20 / 83
第一章【レイシア編】
帰路(性描写微有り)
しおりを挟む『チュン……チュン……』
夜明けと共に鳥がさえずる。
朝の美しい日差しがリビングデッドの居なくなった墓地を優しく照らす。
暖かい太陽に照らされ、シンの意識がぼんやりと目覚める。
(気持ちいい……こんなに気持ちいい朝が今まであっただろうか……)
全身を心地良い感触が包み込む。
体中から溢れる快感に心から満たされている。
「……ん? 朝?」
シンがおかしな状況に気付き目を開ける。
すると目の前には大きなおっぱいが現れた。
「うわわ!? おっぱい!? ーーはっ! そういえばリビングデッドは!?」
シンはクエストの途中だった事を思い出し、勢い良く体を起こす。
「ーーふあ……あ、おはようダーリン♥️」
シンの体の上に乗り掛かっていたリザも目を覚ましシンに挨拶する。
『ニュルン』
「ううっ!? り、リザ!? ひょっとして入れたまま寝てたのか?」
未だに股間を包んでいる感触に驚き、シンがリザにたずねる。
「だってリザ頑張ったのにー、ダーリンからご褒美貰う前に途中で気を失っちゃったんだもーん」
どうやら自分が気を失っていた事に気付き、シンは辺りを見渡す。
すると周りには50体の淫魔が、裸でシンに寄り添いながら眠っていた。
その光景はまるで自分がハーレムの王になったような感覚を起こさせる。
「ところでリビングデッドはどうなったんだ?」
「ちゃんと皆で全部倒したよー!」
クエストの方はきちんと達成したようでシンが一安心する。
「そっか。リザありがとうな」
「どういたしましてー。それじゃあご褒美に朝のセックスしてー?」
リザがにゅるにゅるとマ◯コを動かして、入ったままのシンのチ◯ポを刺激する。
「ううっ! そ、その前に皆が起きる前に元の所へ戻してやってくれ!
また皆が起きて襲ってきたらマズイ事になる!」
「はーい」
50体の淫魔に襲われたらまた正気を失ってしまう。
そうなる前に皆を戻すよう命令すると、リザは素直に従い淫魔達を消し去った。
「うふふ。久々にリザがダーリンを一人占めー!」
二人きりになった状況を喜び、リザが腰を動かし始めた。
「あっああっ! で、でも家にソフィーさんを置いてきているし、ギルドにクエスト完了の報告をしなきゃいけないからちょっとだけだぞ!?」
「はーい。ダーリンが我慢出来たらねー♥️」
リザが我慢させる気など全くない顔で、シンの腰でクネクネと踊る。
結局シンはリザのマ◯コに5回射精するまで、自ら行為を続けてしまったーー
ーーリザとの早朝野外セックスを終えたシンは、急いで家へと戻っていた。
目覚めたソフィーヤがパニックを起こしているかもしれない。
それにリザの事を周りに話されでもしたら、どんな悪評が広まるか分からない。
「ソフィーさんへの口止めとかやらなきゃいけない事は色々あるけど、ひとまずクエストは無事終えられたから良かったな」
リザのお陰で千はいたであろうリビングデッドを、難なく殲滅する事が出来た。
しかもシンはその間淫魔達とセックスしていただけだった。
今回のクエストは相手が淫魔にとって相性の良い魔物だったというのもあるだろうが、自分はセックスしながら魔族にクエストを遂行させられるという夢のような能力に、シンは降魔術師になった事を心の底から感謝した。
そして今回の一番の収穫は、1000個の魔石というとてつもない量の報酬を得られた事だ。
勿論シンの鞄に納まるような量ではなかったが、リザの暗黒魔法で亜空間に全て収納する事が出来た。
これを売れば当分金には困らない。
金は稼げ、淫魔と無限の快楽を楽しめ、レベルもどんどん上がる。
つい数日前まで、貧乏で童貞の弱小冒険者だったのが嘘のようだ。
シンは不安もすぐに忘れ、幸せを噛み締めながら揚々と帰路に着いたーー
シンが家に着くと、家の中は何やら良い匂いが漂っていた。
「あっ! お帰りなさい!」
見るとそこにはエプロンを付けたソフィーヤが、美味しそうな朝食を作ってシンの帰りを待っていた。
「ええと……これは一体……?」
シンは状況が理解出来ずに硬直する。
「朝目が覚めたらシン様が居なかったので、クエストに行かれた事と思い、朝食を作ってお待ちしておりました!
あ、その……ご迷惑だったでしょうか……?」
ソフィーヤが不安そうな顔でシンにたずねる。
「い、いや全然迷惑じゃないですよ! ただ驚いたというか……」
(昨日の件で嫌われる覚悟もしていたのに、まさか朝食を作ってくれていたなんて……
し、しかも何故か呼び方も様付けになってるし……)
未だ戸惑ったままのシンに対し、ソフィーヤは『パアッ』と顔を明るくする。
「それじゃあ冷めちゃう前に、どうぞ召し上がってください!」
「い、いただきます……」
ソフィーヤに薦められるがままシンは料理に手を伸ばす。
『パクッ』
「うまい……!」
強欲の副作用で死ぬほどお腹が空いていたのもあるが、それでもソフィーヤの作った料理は手放しで称賛を口にする程に美味しかった。
「うふ。沢山作りましたから好きなだけ食べてくださいね」
シンがガツガツと勢い良く料理を掻き込む様子に、ソフィーヤは嬉しそうな表情を浮かべる。
「えっと……リザ様はお食事の方はお食べになられますか?」
「リザのご飯はダーリンの精液だけだよー!」
「ブッ!」
リザの答えにソフィーヤは頬を赤らめ、シンは口の中の物を吹き出した。
「あ、ソフィーさん……! その、リザの事は~……」
「うふふ。分かってますよシン様。リザ様の事を他の方には他言致しません」
慌ててリザの事を口止めしようとするシンに対し、ソフィーヤは自ら口外しない事を約束した。
その言葉を受けてシンは「ほっ」と胸を撫で下ろした。
だが安心したのも束の間ーー
「ーーその代わり、と言っては何ですが、私からもお二人にお願いがあります」
「お、お願い……ですか?」
「お願いー?」
今度はソフィーヤからの申し出に、シンの体に緊張が走った。
「私をーーここで働かせてください!」
「え、えええ~~~っ!?」
予想だにしないソフィーヤのお願いに、シンは驚きの声を上げたーー
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる