百鬼淫行

淀川 乱歩

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其の十三 稚児性調教(幽玄陰陽四十八手・

其の十三 稚児性調教(幽玄陰陽四十八手・ghost(ゴースト))

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 ……其れ等の蛙達は、催淫蝦蟇(バイアトード)や媚薬蟇蛙(アグラトード)と魔物達の呼ぶ催淫生物達で、常夜で常夏の遊郭都市の、川で水浴びをしに山野(さんや)から集まって来る、人間族の全裸の少年少女達の裸身の汗を舐め続けていたのです。
 ……そして、実は、蛙達は同時に、子供達の乳首や亀頭(グランズ)や陰核亀頭(クリトリス)の粘膜も長い舌先で舐めて、強い催淫効果と勃起(ぼっき)促進成分の含まれた、唾液を子供達の幼い生殖器(セックス)の粘膜へ塗り付けていたのでした。

 ……蒸し暑い月夜に、草の中に全裸で仰向(あおむ)けに寝た少年少女達の裸身を、玉の汗が覆って草の葉や地面へ滴(したた)り落ち続け、裸身の小さな蛙達や、其の舌は冷たくて心地良く、子供達は何時までも小さな蛙達に全裸の裸身を舐めさせ続けていたのです。
 ……そして、やがて、そんな小さな蛙達の、鋭敏な粘膜への舌の愛撫(あいぶ)に、全裸の両足をMの字に開き、可愛(あい)らしく喘(あえ)ぎ続けていた全裸の少年少女達は、全身をひくひくビクンと痙攣させて性的絶頂(オーガズム)させられたのでした。

 ……すると、小さな常に冷たい淫蛙達は、先を争って子供の肛門(アヌス)や女陰(ヴァギナ)の中へ潜り込み、子供の熱く柔らかな直腸や膣の粘膜の上で、冷たい小さな蛙達の雄と雌が交尾し始めたのです。
 ……そして、やがて交尾を終えた雌蛙達は、子供達の尿道口(にょうどうこう)から次々と、一列で尿道(たいない)へ潜り込み、子供の膀胱(ぼうこう)へ透明な紐状の、無数の小さな卵を、産卵し続けたのでした。

 ……やがて、子供達の膀胱内で孵化した、無数のお玉杓子達の、膀胱へのウネウネした刺激、つまり尿意に人間族の少年少女達は音無川の浅瀬に入り、全裸の四つん這いや、全裸の蹲踞(そんきょ)で水面に屈(しゃが)み込んだのです。
 ……すると、そんな全裸の少年達の固く勃起(ぼっき)した陰茎(おちんちん)の先端や、全裸の少女達の白い股間の尿道口から水面へ、ポタボトと小さな黒いお玉杓子達が、次々と産み落とされ続けたのでした。


 ……また、そんな常に全裸の野良稚児の、人間族の少年少女達の中には、常に両乳首と、少年達は幼い陰茎(おちんちん)を、また少女達も陰核亀頭(クリトリス)を固く勃起(ぼっき)させ続けていたのです。
 ……それは、水浴び中に液体妖怪に、肛門(アヌス)や女陰(ヴァギナ)から体内へ侵入され、其のまま、陰茎(おちんちん)や陰核亀頭(クリトリス)の中の、海綿体(スポンジ)の組織内へ寄生されて仕舞っていたからなのでした。

 ……液体妖怪の淫吸孤(いんすいこ)や粘魔族(スライム)は、人間族の少年少女達の生殖器(セックス)の海綿体組織(スポンジ)の中に寄生して、風船の中へ水を入れて膨(ふく)らませる様にして、常に固く勃起(ぼっき)させ続けていたのです。
 ……しかも、子供の性器の神経を、常に弱く刺激し続けて、其のむずむずする感触で、常に弱い性的発情状態にさせて、人間族の常に全裸の、小麦色の肌に黒髪の野良稚児達や、白い肌に金髪碧眼の浮浪児達(ホームレス)に、昼夜、自慰(オナニー)を繰り返させ続けていたのでした。


 ……ところで、そんな淫魔族の遊郭都市は、地獄の閻魔庁に深い縁故(コネ)が有って、閻魔大王が人間族の亡者の善悪を調査する浄玻璃鏡(じょうはりきょう)で必ず、其の亡者の子供姿を確認していたのです。
 ……そして、そんな幼児から未成年の、容姿が美少年や美少女だった場合には、全員、魂魄(こんぱく)を複製(クローン)し、其の情報を妖魔大陸の、神聖ヴラド公国の心霊量子計算機(ゼーレ・カスパール)と、カミラ公国の淫魔族の国の心霊量子計算機(ゼーレ・バルタザール)、そして秋津茜国の心霊量子計算機(ゼーレ・メルキオール)へ、精神感応波(テレパシー)で送信していたのでした。

 ……そして、妖魔大陸では、其の魂魄(こんぱく)の情報を物質化した、複製魂魄(こんぱく)を人工霊核(コア)として肉体を錬成して、常に全裸の山野(さんや)の野良稚児や、都市の全裸の浮浪児(ホームレス)の、人間族の少年少女達を量産し続けていたのです。
 ……また、そんな人工霊核を使った複製人間族の少年少女達は、地獄の童娼窟(ちごや)の性愛童(ドール)として獄卒(ごくそつ)の牛頭(ごず)や馬頭達(めず)に全裸で抱かれたり、牛頭や馬頭達の家庭で愛玩童(ペット)として、常に全裸に鈴の付いた首輪で飼われていたのでした。


 ……また、そんな妖魔大陸の各地で、淫魔族の経営する遊郭都市の最大の街が、秋津茜国に有る童娼窟街で有名な吉原で、其の吉原を取り囲む様に流れる音無川には二ヶ所、広い中洲が有り、人間族の子供の稚児瘡(おちごそう)と魔物達が呼ぶ奇病に、感染した子供達が隔離されていたのです。
 ……娼童瘡(ちごそう)や稚児瘡(おちごそう)とは、人面瘡(じんめんそう)の性病で、人間族の常に全裸の少年少女達の全身に、人間族の幼児や子供の実物大の乳首や、男性器(おちんちん)や女陰(われめ)が幾つも生じる妖性病(やまい)なのでした。

 ……しかも、其れ等の稚児瘡(おちごそう)は、全て子供と感覚を同期(リンク)しており、例えば其の子供の乳首が勃起(ぼっき)すると、全裸の子供の全身を覆った稚児瘡の乳首も一斉に、可愛(あい)らしく勃起したのです。
 ……また、そんな稚児瘡は、全裸の少年少女達の肛門(アヌス)や女陰(ヴァギナ)を唇(おくち)の様に変化させたり、幼い直腸や膣の粘膜に、無数の微細な唇(おくち)や舌(した)を生じさせたので、一部の魔族や妖怪達には熱狂的な愛好家がいたのでした。


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