさんだった。何かトラブルでもあったのだろうか。少し心配になる。

「ハハ、そんな不安そうな顔をしないでくれ。僕は明日から、もう一度鍛練をし直そうと思ってね。フィル君、よかったら見に来ないかい?見たかったら、リーナかジークにでも話を通しておくよ?」

  鍛練かぁ。
  サーシャさんならは・・・・・・・・・ “剣” とかかな?でも、銀髪だし魔法でも似合いそうなんだ  け  ど・・・・・・・・・ハッ!魔法剣士だぁー!ゲームのキャラにいたんだよ!サーシャさんによく似た顔立ちの魔法剣士の青年!
  うわぁー、一度そう思ったら、そうとしか思えなくなってきた。
  気を付けてないと、間違えて呼んでしまいそうだよぉ。

「この反応は、 “見に来る” でいいのかな?」

  勿論です!
  首が据わってないから頷けないのが辛い。
  でもって、今喋ったら、絶対ボロが出る。
  お願いします!この目で察してください。

「そんなに期待した目をしても、大した事はしないよ?普通の鍛練の他に、少しだけ僕が独自でやってるものが有る程度だよ?」

  それでも構いません!

「ハハハ、面白いなぁ。それじゃ、リーナに伝えておくよ。楽しみにしておいてくれ。(が、正しいのだろうか?)」

  最後の方が小声で聞き取れなかったけど、まぁ、いっか。明日が楽しみだなぁ。
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