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三章
37-放課後
しおりを挟む理事長室で俺を巡って不穏なやり取りが繰り広げられていることなど知る由もなく、俺はその後も茜と猿のようにヤりまくっていた。
体育の授業はマラソンだったため、途中に抜け出しては校庭の陰で茜を犯しまくった。
『パンッパンッパンッパンッ』
「あぁっ……すんごい……皆授業を頑張ってるのにあたし、全部サボってず、ずっとセックスしてるううぅぅーー!」
茜は生理と嘘を付いて授業をサボり、外で俺の肉棒を咥え込んでいる状況に気が狂う程興奮していた。
奴隷とのセックスは一日3回までと決まっている中で、それを破ってセックスし続けられるというのは、女子生徒にとってはあまりにも贅沢なこと。
それが出来るとなれば夢中になっても仕方がない。
そして俺にとっても、学校で女子とヤりまくれるのを喜ばない訳がない。
「ほら皆が走ってるぞ。そんなに声を出したら皆にバレちまうだろ」
『パシンッ』
「んヒィ!」
言葉で責めながら、茜の尻を叩く。
本来バレたらマズイのは俺の方だが、興奮を抑えられない俺は茜を更に煽り立てる。
勃起薬のお陰でどれだけ射精しても全く萎える気配がない。
しかも痛みを和らげるためにと礼子から貰った薬の効果も絶大で、痛くないどころかチンポがとろけるような快感が止めどなく溢れてくる。
Dランクの奴隷に使うような頭のイカレる代物ではないが、マンコを擦る度にチンポから精液がダラダラとこぼれる。
天国のような快感とはまさにこのことだ。
いわば俺は授業をサボりながら、○学生とキメセクしている状況にある。
こんなの、気持ち良すぎる。
しかも比奈理事長に禁止されているだけで、本来は全て許されてしまう行為。
前世では考えられないような変態行為が、いとも簡単に出来てしまう。
○学生とのセックス。
公然猥褻。
キメセク。
全部合法。
こんなの、夢中になって当然だ。
「ひっひぐっ! ひぐうぅぅううーーっ!」
「ううぅっ……出る! また出るっ!」
『ドピュッ! ドクドクドクッビュルッビュルルッ! ビュグッビュルルッドクッドクッビュルッ』
構わず中出し。
ひたすらイキまくる。
俺達は体育の授業が終わっても、昼飯も程々にひたすらセックスしまくった。
午後は茜が保健室に行くと嘘を付き、俺の机の下でひたすらハメ続ける。
昨日とは打って変わって、俺は実に満足感に満ちた学校生活を満喫した―――
長い授業の時間は矢のように通り過ぎ、放課後が訪れた。
「―――はい、これやっといて」
充足感に顔を綻ばせている俺の前に、隣の席の乙音が俺に何かを差し出す。
差し出す―――とは言っても、ノートやプリントといった紙媒体の物ではなく、ホログラムで表示された画面を俺の方に飛ばしただけだが。
一体何なのかと思って画面を見るとそこには―――
「学級……日誌?」
そこに表示されていた文字に、俺の蕩けた思考が固まる。
実に懐かしくも嫌な記憶が蘇る。
あの日―――俺が死んだ時も、こうやって灰川乙葉に学級日誌を書けと命令されたのが、俺の死への第一歩だった。
それがまた来世で、しかも似たような名前と雰囲気の少女から差し出され、俺は思わず顔を引きつらせた。
「あんたも今日日直なんだから、ちゃんとやんなさいよね」
乙音は俺に顔も合わせることなく、人のトラウマを抉るような仕事を押し付ける。
「え、えっと……は、灰原さんも日直だよね……?」
俺は恐る恐る口を震わせながら質問する。
そもそも日直は二人いるのに、何故こうも俺ばかり学級日誌の担当をやらされなければならないのか。
その理不尽な扱いに前世の嫌な感情も合わさって、俺は思わず反論の意図を込めて乙音へと問う。
「私は前回の日直でそれ書いたから。今回はあんたがやって」
成程。学級日誌は交代制なのか。
それなら俺にやらせようとする意図も理解出来なくもないが、いきなり転校生にやらせるってのはどうにも他人への気遣いに欠けているように思えてくる。
だがその理由には恐らく、俺がパイ乙という禁止ワードを口にしたことへの怒りも多分に含まれていると思われるため、それ以上反論する勇気は無かった。
仕方なく学級日誌とやらに取り掛かろうと画面を触るが、ここで一つの問題が発生した。
「あの~、これってどうやって書けばいいの?」
「はあ? そんなの欄にあるように今日の日付と天気と、今日あったことを適当に書きなさいよ」
実に面倒くさそうな態度で、乙音がぶっきらぼうに説明する。
だがそれでも尚、俺は日誌を書くことが出来ない。何故なら―――
「いや、そうじゃなくて……これ、どうやって文字を入力したらいいの?」
