百鬼淫行

其の四 恥肉（ちにく）

其の四 恥肉（ちにく）の二十

　……其れから暫（しばら）くして、男は飼育機の中から、息子を取り出した。

　……特注の、特殊強化硝子製の透明な手術台の上に、素っ裸で仰向（あおむ）けに寝かされた美少年は、長い髪の毛も、滑（なめ）らかな白い裸身（からだ）も、艶（つや）やかに濡（ぬ）れていたんだ。
　……そして、そんな全裸で眠り続ける男の子の股間（またぐら）から、幼い陰茎（ペニス）が固く勃起（ぼっき）して天井を指（さ）し、ぴくぴくと可愛（あい）らしく震（ふる）えていた。
　……其の、裸身の幼い美少年の陰茎（ペニス）は、飼育機の中に入れられて恥肉に全身を覆（おお）われ、目覚める事の無い眠りに就（つ）いてからは、常に固く勃起し続けて萎（な）える事は無かったんだ。