【R18】弱小剣士が降魔術師になって人生やり直し~淫魔に毎日搾られて最強に~

広東封建

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第二章【魔界編】

捜索

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『おいリザ! 返事をしてくれ!』

 シンが街を走り回りながら、念話でリザを呼ぶ。だがリザからは何の返答も返ってこなかった。

「クソ……一体何処に言ったんだよ、リザ……」

 シンは『ハァハァ』と息を荒げながら、路頭に迷う。
 シンが召喚した魔族ならば、強制的に命令する事が出来る。だが今のリザにそれをするのは躊躇われた。
 シンの脳裏にはビルナの言葉がよぎる―――

『女を自分だけのモノにしようと思ったら、ちゃんと釣った魚には餌をやらなきゃダメよ?』

 ビルナの言うとおり、リザはシンに長い時間放ったらかしにされた事に怒って出ていったのは間違いない。
 つい先程、エマが他の男に目移りしてしまった事に激しく後悔したというのに、またもや同じ過ちを犯してしまった事にシンは深く落ち込んだ。

 メレーヌが可愛くて、幼い少女を滅茶苦茶に犯すのが気持ち良すぎて、シンはついついリザの存在を忘れて夢中になってしまった。
 その間他の3人もシンとセックス出来なかったのは同じだが、そっちは皆で仲良く楽しんでいた。
 ところがリザだけは、誰とも交われずに独りでその身を慰める事しか出来なかった。
 人間の欲望とは比べ物にならない程、精液やセックスへの強烈な渇望を抱えているリザが、健気にもシンの言い付けを守って大人しくしていたというのに。

 そんなリザに対して、シンは何もしてやらなかった。
 メレーヌの幼い身体を貪るのに夢中になっていた。
 それがリザにとってどれ程辛く、悲しく、寂しかったか―――

『リザッごめん! 俺が悪かったよ! 俺が誰よりも愛しているのはリザなんだ! だから姿を見せてくれ!』

 シンが必死に謝罪を述べる。だがシンの頭の中には何も聞こえては来なかった。

 淫魔は精液無しでは生きていけない。
 リザのような淫魔にとって男とセックスするのは当たり前の事であり、セックスをおあずけされるのは耐え難い事に違いない。
 ひょっとしたら、我慢できずに他の男に跨がって精液を搾り取っているのではと、シンの脳裏に嫌な想像が浮かぶ。

 リザの我慢が限界を越える前に何としても見付け出そうと、シンは汗を振り撒きながら街中を駆け巡った―――



 ―――シンが街を走り回っている間、とある路地裏では柄の悪い集団がたむろしていた。

「あーあ、つまんねーな。どっかに俺好みの男が転がってねーかなー」

 一人の女が床に座りながら、退屈そうに呟く。
 女は布を胸と腰に巻いただけの露出度の高い格好で、だらしなく股を開いている。
 深い谷間と桃尻が下着と共に露になっているが、金と緑に染められた派手な髪の毛と様々な箇所に付けられたピアスが威圧感を放っており、容易に声を掛けるような男はまずいないだろう。

「リーダーマジそれー。あーし最近ガチで溜まってんだけどー」

 隣であぐらをかいた女が下品な言葉で同意する。
 服は胸元から腹部まで大きく開いており、小麦色に日焼けした健康的な肌が下着も纏わずに露出している。

「あ~……誰かそこら辺の雄掻っ払って来て~……」

 床に寝そべる女が自分の胸を揉みしだきながら呟く。
 酒に酔っているのか薬でもヤッているのか、美しい顔はれ、服は殆どはだけてしまっている。

「あんたのせいでこんな事になってんでしょ、ラーラ。
 リーダーが折角拐ってきたデカチンを、あんたが腹上死させたお陰でね。今じゃその噂が広まって、そこら辺の男は皆あたし等見ただけで逃げ出す有り様だよ」

 乱雑に置かれた木箱の上に座った女が溜め息をつきながら語る。
 前髪が顔の左半分を隠し、服は上着の片側が大きく破けている。その下には黒い肌着が露になっているが、胸の主張は少ないようだ。