俺はそもそもホログラムの操作方法がまだよく分かっていないのだ。
表示された文面を読み進めたり、表示されたボタンに従ってベージを開くことは出来る。だが、文字の入力まではやったことがない。
画面にはスマホでキーボード画面を表示するためのボタンのような物は見受けられないので、一体どのように文字を打てばいいのか皆目検討もつかない。
「は? あんたホロの使い方も分からないの?」
ホロ―――というのは恐らくホログラムのことを指しているのだろう。
俺はコクリと頷いて乙音の言葉を肯定する。
「ホロも使えないとか……あんた今までどんな生活してきたの? 原始人?」
最新テクノロジーを使えないだけで原始人とまで言われるのは甚だ遺憾であるが、技術があって当たり前の若者にとっては、前時代の知識しかない人間はほぼ原始人と同じなのだろう。
「いや~えっと~……わ、私のうち結構貧乏だから……」
ここで俺が奴隷の男で、このようなハイテク機器は与えられたことがないなどと打ち明ける訳にもいかず、俺はそれらしい言い訳でその場を誤魔化す。
だが俺の言い訳に乙音は余計に顔を曇らせてしまった。
「貧乏って……じゃあなんであんたこの学校に通ってんのよ。
うち私立だし、学費も安くないでしょ」
「え、ええと……そ、それは奨学金……的な?」
乙音の鋭い指摘に、俺は咄嗟の嘘を重ね塗りしてしまう。
本当は金など問題にならない程の大富豪に養われているのだが、礼子が俺の物となったことは既に世に知れ渡っているため、それがバレるのもまずい。
なんとか言い訳が通用するよう、必死の思いで祈っていると―――
「そ、そうなんだ……あ、あんた意外に苦労人なのね……」
どうやら俺の思いは通じたようで、乙音が気まずそうに下を向いている。
乙音にも、人の家庭事情をあけすけにさせて悪く思うだけの良心はあるようで安心した。
とはいっても事実は全くの嘘なので、今度は俺の良心が痛み始め、場にはなんとも気まずい空気だけが漂った。
「し、仕方ないわね。私が教えてあげるから覚えなさい」
すると乙音は若干照れながら、俺に指南を申し出てきた。
なんにせよホログラムの操作方法を教えて貰えるのはありがたい。
隣まで接近した乙音と肩を並べ、俺達はホログラムの画面へと向かった。
「オープン、ボイスインプット。○月○日、晴れ。クローズ、ボイスインプット。
こうやって声で指示すれば発した言葉が入力されるから。
あとは入力された文字を指で触れば漢字の変換を変えられるわ。
同じように『オープンキーボード』って言えば手入力用のキーボードが表示されるから」
乙音の発した言葉の通りに、画面には日付と天気が入力されている。
こうやって見ると、表示がホログラムなだけで、操作はスマホとほぼ変わらないようだ。
「なるほど……結構単純なんだな。
思考認識とかいうのはないの?」
未来の技術といえば思考を読み取って操作するなんてのを想像してしまうが、案外技術の進歩が進んでいないことに、少しがっかりした感情を覚えてしまう。
「そういうのもあるにはあるみたいだけど……あんたBMI扱えんの?」
「BMI……?」
聞いたことのない用語に首を傾げる。
思い当たるものとすれば肥満度を表す数値だが、今の状況では恐らく関係ないだろう。
「ブレインマシンインターフェース。
思考を読み取ってホロを操作する技術だけど、扱うには相当な訓練が必要よ。
あんた途中で余計なことを一切考えずに、文字だけ頭に浮かべ続けること出来んの?」
「よ、余計なことを……一切……」
どうやら技術としては存在するが、扱える人は限られているということらしい。
言われてみれば確かにそうだ。
人の頭の中には常に様々な思考が駆け巡っている。
数学の問題を解きながら、頭の中には昔耳にしたCMソングが流れているなんてこともある。
思考は常に揺れ、彷徨い、一つのことを思考するというのは、余程の集中力がなければ出来ない。
そして思考を止めるというのも、意識的に行うことは至難の業だ。
というよりそんなことが出来るのは、悟りの境地に達した修業者だけだろう。
もし今のまま思考を認識したとしたら―――その画面にはグチャグチャな言葉が入り乱れることになる。
それくらいに人の思考というのは複雑だ。
もし仮に文字を打っている最中に変な感情が割り込んだら、卑猥な言葉が目の前に露呈されてしまう恐れすらある。
「た、多分無理……かな。うん。無理です。ごめんなさい。
そ、それじゃあ音声入力を試してみようかな。うん!」
俺は余計なことを試してスケベな頭の中が顕になる前に乙音へ詫びを入れ、慌てて日誌の作業へと戻った―――
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