百鬼淫行

淀川 乱歩

文字の大きさ
146 / 188
其の八 百壱鬼夜行 

其の八 百壱鬼夜行の九 摩羅蛇

しおりを挟む
 ……昔、遊廓で行方不明に為る、神隠しの禿(かむろ)や稚児達がいた。
 ……子供達は、禿の少女達も稚児の少年達も、身に着けていた着物や寝巻きだけを残して、煙の様に、突然姿を消して仕舞ったのだ。

 ……実は、其の神隠しは、付く喪神の摩羅蛇達の仕業だった。
 ……摩羅蛇は、遊廓で長年愛用された張形(はりがた)が、付く喪神化した妖怪だったのだ。
 ……遊廓では古く為って、使われ無く為った張形を山中に捨てていた。
 ……山中の其の場所には、そんな張形が小さな山を作り、張形塚と呼ばれていた。
 ……そんな、張形塚から、捨てられた張形が一本残らず、姿を消す事が有ったのだ。

 ……月の無い、真っ暗な深夜に、突然、最初の張形の後部に次の張形の先端が融合し、更に其の張形の後部に次の張形の先端が融合した。
 ……其れを繰り返して、古い張形達が長い一本の、蛇の様な姿の妖怪に為った。

 ……遊廓で、神隠しで消えた子供達は、或る日、夢の中に奇妙な蛇の様な妖怪が現れた。
 ……そして、夢の中で、身動き出来無い子供達の寝巻きの中に、其れが潜り込んで来たのだった。 ……冷たい其れは、少年の幼い陰茎(ペニス)の先端を、また少女の女陰(われめ)の中の陰核(クリトリス)を、蛇の様に冷たい舌先でぴろぴろと愛撫して嬲(なぶ)り始めたのだった。
 ……やがて、其の子が妖蛇の舌で幼い性的絶頂(オルガズム)を迎えた瞬間、子供は着ていた寝巻きだけを残して、遊廓から消えたのだった。

 ……そして、そんな遊廓から消えた女の子も男の子も全裸で、妖怪達だけが住む世界の山の中で、無数の摩羅蛇達に裸身に巻き付かれて、幼い肛門や女陰を、繰り返し犯され続けていたのだ。
 ……最初は子供用の細い摩羅蛇達が、やがて次第に太い摩羅蛇達が、舌先で子供達の裸身や性器を嬲(なぶ)り続けながら、子供の穴を開発して行った。
 ……子供達は金縛りで身動きも出来ずに、妖怪達に犯され続けて、やがて性的絶頂(オルガズム)を繰り返すのだった。
 ……永遠に、全裸の幼い姿のままで。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...