百鬼淫行

其の七 褌蟹（またかぶり）

其の七 褌蟹（またかぶり）の五

　……仮性包茎なので、普段は亀頭粘膜が包茎の様に包皮に覆われた、弟の子供の陰茎（ペニス）は兄に嬲（なぶ）られて勃起させられると、包皮が剥けて先端の亀頭粘膜が露出したままに為って仕舞った。

　……全裸の弟の恥部を吸い扱いて幼い性的絶頂（オルガズム）を繰り返させた兄は、次に自分が両足を大きく開いて船底に全裸で仰向（あおむ）けに寝、船の左右の板の上に踵（かかと）を乗せた。
　……すると、全裸の弟が四つん這いで、兄の勃起した男根（ペニス）を幼い唇と舌で愛撫し始めたのだった。

　……やがて、兄は熱い精液を弟の可愛らしい顔に白く、どろどろと噴き付けてやったのだった。


　……処が或る日、何時もの様に兄弟が秘密の洞窟に入り、船の上で全裸で愛し合っていると、突然洞窟の闇の中から現れた小船に乗った海士の少年達に捕らえられたのだった。
　……兄弟は、下帯（ふんどし）を脱ぎ捨てて全裸になった少年達の男根を吸わされ、全員に交代で肛門を犯されたのだ。

　……更に、兄弟は全裸の四つん這いで、肛門に縄張形（なまこ）を挿入された。そして、犬の様に兄弟の肛門を犯した少年達の男根を舐めて、舌で男根の精液を舐め拭（ぬぐ）わせられたのだった。
　……少年達は、全裸で四つん這いにさせた兄弟の肛門に指を挿入して、其の指を淫らに動かして兄弟の肛門を緩（ゆる）ませると、太い縄張形の冷たい先端を押し付けた。
　……そして、其の縄張形（なまこ）を左右にぐりぐりと回転させながら、兄弟の肛門の中深くへと挿入して仕舞ったのだった。
　……敏感な肛門の中へ、太い異物を深々と挿入されて、全裸で四つん這いの兄弟は幼い声で喘（あえ）ぎ、股間の白い陰茎（ペニス）を固く勃起させて、褐色の裸の背中を反り返らせた。

　……処で、縄張形（なまこ）と云うのは、地元の海士達の使う淫具で、少女のお下（さ）げ髪の様に数本の縄を編んで作る、凸凹（でこぼこ）した太くて短い縄の塊（かたまり）の事だった。
　……普通は、女性の女陰に使う淫具だが、肛門に使う海士達もいた。