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其の七 褌蟹(またかぶり)
其の七 褌蟹(またかぶり)の二十四
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……そして、そんな地下の童刻室では松明や蝋燭では無く、天井や壁や床を一面に覆った奇妙な黴(カビ)が緑色に淡く発光していて、全裸の蟲母達と涅槃師達全員の全身の刺青が、其の中で淡い薔薇色に光っていたのだった。
……処で、そんな子辛虫(ししんちゅう)は、普通は一人の涅槃師が一匹の蟲に憑依して一対一で操(あやつ)ったので、蟲母(まむ)の全身に刺青を彫る時には数人の涅槃師達の操(あやつ)る数匹の子辛虫達で、子供の裸身に刺青を彫って行ったのだ。
……然(しか)し、涅槃師達の中には一人で同時に数匹の蟲を操(あやつ)れる者がいて、其の涅槃師は蟲人(むしんと)と呼ばれて涅槃師達に尊敬されていた。
……今夜も、村長の屋敷の地下通路の途中では、全裸で眠り続ける蟲母達(まむ)の少年少女達の一人が裸身に刺青を彫られる為に、涅槃師達に抱き抱えられて地下座敷牢の中から運び出されて行った。
……そして、其の蟲母の少年は童刻室の硝子(ガラス)の手術台の上に仰向(あおむ)けに寝かされると、両腕は万歳(バンザイ)で両手首を手術台の手枷(わっか)に固定され、両足も開かされて足首を手術台の足枷に固定されて、四肢をXの字に磔(はりつけ)られた。
……そして、幼い性器から始まって腹部から胸へ、そして両腕から両足へと、滑らかな小麦色の子供の裸身は、蟻の様な子辛虫達(ししんちゅう)に刺青を彫られて行った。
……特に少年達は、幼い陰嚢(ふぐり)の丸い表面の一面に丹念に刺青され、更に常に勃起させ続けている陰茎(ペニス)にも蟲達に刺青を彫られて、幼い裸身を弓形(ゆみなり)に退(の)け反(ぞ)らせて可愛(かわい)らしく快感に喘(あえ)ぎ、幼い性的絶頂(オルガズム)を繰り返し続けていたのだった。
……実は、子辛虫(むし)の針が微細なので痛みは無く、むしろ皮膚の下に植え付けられた寄生虫達が蠢(うごめ)く刺激が常に、微(かす)かな痒(かゆ)みを生じさせていたのだった。
……また、透明な硝子の手術台の真下には、大きな鏡が上向きに取り付けられていたので、両足を大きく開かされて、数匹の蟲達に幼い陰嚢に刺青を彫られて、快感に身悶えている蟲母の少年の、日焼けした背中が其の鏡に映っていたのだった。
……処で、そんな子辛虫(ししんちゅう)は、普通は一人の涅槃師が一匹の蟲に憑依して一対一で操(あやつ)ったので、蟲母(まむ)の全身に刺青を彫る時には数人の涅槃師達の操(あやつ)る数匹の子辛虫達で、子供の裸身に刺青を彫って行ったのだ。
……然(しか)し、涅槃師達の中には一人で同時に数匹の蟲を操(あやつ)れる者がいて、其の涅槃師は蟲人(むしんと)と呼ばれて涅槃師達に尊敬されていた。
……今夜も、村長の屋敷の地下通路の途中では、全裸で眠り続ける蟲母達(まむ)の少年少女達の一人が裸身に刺青を彫られる為に、涅槃師達に抱き抱えられて地下座敷牢の中から運び出されて行った。
……そして、其の蟲母の少年は童刻室の硝子(ガラス)の手術台の上に仰向(あおむ)けに寝かされると、両腕は万歳(バンザイ)で両手首を手術台の手枷(わっか)に固定され、両足も開かされて足首を手術台の足枷に固定されて、四肢をXの字に磔(はりつけ)られた。
……そして、幼い性器から始まって腹部から胸へ、そして両腕から両足へと、滑らかな小麦色の子供の裸身は、蟻の様な子辛虫達(ししんちゅう)に刺青を彫られて行った。
……特に少年達は、幼い陰嚢(ふぐり)の丸い表面の一面に丹念に刺青され、更に常に勃起させ続けている陰茎(ペニス)にも蟲達に刺青を彫られて、幼い裸身を弓形(ゆみなり)に退(の)け反(ぞ)らせて可愛(かわい)らしく快感に喘(あえ)ぎ、幼い性的絶頂(オルガズム)を繰り返し続けていたのだった。
……実は、子辛虫(むし)の針が微細なので痛みは無く、むしろ皮膚の下に植え付けられた寄生虫達が蠢(うごめ)く刺激が常に、微(かす)かな痒(かゆ)みを生じさせていたのだった。
……また、透明な硝子の手術台の真下には、大きな鏡が上向きに取り付けられていたので、両足を大きく開かされて、数匹の蟲達に幼い陰嚢に刺青を彫られて、快感に身悶えている蟲母の少年の、日焼けした背中が其の鏡に映っていたのだった。
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