「男という生き物は実に情けない。股間をおっ勃てる事しか脳の無いゴミの癖に。我々の玩具として役目を果たす事すら出来ぬ役立たず共が……」

 壁にもたれ掛かった女が舌打ちをする。
 顔は髪で隠れ、長いコートを羽織っており、女達の中で最も露出の少ない格好をしている。

「おいアンナ、そこら辺の男捕まえてきな」

「えー! あーしがぁ!?」

 リーダーの女に命令され、黒ギャルの女が面倒臭そうに文句を垂れる。

「リーダーの言う通り、男を捕まえるのはアンナのスキルが一番向いてるしな」

 木箱に座る女もリーダーの女に乗じる。

「ちょっと~、この前みたいな醜男に使うのもう嫌なんだけど~……」

 黒ギャルの女が不満を述べていると―――


「おいリザー! 何処だよリザー!」

 その時、表通りの方でリザを探しているシンの姿が女達の目に入った。

「あっ! それならあの子にしよーっと!」

 先程まで嫌がっていた黒ギャルの女が、シンを見た途端目を大きく輝かせた。

「おいおい、あんなガキ捕まえてどうすんだよ。見るからに粗チンそうじゃねーか」

 どうやらリーダーの女はシンがお気に召さないらしい。

「あーしはチンコの大きさより見た目重視なのー。ていうかあーしが捕まえるんだから文句無しでー」

「あたしはチンコ付いてりゃ別に誰でもいいわ」

「たまにはあのような少年を教育するのも悪くない。自分達が如何に劣った生き物であるかを、その身体に教え込むのもまた一興」

「誰でも良いから早く連れてきて……早くぅ……」

 他の女達はシンを選ぶ事に文句は無いようだ。

「ったくしゃあねえな。そいつで良いからさっさと連れてこいよ」

「そんじゃーちょっくら拉致ってくるねー」

 リーダーの女がヒラヒラと手を払うと、黒ギャルはシンの所へ向かってウキウキと走り出した―――


「はぁ……はぁ……リザ何処に行ったんだ……っていうかここは何処だよ……」

 シンは無我夢中でリザを探し回った結果、もはや自分すらも迷子になっていた。
 するとそこへ、何やら裏路地の方から近付いてくる人物の姿があった。

「リ、リザ!?」

 シンはようやくリザを見付けたと思い、暗い路地の人影に声を掛ける。だが―――

「ちょ、リザって誰だし。あーしアンナなんですけどー」

 出てきたのはリザではなく、赤の他人だった。

「あっ、ご、ごめんなさい……」

 リザではなかった事に落胆し、シンが俯きながら謝罪する。

「まぁいいや。ところで何してんのー、少年」

「え、あ、そ、その。人を探してまして……」

 突然話を振られた事にシンは驚きながら答える。そしてその目は焦ったように右往左往している。

(ふ、服が……! 目のやり場に困る……!)

「ふーん……」

 露出度の高い服装にどきまぎしているシンに対し、アンナはニヤついた視線を送る。

「そんな事よりさぁ~……あーし等と良い事しよーよ」

『ムギュッ』

 アンナがシンの腕を取り、自分の胸へと押し付ける。

「はぅっ!?」

 その感触にシンは思わず情けない声を上げる。アンナの素肌と胸の感触が腕に纏わり付き、胸が押し潰された事によって乳首が服からはみ出す。
 更にアンナはその乳首をグリグリと押し付ける。

「い、今はちょっと……! 人を見付けないといけないので……!
 あ、そ、そうだ! 黒いワンピースを着た女の子を見ませんでした!?」

 いつもならば抵抗するまでもなく欲情していた所だが、今はリザが気掛かりだ。
 シンは沸き起こる情欲を振り払い、アンナへリザについてたずねた。

「えー? あー、そういえば見たような見てないようなー」

「ほ、本当ですか!? どこで見掛けましたか!?」

 アンナがデタラメに適当な言葉を吐くと、シンが藁にもすがる思いで食い付く。するとアンナは『フフフ』と不適な笑みを浮かべた。

「うーん、教えてあげてもいいけどさー。その代わりぃ……私に『キス』してよ。今こ・こ・で」

「えええ!?」

 アンナから信じられない条件を突き付けられ、シンは思わずたじろぐ。だがそんなシンに対しアンナはグイグイと迫る。

「ほら、教えて欲しんしょ? 早くしないとどこかに行っちゃうよ? 迷ってる暇なんか無いっしょ?」

 黒ギャルのプルンとしたセクシーな唇が目前に迫る。

(どどどどうしよう……! いきなりキスなんて……! ああっで、でもっ!)

 シンは怒らせてしまったリザへの罪悪感と、リザを見付けるにはキスしなければならないという葛藤の中で揺れ動く。

「もぉ~……遅いっーの!」

『ブチュウゥゥ』

「ンンーッ!?」

 結論を出さないシンに業を煮やしたアンナが、強引にシンの唇を奪う。

「ぷはっ! クスクス……あーあ。キスしちゃったー」

 アンナが艶かしい表情でニヤリと微笑みながら舌を出す。すると舌の上には、小さな魔石が青く輝いていた――――
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